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2016年10月24日月曜日

知多半島ボート釣り15(目的地断念、イワシの酢締め)

雨の心配は無いが陸地では風がピューと吹いていた。海上が心配だった日曜日のこと。

知多半島ボートと言っても正確には出船場所であって、目的地は伊良湖沖あたりだ。


ボートの全長は約3.5m、船外機は9.9馬力。いつもの二馬力艇が徒歩とするなら、自転車か原付バイク並みのスピードが出る。この装備なら目的地までそう遠くはないだろう。

補機として二馬力船外機を積む。ボート内は狭い。よってジギングタックルのみ。乗っけてもらっての二名での出撃です。

準備万全、意気揚々とボートを沖へと走らせた。

海はやや荒れ気味とは言え、しばらくは快調に進んだ。しかし沖合に出ると強風とウネリにみまわれた。

スピードを出すと海水をかぶるのでスピードは控え目で進む。それでも、時おり海水を被ってしまう。

目的地まであと1/3くらいのところまで来ていただろうか。しかし、この海況では危険、ということで目的地へ行くのを断念することに。ここで大ダイやヒラメやブリを釣る目論見は崩れ去った。自然には逆らえない。

仕方がないので比較的陸地に近いタチウオポイントへ向かうことに。

ほどなくして到着。

大型釣り船へ目をやるとタチウオが上がっていた。遠目で見てもわかるビックなタチウオだ。

しかし、ここの海も大荒れだった。ゴムボートではかなり厳しい状況、、、タチウオ釣りも断念。ここまで釣りができず。

結局、いつも二馬力で行くような近場でジギングをやったが、、アタリは得られず無念の帰還となった(泣)

また天候の良さそうな日を選んで出直しとしよう。


クーラーの中は空っぽなので魚市場へ寄りイワシを買った。刺身にできるというので今朝上がったものだろう。

50匹ほど入っていて300円と言う捨て値だった。売れ残ったら廃棄処分にされるのだろうか。

イワシの刺身もいいが保存の効く酢締めにすることにした。

頭を落とし、内臓を取ってから手開きにし、塩を振って身を引き締める。


塩で締めたイワシを甘酢に浸け、数時間冷蔵庫で馴染ませて完成。

イワシの酢締め

新鮮なイワシはどう料理しても美味いが、ナマモノ好きとしては酢締めでしょう。美味し!

2016年10月21日金曜日

伊勢湾ボート夜釣り5(飛び込んだボラは美味かった)

久しぶりのボート夜釣りへ。


出撃準備が整った頃にはすっかり暗くなってしまっていた。

天気予報では波高、風とも問題なさそうだった。しかし、この時期の夜の海は当てにならないというのか、現実の夜の海はバチャバチャだった。

ゴムボなら問題なかっただろうが、BIC245では時折ボート内へ海水が入ってくる。半スロットルでできるだけ波に逆らわないようにしてポイントへと向かった。

恐怖は波だけではなかった。

ボラがボートの周りでバンバン跳ねていた。しかもそのサイズは馬鹿でかい。

ドコッ!

巨大ボラがボート内に飛び込んできた。そして大暴れして海へ帰っていった。

ひえ~~

波とボラに怯えながらポイントへ到着。

まずは、根魚狙いでソフトルアーから始めた。

数投後、まずまずいい型のカサゴ。

23センチだった。

これは幸先いいぞと思ったが、後が続かず小型カサゴ3匹ほどリリース。

その後は一向に反応が無くなった。

ここはエサでいこうと、前回の残りエサのイシゴカイで置き竿にして待つ。もう1本の竿でルアーを投げる。

突然、置き竿がボート内をツツーと移動し海へと引き込まれていった。間一髪!とっさに置き竿を掴んで事なきを得た。


どんな大物か?と思いつつ上がってきたのは、、、

思ったほどではなかったけど、いいサイズの27センチのグレ(メジナ)だった。グレは力が強い。

その後は全く釣れず、フグがかかったのみ。

エサはわずかしかなく、ルアーだけでは厳しそうなので粘らず帰ることにした。

帰りの海も相変わらずボラが跳ねていた。

ひえ~~

「ボートを狙うな!釣り人を狙え!空中から攻撃せよ!」 再びボラによる自爆テロが敢行された。

ドゴッ!

幸い、頭部直撃は逃れた。

「てめえ、喰ってやる!」 大暴れする巨大ボラを押さえつけて、クーラーへ捻じ込んだ。

貧果のおかげでクーラーのスペースは充分あった。


 グレ27センチ、カサゴ23センチ以下、ボラ64センチ


巨大ボラの体長は元より、身に異様が厚みがあった。これはあの高級珍味の材料が入っているかも?

上がったばかりの時は目に膜がはっていて独特の生臭さがある。しばらくすると目の膜が消え、ヌメリと生臭みも消えていった。

高級珍味の材料が入っていそうなので、中身に傷をつけないよう浅く包丁を入れて腹を裂いた。


これは?


