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2014年8月29日金曜日

伊勢湾夜釣り11(ガックシ)

(木曜日の釣り)

ここ数日はすっかり気温が下がり過ごしやすくなってきた。

この日は曇り空ではあっても湿度のほうはそれほど高く感じないようなさらっとした空気だ。

週末は釣り人が多くなると思うのでその前に行くことにした。仕事で少しばかり出遅れたものの、途中、釣具屋でエサを買って海へと向かった。

竿5本分によるブッコミ釣り。1000円分のアオイソメ(太)が無くなるまでやる。

20:30に1本目の仕掛けを投入し、順次竿を組み立てていく。

今回はセイゴ、マダカ狙い。はりきって始めたもののアタリを知らせてくれる鈴はまったく鳴らない。

ま、そのうちに回遊してきて釣れるだろう、、

しかし、期待に反していつまで経っても鈴は沈黙を守ったまま。

去年の実績からすれば粘っていればそのうちに30センチクラスのセイゴや、時には40オーバーが釣れてもいいはずなんだが?

アタリがないのでエサは減らない。エサが大余りなので贅沢にもアオイソメの房掛けにして投入する。アピール度アップで打開策となるか?

しかし、釣れない時は何をやっても釣れないし、釣れる時は何をやっても釣れる、、そんなことを再確認しただけだった。

ついに日付が変わり、粘り続けるも状況は変わらず、1:00になってギブアップした。

どうやらセイゴは回遊して来なかったようだ。またエサを余らしてしまった。

夏の暑さもなく、後半は半袖1枚では肌寒くいくらいで夏の終わりを感じた。凪の海で快適に釣りができたが、肝心な釣果がダメだった。

結局、4時間半やって釣ったうちに入れてはいけないような15センチと10センチの小セイゴだけ(泣)

ショボーンとして家路につくのだった。

2014年8月24日日曜日

天然スッポン料理(生血と丸鍋)

今回で天然スッポンを料理するのは二回目となる。

 一キロの天然スッポン

養殖物ならともかく、天然スッポンの生血には寄生虫が居ることがあり危険だということで、前回は控えることにしたが、今回は飲んでみることにした。刺身は前回に続いて控えることに。

では、養殖スッポンの生血なら絶対に安全か?といえば疑問で、養殖と言っても天然に近い屋外の環境で育てているようだし、天然物よりは養殖物のほうが寄生虫の確率がはるかに少ないということなんだろう。

首をはねると出てくる鮮血をウイスキーに注いだ。


生血は通常、日本酒や焼酎あたりで割るらしいが、アルコール度数の高いウイスキー(37度)で割ることにした。

度数が高いということは殺菌力も高いということで、これで有害な寄生虫は死ぬのでは?

スッポンの生血のウイスキー割り、、、いかにもまずそうだが、味は二の次で、安全第一の滋養強壮が目的だから仕方ない。

さらに冷凍庫で一旦カチコチに凍らすことにした。アルコール殺菌に続いての冷凍攻め。これで寄生虫も生きてはいまい!?


一回凍らせてから解凍して飲むので、実際に生血のウイスキー割りを飲むのは翌日以降となる。

追記:家庭用の冷蔵庫では、ビール程度なら凍るが、アルコール度数の高いものほど融点が高いので全く凍らせることはできないようです。この生血のウイスキー割りもまったく凍ることはなかった。)

今後、ブログの更新が長く止まったら、寄生虫にやられて体になんらかの不具合が生じたか、死亡したと思ってください(笑)


初めてやった前回の解体とは大違い。二回目ともなるとスイスイとスッポンを解体することができた。

前回のスッポンの唐揚げはたいへん美味しかったが、唐揚げを多くとったため、その分スープがイマイチの感じがしたので、今回はスッポン全部投入の丸鍋オンリーでいくことにした。


生姜スライス、おろしにんにく、タカノツメ、コショウを各少々。

スッポンはやや生臭い(カメ臭い)ところがあるので、臭み消しの調味料は必要だが、あくまでスッポンの風味を損なわないように注意した。日本酒のほうは多めに入れた。

 二時間煮込んで、塩、味の素で味を調えて完成!

臓物炒めと丸鍋


万能ネギをちらして、

いただきまーす。

丸鍋美味しだ!! お肉ホロホロ、エンペラトロトロ

前回のスープより確実に美味くなった!

