2012年6月27日水曜日

ウツボの骨切り

紀伊長島の道の駅で買ったウツボの干物。


干物って開いたり干したり包装したりと手間がかかっているから仕方ないかもしれんが、割高感がある。

このウツボの干物は1匹1000円でボリュームの割に安いし、珍しい食材は即買いだ。ここはアジの開きが小型で3匹1000円だった。ちと高いよな~

ウツボの干物とは言え、そのまま焼いても小骨が多くて喰えない。干物のくせに下ごしらえをしなければならないものなのだ。

下ごしらえとは、骨切り。これをすれば大丈夫。ただし、丁寧に骨切りをやらなくてはならない。キャベツの千切りが細く切れる包丁さばきがないと厳しいかも。

焼いた干物はちょっとクセがあるが、それがウツボの風味だろうか。日本酒に合うかな。皮目はゼラチン質で見た目とおり魚とは思えんような食感がする。

焼いただけでは喰いきれんし、干物を唐揚げ(片栗粉)にしてみた。



骨まで食べられるようにと、やや低温でじっくりと揚げたが関係ないみたい。骨切りがしっかりされているところは問題ないが、骨切りがされていないところは、じっくり揚げたくらいではどうにもならないごつい骨だ。

ウナギの骨とかと一緒で、硬い骨を食べようと思ったら高温で長めに揚げなければ無理だ。低温では無駄。

高温の油で揚げて、骨を気にしないレベルにするには、身がパサパサになるまで、身を犠牲にしないくらい揚げないとダメということになる。

淡水魚にもよくある、魚の小骨が気になった時に、骨ごと食べようとしたい時には、じっくり揚げることで骨と身を食べようとするより、骨切りのほうが断然いい。

ウツボの骨切りは比較的容易。皮が厚くて丈夫なので皮が千切れないので。皮ぎりぎりまで骨が入りこんでいるので、皮を切るつもりで深くまで骨切りをしたほうが良いようだ。

ウツボのように皮が千切れなければいいけど、他の魚の骨切りはヘタをするとバラバラになって原形をとどめない可能性がある。このウツボのように開いたものではなく、1匹ごとの骨切りなら中骨があるのでバラバラになることはないだろうが。

ウツボの干物の唐揚げは美味しかった。干物だから塩分は全くいらないが、若干のクセがあるので、何か臭み消しのスパイスを足してみるといい気がする。

2012年6月19日火曜日

薄口グラス

うすはりグラスとも言うらしい。

100円ショップで見つけたがこれはいい!

薄いので口にさわる感じがあまりないから、ス~と飲み物が入ってく感じが心地良い。お酒や水がより美味しく感じられる。(写真は麦茶)




紙コップのビールって屋外で飲むのを差し引いても美味しく感じたから、夏は家でも紙コップでビールを飲んでたりしてた。

実際、紙コップは口にさわる感じがあまり無いのでビールが美味しく感じられた。泡立ちもクリーミーのような気がした。

しかし、紙コップは3回も洗ってしまうとヘナヘナになってしまうし、ビールは良いとしても中身が見えないのはマイナスポイント。

薄口グラスは文字通りペラペラだから、コツンとぶつけたらすぐに割れそうだが、100円だったら使える!ネットで調べたら薄口グラスは通常2,000円以上するようだ。

100円ショップは安いからといって、いらんものや、やぐいものを買って後悔することも多いのでそんなに行くことはないがコレは掘りだしものかも?

広口だから香りが立ってワインを注いでも中々よかった。ワイングラスはもう必要ないかな?

2012年6月18日月曜日

ウナギ釣り(2)

スーパーカブに乗って自宅から3分の河川へ。


19時開始。


日入りは19時11分となっているが19:30頃まではライト無しでいける。


19:15分に中型ウナギ。


約50センチのキープサイズ。早くもボーズを逃れた。


幸先いい。さあ、ここからゴールデンタイムが始まるはず。


梅雨入りしてから、最近はそれらしくジメジメとしてきた。肌に汗がまとわりついて不快指数も上昇してきた。


先日、仕事で訪問先の居酒屋に行ったら店長が仕込みをしながら誰に言うでもなく叫んでいた、、


「あーっ、毎日毎日~っ!」 


まあ、たいていの仕事は毎日同じことの繰り返しだからな~


内心そう思っていても、口に出してしまうとなんだか物悲しい、、


それにしても、釣れん!


突いたようなエサ取りのアタリが時々あるだけだ。


出足は好調だったがその後はサッパリで、


21時前にして竿を収めた。




ウナギ中型  1本


前回に続いてキープ1本のみ

2012年6月14日木曜日

梅の実の収穫

庭に1本だけある梅の木。



今シーズンもたくさんの実がなってくれた。


収量は約5.5キロ。例年に比べてやや少ないようだ。




少ないかわり、一粒一粒の実が、


デカイ! 例年にないサイズだ。


秋にモサモサになった梅の木を剪定しているが(適当に邪魔な枝を適当にバッサバッサと)、昨年は思い切って枝を切ったので、今年はどうかな?と思ったけど、収量はやや少なめ、実は大きいという結果となった。


毎年、梅干しにするが、これだけあれば充分すぎる量。去年の梅干しもまだ残っている。


塩漬けしてから、赤シソを入れてさらに漬け込み、最後に干すのが梅干し作りの工程だか、自分は最後に干す工程は省いて完成としている。だから正確には、梅干しでなくて梅漬け。