残念!どうやら卵巣ではなく精巣のようだ。カラスミの材料ではなかった。

 ボラの刺身

ボラのアラの塩焼き

どれも美味かった。

食品スーパーでボラの刺身を見つけると、時おり買って食べていたが泥臭くて食えたもんじゃないことが度々あった。だからボラは敬遠していた。

しかし、この飛び込んできたボラは、臭み一切なし。

刺身美味し、塩焼き美味し、精巣美味し。

中でもボラのアラ(腹身)の塩焼きがこんなに美味いとは!ブリの塩焼きを思わせるような脂のノリだった。もちろん臭みなし。

たしか昨年もボートに飛び込んできたボラを食べたが実に美味かった。

要するにボラは海域によってと言うか、臭みが無ければたいへん美味いお魚なんですね。

2016年10月16日日曜日

知多半島ボート釣り14

外で活動するには絶好の季節になってきた。

しかし、あっと言う間に厳しく寒い冬はやってくる.。やはり、釣りには行ける時は行っておきたいところ。自分の場合は釣りの冬季休業は無さそうなんですが。

さすが秋晴れ予報に加えての土曜日、夜明け前の出船場所は大混雑だった。

何でも美味しいお魚が釣れればいいが、一応、カワハギ狙いで出撃です。

風が少し吹いていたので心配だったが、港外へ出てみると海は平穏だった。BIC245を全速で飛ばしても海水がボート内に入ることはなかった。


少しばかりボートを走らせてカワハギポイントへ行く予定だった。しかし、医者に診てもらうくらいに膝が痛いので予定変更、無理せず、すぐ近場で竿を出すことにした。

すぐに続々とやってきた貸しボート軍団に囲まれた。各々、アオリイカ、クロダイ、カワハギを狙っていたようだ。

全く釣れていない、、目撃したのはせいぜい小アジかイワシ?くらいか。

自分にしてもカワハギのアタリが全くなくて困った。

結果論だが、ポイントまでボートを走らせるべきだったか。結局、二時間くらい粘ったがカワハギの顔を見ることはできなかった。

我慢の限界、深いところへ移動。キスくらい居るかしら?

生命反応なし。。

浅場へ移動。

ここでは、ベラ(キュウセン)の反応がすごかった。


ベラを狙って釣る人は皆無と思われるが、ベラの味は悪くないと思っている。刺身、塩焼き、煮付けと何でもいける。

ベラは、身質が柔らかいせいか時間の経過や鮮度保持が悪いと身がすぐタラタラになってしまう。

タチウオ、サワラ、イワシなんかも身が柔らかく味落ちが激しいが、鮮度が良ければ思った以上に美味しいのは、ベラと同じことかもしれない。


ベラ以外では全て小型だが、カサゴ、メバル、小鯛、アイナメが混じった。





根魚は小型ばかりだが、冬になれば大型が期待できるかもしれない。



ベラの刺身


2016年10月13日木曜日

伊勢湾夜釣り8(マダカ狙いもチビセイゴの猛攻)

しっかし右膝が痛い!歩くのもままならず。

発症して、かれこれ三週間以上だろうか。テーピングを行えば仕事はなんとかなるが、ボート釣りは厳しそうな気がする。

スロープからの出船なら大丈夫そう。砂浜からは厳しそう。しかし、出船できたとしても、狭いボートで釣りを行うと悪化しそうな気もする。

いっこうに快復の兆しが見えないのでそろそろ病院で診てもらおうかと、、そうは言っても、陸釣りならなんとか大丈夫だろうということで出撃です。

しっかり着込んだつもりだったが肌寒かった。海水に手をつけると暖かく感じられた。秋ですねえ。

竿三本でブッコミ釣り。



いきなりチビセイゴの猛攻!

しかし、春先のチビセイゴに比べて成長しているのでなんとか食べられるくらいのサイズだ。

この日はチビセイゴ13匹釣ってリリースできたのは1匹だけだった。要するに12匹はハリを丸飲みしていた。

やっと手応えがあって上がってきたのは35センチ。


その後は、チビセイゴの猛攻の中から32センチを拾った。

寒いこともあり粘らず納竿とした。それでも二時間半くらいやっただろうか。




久しぶりのセイゴの刺身は美味かったです。

2016年10月8日土曜日

伊勢湾夜釣り7(アナゴ釣り)

アナゴ狙いでブッコミ釣りへ。

投げ竿4本担いでスパーカブに跨って釣り場へと向かった。

ハリスは短くして、エサは塩サンマの切り身を使用。何か喰ってくるとしたらしたらほぼアナゴになるだろう。

ハリスを長めにして、エサをアオイソメにすればアナゴの他にはクロダイやセイゴが拾えるかもしれないが今回のターゲットはアナゴに絞った。


バイクの風も海の風も冷たくて震えた。夜釣りに関してはもう軽装では行けない季節となっていた。

カニにハリスを切られたりしながらようやく1匹ゲット。


サンマの切り身は脂があり過ぎて手がベタベタする。そんなことよりも遠投するにはサンマの身は柔らかすぎた。

サンマの切り身がハリから飛んでいきそうなので軽く投げ入れる。

手前の海底には敷き石があり、根掛かかるので遠くへ投げたいところだった。

アタリは少なく根掛かりは多かった。ポイントにしても遠浅なのでもう少し先だったようだ。

結局、2時間ほどやって2匹しか釣れなかった。

エサは遠投がきくアオイソメにして、おもいきり遠くへブッコめばもっと釣れたかもしれなかった。


アナゴ釣りは、サイズも小振りが多く、釣り味は無く面白味に欠ける。

しかし、新鮮なアナゴは、天ぷら、白焼き、塩焼き、干物、煮アナゴとどう料理しても抜群に美味い。刺身だっていける。


アナゴは年中釣れるし広く生息しているので、これからはアナゴ釣りにこだわってみようかしら。