前回は醤油を少し入れたのが余計だった。スッポン独特の風味を生かすなら塩のみに限る。中華スープの素をやめて味の素にしたのもよかった。

調味料は入れ過ぎず臭み消しに徹して、味付けはシンプルにしなければスッポン独特のスープが生きない。

肉は煮込んでも唐揚げにしてもたいへん美味だ。

ただし、唐揚げにするとその分、とれるスープが少なくなるので水加減が必要。

1キロ程度のスッポンなら、欲張らずに唐揚げはやめて丸鍋オンリーにしたほうがいい。1.3キロ以上あれば唐揚げと鍋ができそうかな。

2014年8月22日金曜日

知多半島夜釣り(メジナ2匹)

(木曜日の釣り)

今回はボートで沖テトラ帯に渡り、テトラの上で夜釣りをするという新たな試みだ。初めて釣りをする場所だが、昼間に出船場所他、確認済みのポイントでもある。

沖テトラ帯といってもかなり近いので、動力に頼ることなく手漕ぎで渡る。

エンジン、ガソリン、アンカー、魚探、認識旗(ボート夜釣りではLEDランタン)あたりが不要になる分、通常の出船準備に比べていくらか楽になった。

19:10頃、出船準備完了。

風がまったく吹いていないので、手漕ぎでもスイスイと進むのだが、けっして快適とは言えない。風が吹いていない分だけ蒸し暑いのだ。

それなら、風が吹いていたほうがいいのか?

いやいや、そうなると風の影響を受けやすいゴムボートでは必至に漕ぐことになり、汗だくになること間違いなし。それなら風がないほうがマシということになるだろう。

7、8分ほど漕いでテトラ帯へ上陸。

すっかり真っ暗になった19:20分頃、夜釣り開始。

テトラ上には、他に誰も居ないようだ。しかし、どこからかエンジン音が聞こえてきた。ミニボート夜釣りのツワモノ?がやってきてボートの上からテトラの際を攻めていた。

自分はテトラの上から延べ竿で、電気ウキがわりのタマウキ+ケミホタルの仕掛け。アオイソメをつけて、期待の一投目、、アタリなし。

いくら待ってもアタリなし、、

予定どおりコマセの冷凍アミエビを撒く。

アタリは一度あったもののアオイソメは食いちぎられていた。

開始から40分後の20:00頃、ようやくコマセが効いたのか?

 25センチのメジナ(グレ)

その10分後に、同サイズのメジナを追加。

ここから、メジナの入れ食いの期待だったが、、

その後は全くアタリがなくなり、21:00をまわったところで納竿とした。

2時間弱の夜釣りだったが、結局、25センチのメジナ2匹だった。

風がなくて釣り自体はやりやすかったものの、若潮で干潮時刻が22:00という、潮回りはかなり悪かったのが爆発しなかった原因かも?

まあ、メジナが釣れることが確認できたし、また潮回りが良さそうな時にトライしてみよう。

釣果のほうはイマイチだったが新たな食材が発見できた?

一見、古代生物を思わせる、フナムシのような不気味な姿形。

サイズは大型フナムシを一回り大きくしたくらい。しかし、動くことはなく、そこいらじゅう、しっかりテトラに張り付いていた。

 ヒザラガイ

ググってみると食用になるらしい。アワビの風味がするとかしないとか。次の機会には獲ってきて食ってみよう!

釣果
メジナ25センチ×2匹



今回は開いて干物(冷蔵庫干し)にした。

捌いてから3時間ほど干して、さっそくいただいた。

いただきまーす。

刺身を食べてたいへん美味いと思っていたが、干物にしても、、

メジナ、改めて美味しだ!

なんとなく似ている?クロダイよりも確実にワンランク上かそれ以上の味わいがする。

身がふっくらしてクセがない美味さだ。

この身のふっくら感はキュウセン(ベラ)に通じるところがある。キュウセンやメジナは嫌われものの外道として耳にすることがあるが、そんな評価をする方の味覚を疑ってしまう。

このお魚達が度々嫌われる原因は味ではなく、他の原因ではないだろうか?

キュウセンは捌く時にややヌメリがある。超新鮮でないと刺身は身が崩れてしまい難しい。あと煮魚や塩焼きにした時にうまく食べないと若干の小骨が気になるのだろう。

メジナのほうは、内臓は緑がかっていてやや臭いのと、ウロコがタイ以上にゴツイので下処理にやや難がありそう。

テトラ帯に渡っての夜釣り、、近い場合は渡るだけならゴムボートを出すのは大げさというか面倒くさいと感じた。翌日のボートの洗浄もあるし。膨らまないミニボートが欲しい。

2014年8月14日木曜日

伊勢湾ボート夜釣り4

(水曜日の釣り)

夏バテなのか酒の飲み過ぎなのか原因はわからないが、短時間のウナギ釣りには行っていたが、準備や片付けに手間のかかるボート釣りに行く気力は相当に薄れていた。

しかし、スッポンを食べてからなんか元気が湧いてきた。これがスッポンパワーというやつか?

天気が微妙だったものの、久しぶりにボートで出撃することにした。

ボート釣り自体は約40日振りで、ボート夜釣りになると約4ヶ月振りとなった。

釣具店でアオイソ(中)を648円分を買って目的地へと向かう。どうも帰省ラッシュのピークらしく、幹線道路は混雑気味。名古屋方面に向かう反対車線のほうがかなり込んでいて、場所によっては渋滞の列ができていた。

天気予報は晴れということだけど、実際は完全に曇り空で、時おりフロントガラスに雨がたたきつけてきた。

ホント大丈夫か?しかし、少々の雨なら行ってやるぜ!と言う気になっていた。スッポンパワーのおかげかも(笑)


18:45出船。

雨は降ってなかったものの波はけっこう高い。台風の後のせいか流木が浮いていて、よけながらの操船となった。丸太のような巨木が浮いていてギョッとしたりも。

19:00開始。

一投目からカサゴが釣れた。

二投目もアタリがあるがバラし。

なかなか活性は高そうだが、根がかりがひどく、波が高いせいで仕掛けを付け直すのに苦労した。波が高い時のボートの上ではラインを結ぶのにもひと苦労だ。

根がかりで仕掛けを結び直すのにかなり時間をとられたものの、それ以外は順調にカサゴが釣れた。

よく釣れるクサフグとは違う20センチくらいのフグが釣れた。

ヒガンフグ

20:00~21:00くらいには、強烈な引きのグレ(メジナ)が3匹釣れた。

ここまでメジナ3匹以外はカサゴばかり。

しかし、エサのアオイソが無くなりはじめた11:40頃には、、



キジハタだ!

日本海ではお目にかかれなかったが、ここで突然の遭遇だった。

地方名の違いでアコウと呼ばれたり、愛知県や尾鷲近辺ではアズキマスと呼ばれるようだが、正式名称はキジハタ。

そして、ついにエサのアオイソはなくなってしまった。

しかし、予備として持ってきていた、いまだ冷凍庫に残るハマチ(釣ったやつ)のアラの切り身を使用。

これがまたアオイソ以上にカサゴの反応がよかったので、なかなか終わるタイミングがつかめなかったが、、もういいわ、、さすがに1:00納竿とした。

結局、19:00~1:00までの6時間にわたる大釣行だった。

攻め方やポイントや時合もあって、途中1時間近くまったく釣れなかった時間帯があったものの、終わってみればクーラーの中はかなり埋めることができた。

車に道具やボートを積み終わったのが2:00。でも、なぜかそれほど疲れは感じられない。それなりに釣れたせいなのか、スッポンパワーのおかげか。

直後に雨が降りだした。いや~、今回は釣果ばかりでなく運もよかったみたい。

(釣果)


アズキマス31センチ。メジナ26~28センチが3匹。カサゴ22センチ以下31匹。

小型カサゴの針を飲んでいないものは5匹ほどリリースした。


(料理)

アズキマスとメジナのお造り

高級とされるアズキマスと、夏は臭いと聞いていたメジナはどちらも遜色ない美味さだった。メジナは処理する内臓が臭いだけのようだ。

刺身に関しては、かたや高級魚かたや臭い魚のイメージほどの大きな差は感じられなかった。アズキマスのほうが身がしっとりした舌触りで上品な味わいということだろう。

もちろん、どちらも美味しだ!

2014年8月11日月曜日

天然スッポンを喰らう(料理編)

寿命100年以上と言われるスッポン。

四本足を生きたまま殺すというのは、メンタル部分も含めて動かなくなったお魚のように手軽にはいかなかったが、食べてみたい一心で解体した天然スッポン。



甲羅とエンペラ(甲羅のまわりの柔らかい部分)と首(頭)は二時間半ほど煮込んだ。

調味料は、市販のおろしにんにく、生姜の輪切り、酒、食塩、醤油などを適量。

長時間、煮出したスープを味見してみると、美味しい出汁が出ているが、思ったよりパンチが効いていないという感じだったので、顆粒中華ガラスープを足した。

顆粒中華ガラスープを足しておいて矛盾するところもあるが、具材は素材のスッポンを味わうべくネギだけにした。スッポン鍋というよりはスッポンスープといったほうが適切かもしれない。

いただきまーす。

美味し!中々いい出汁が出ているぞ。

スッポンの可食部といっても、トロトロになったエンペラと首回りの肉だけ。



過食部が少ないし具がネギだけなので、予定通りにウドンを入れる。

これ、スッポン鍋というよりスッポンウドンと言うべきかも。

1ヶ月以上の養生のおかげか、懸念していた泥臭みはまったく問題なかった。

しかし、旨みの元である脂はそんなに出ていなかったせいか期待の味をやや下回ったかな?といった感がある。でも十分に美味かった。

次はスッポンの唐揚げ。



スッポンの肉がついているのは、4本の脚の部分と尻尾と首(頭)だが、鍋に入れた首以外を唐揚げにした。

鶏の唐揚げと同じように、酒、醤油、塩、こしょう、おろしにんにくを入れた調味液に20分ほど漬けこんでから、小麦粉をまぶして揚げた。

いただきまーす。

美味しだ!スッポンの唐揚げは、鍋に比べれば期待以上の味わいだった!

そうは言っても、夏に食べる唐揚げと鍋を比べれば、唐揚げのほうが美味いと感じるのが普通だろうけど、、真冬なら評価も変わるかもしれない(汗)

スッポンの唐揚げは、あえて例えるなら鶏の唐揚げに近いだろうけど、ブロイラーよりも地鶏に近いようなしっかりした歯ごたえで、野性味あふれる感じで大変美味かった!

スッポン鍋がもうひとつと感じたのは、最も出汁が出て美味い部分(唐揚げにした部分)を入れなかったからかもしれない。。スッポンまるごとの丸鍋にしたら期待したような味だったのかもしれない。

スッポンに求めたのは美味さだけじゃなくて、かつて食べたスッポンのような体が火照るような精力増進作用だが、今回は残念ながらなかった。

いや、、身体が元気になった気がする。ただ身体が火照るようなことはなかったので、、

やっぱ生血を飲まんといかんのかしら?あと2匹スッポンを養生しているので、次回はスッポンの生血(酒割り)を飲んでみよう!

翌日の今日、、

残る内臓(右のトレー)のほうは、料理屋では刺身にするようだが、そこは天然スッポンということで火を通すのが無難なので焼いて食べた。

いただきまーす。

美味し!ざっくり言えば畜肉のホルモンと同じような味わいということになるが、酒呑みにはもってこいの肴だ。

残っているスッポンスープで雑炊にした。これも美味しだ!カレーと同じで1日寝かしたほうが美味くなっているようだ。

今回、天然スッポンを料理してみて、それほど美味くなかったら残る2匹のスッポンは元居た場所に返すところだったが、、、

スマン、、

2014年8月10日日曜日

天然スッポンを喰らう(解体編)

ひと月ちょと前に釣った巨大スッポンをいよいよ頂くことにした。

水の透明度が低いというよりも無いと言うべき、ほぼ止水状態の川のスッポン。さらには、体にヒルがうじゃうじゃとくっついていた。(ヒャー)

そんな環境のスッポンとは言え、泥臭くて食べられなかったでは潰したスッポンに申し訳ない。結局、約38日もの長期にわたる泥抜きとなった。

この間、絶食状態で二日に一度水換え(気が向いた時は連日)をした。10日目頃に1回だけ立派な糞をしていた。


約38日の絶食で巨大スッポンの体重はどうなかったというと、1400g→1300gになっていた。100g減量していたが、身痩せするというほどではない(?)

スッポンを潰す手順として、最初に首を落とす(はねる)というのが、最初にして最も難関ということらしいが、たしかにそのとおりで失敗してしまった。

絶食1ヶ月以上とは、とても思えないような噛みつき攻撃に気をつけながら、なんとか首根っこをつかまえたものの、ものすごい力で首をひっこめてしまった。それからはいくらひっぱても、うんともすんとも、首は出てこない。

仕切り直し。



スッポンを仰向けにする。

巨大スッポンは警戒してしまって、一度目のようにはすぐに首を伸ばしてくれない。約5分の我慢比べの後、やっと(起き上がるために)首を伸ばしたので、今度こそ首をひっこめられないように全力で押さえつけて、首を落とすことに成功。(軍手をはめて)

通常の手順は、ここでスッポンの血を酒に注ぐところだが、今回は生血は飲まないことにした。なぜなら、以前スッポン料理屋の店主に天然のスッポンの生血はやめとけ!養殖のスッポンだから大丈夫であって天然物のスッポンの生血には寄生虫が居てヘタすると死ぬぞ!と脅されていたので、、

でも、各ブログをのぞいて見ると、天然スッポンの生血(酒で割る)を飲んでいる記事はそこそこ見受けられたが、、

今回、初めてスッポンを潰したのだけど、当然お魚のようにスムーズにいくはずもなく、硬い骨に苦労して出刃の刃が欠けたり、ほとんどバラバラなのに、いつまでも動く足にビビりながら、悪戦苦闘の末、なんとか解体を終えた。


スッポンは身が少ないと聞いていたが、さすが大型スッポンだけあって思った以上に肉がついていたので、足4本分としっぽの部分は唐揚げに、甲羅、エンペラ、頭部は煮込んでいくことにした。

料理編へ続く。

2014年8月6日水曜日

ウナギが釣れないのでナマズ

相変わらず仕事帰りにちょくちょくウナギ新規ポイント開拓に励んでおりますが、なかなか成果が上がりません。

しかし、お持ち帰りできる外道なら釣れた。

その引きの強さから、ひょっとして大型ウナギか?の期待が高まったものの、上がってきたのは40センチほどのナマズだった。

今まで二回ほどナマズを食したことがある。


一回はおちょぼ稲荷にある店のナマズの蒲焼き。

臭みはなく、クセも脂もなく非常に淡泊な味わいだった。ウナギに比べれば歯ごたえも無く非常に大人しい味で物足りないような印象。

良く言うなら、ウナギ嫌いな人でも食べられそうで、その風貌に反して万人向きの味だろうか。

二回目は近所の二級河川で釣ったナマズ。70センチほどある大型で、二週間ほど泥抜きしたものの、所々で泥臭くて、特に骨に近い部分はとても食べられるものでは無かった。

体表に近い部分は美味かったが、まともに食えたのは結局全体の半分ほどだった。(唐揚げや塩焼きで)

淡水魚の臭みはその飼育環境によるところが大きい。アユやアマゴなど清流にしか棲めないお魚なら臭みの問題はないが、ナマズはそれなりの水質でも大丈夫なので臭みは棲息環境次第だ。



その点、今回釣れたナマズは40センチほどなので大きく育ててから食すにはちょうどよさそうだ。

現在臭みがあったとしても大きくなるころには臭みは抜けてそうなので蓄養することにした。

以前、ナマズを飼育した時は食欲旺盛で、狭い水槽内でもあっと言う間に大きくなって驚いたことがある。活きエサを与えるのがやや面倒だが、成長速度の心配はないだろう。

ウナギと違ってふてぶてしい。(育てやすい)

ウナギだったら環境に慣れるまでエサを食べないので、自分は釣ってから二週間はエサを与えないが、今回のナマズは水槽投入後の翌日に活きドジョウや活きモエビを与えたら、、

早速食べていた!

ナマズの成長はしばらく待つとして、スッポンの泥抜きが1ヶ月ちょっと経つので、スッポンのほうをそろそろ食して見たい。

2014年8月1日金曜日

ウナギ釣り7(なんとか1匹)

相変わらずのウナギポイント新規開拓は続いており、夕まずめの短時間勝負ながら4回ほどウナギ釣りに行っておりました。

その4回の釣行は一切記事にしてません。なぜ記事にしないのか?なんて言わずもがな。

梅雨明けしたならば少しはカラっとしてくれればいいものの、梅雨明けを感じさせない非常に湿度が高い(=不快指数が高い)日が続く中、わざわざ釣りに行った後に毎回思うことと言えば、、

「釣りに行くのやめて冷房の効いたところでビールでも飲んでりゃよかった(泣)」

この時期は自宅から1時間圏内を仕事であちこち移動しているので、その帰りにウナギ調査しましたが、そう簡単に釣れません。けっして自然が豊かとは言えない地域でのウナギポイントの新規開拓は中々難しい。

もうこれ以上ボーズはきつい。過去に蒲焼サイズ平均1匹ではあるが一応、実績のある川の下流域を攻めることにした。同じ川でもポイントは違うので新規開拓ということで。

自宅からスーパーカブを走らせること30分弱。


18:30開始。

前日に公園で捕ったミミズは、冷蔵庫に入れていたもののほとんどくたばっていた。たぶん冷蔵庫に入れるまでに弱っていたと思われる。

当然、活きのいいミミズから使った。

18:45頃

やった!

推定47センチでけっして大きくないが、久しぶりの持ち帰りサイズ!

その後はエサを齧られたことはあっても、針がかりは一切なく19:30に納竿とした。

ヒットしたのは活きのいいミミズだった。

今までの実績どおり、この新規ポイントの下流域でも1匹に終わった。

けっして大型は釣れず、数は釣れない川にして泥抜きしないと泥くさいようなウナギ、、

そうは言っても、久しぶりの蒲焼き(?)サイズが1匹釣れてヤレヤレといったところ。

針は飲んでおらず元気なのでしばらく水槽で活かしておきます。