干すのは保存性を高めるためというが、干すと梅のフルーティーさが抜けてしまうんだよね~(ただ干し方が悪いだけかも知れんが‥)


干さなくても、カビが生えたりしとらんし、塩分もそんなに強くしているわけではない。


フルーティーな梅干し、ではなく、梅漬けが美味しいんです。


2012年6月12日火曜日

T半島ボート釣り(後編)

激しい揺れの中、まず釣れたのは‥


ホシササノハベラ(雄)




この日は赤いベラばかりが釣れる。

 ホシササノハベラ(雌)





 キュウセン(雄)



 マアジ



 カサゴ

ここまでは、太平洋で見たものばかり。



これは唯一の新顔。
 シロメバル


シロメバルとカサゴを食べ比べてみたが、シロメバルのほうが美味しかった。図鑑の食味評価を見てみると、シロメバル4、カサゴ3となっていた。(5段階評価)



ここは、沿岸に漁網が張り巡らせてあるようでブイだらけだ。アンカーを引き上げるとロープにひっかかっていたり、しまいにはロストしてしまった。ロストしたのも漁具にひっかかったのが原因のようだ。(やっベー)


これで早くも3回の釣行で2回(2個)のアンカーのロスト(泣)



今回は疑似餌(ジグ、鯛カブラ)にも、少しだけ挑戦したがアタリはなかった。




ここら辺りは洞穴が多くあって遊覧船が回遊していた。


正午近くとなったので終了とし砂利浜へと帰還。岐阜ナンバーの釣り師達がボートを片付けていた。疑似餌でやっていたようだ。



計3回のボート釣りでわかったことは‥


●虫エサでやれば磯ベラならよく釣れる。ベラ(フグとか)が真っ先に喰いつくようなので他の種類のお魚を釣りたいならエサを工夫するしかない。(大物狙いなら疑似餌にしたり)


●早朝から9時頃まではアタリが多い。


●できれば内湾で海上がおだやかな日がいい。(スリルを求めるなら別だが)


●ボートを出せる場所は本当に少ない。


●ボート釣りに限ったことではないが、新しいことを始めると、特に最初のうちはお金が減りまくる。




また行くとするか


2012年6月10日日曜日

T半島ボート釣り(前編)

今回は日本海へと出撃。


どんなお魚が見られるのだろう??


約2時間で目的の半島に到着。仮眠をとって起きたのは4時過ぎ。もう空は白みはじめている。


ボートが出せそうなところはどこだろうか?浮かんでいるボートを確認するには時間的に早すぎる。


一本道の脇で停まっていると、早朝にもかかわらず車が数台通り過ぎていく。


(これはボート釣りに違いない!)その車の後を追うことにした。


一本道から、海岸に続く細い道を入ると、追っていた車(2台)は停まった。



ビンゴ!(もしかして死語?)



砂浜ならぬ砂利浜ではあるが、ここからなら出船できそうだ。



そこは、すでにカヤックが準備されていて、こちらの人達も釣り師のようだ。



後をつけた車(岐阜ナンバー)から降りた人達は、海を見て悩んでいる様子だった。



何を悩んでいるのかすぐに察しがついた。



曇天で、海は風がビュービューと吹いていて当然波も高い。



「ボート釣りですか?」 


ええ。



「この状況は、ボート出せるか微妙ですよね~」



まったくその通りのようで、どうやら彼らは仮眠がてら、車の中で様子をみるもよう。


自分のほうは、まだボート始めたばかりでやる気があるので、風やうねりが治まるのを期待して、出船準備だけすることにした。


彼らは岐阜ナンバー。こっちは名古屋ナンバー。わざわざ遠いところからやって来たのだ。なんとしても出船するつもりだ。(海でも山でも気負いがあると、自然に逆らって無理をしたヤツが遭難するのが多いのはわかっているつもりだが)



出船準備完了。



幸い、風やうねりは多少なりともは治まってきた感じだ。



どうやら岐阜ナンバーのボート釣り師達も出船するようで、準備にとりかかっている。



一番にカヤック釣り師達(タンデム)が出航した。



マジか?ボートならまだしもカヤック。しかもタンデム!



と驚いたが、カヤック釣り師達は荒波の中を沖へと進んでいった。



それに続いて自分も出船する。



ボートを出す時に波で押し返されたりして、もう波しぶきでベチィベチョ。すでにボート内に3リットルは水が入った。




さすがは荒れる日本海だぜ!(泣)



生命の危険を感じながら沖へとボートを走らせる。



先に出船したタンデムカヤックの様子をみていたら‥



どうやらUターンして出船した砂利浜へと戻っていくようだ。



そりゃそうだろう‥



いったん荒海に浮かんだだけでもその技術はたいしたもんだぜ!




かつてない(ボート2回しか乗ってないけど)揺れの中で、アンカーを投入して釣り開始。


(続く)


2012年6月3日日曜日

カスミ故郷へ・潮干狩り


3月25日に持ち帰ったカスミサンショウウオの卵嚢 は、すべて孵って幼生の数は30匹余りになっていた。




勝手に持ち帰っておいてなんだが、飼育するにはあまりに数が多すぎる。


大きい幼生を3匹確保して、残りは卵嚢があった水溜まりに返しにいくことにした。(まだ大きくなる前だから大目に見てね)


車で1時間20分ほどかかって現地に到着してみると、卵嚢があった水溜り(4つほど)は、水分がわずかにある程度だった。




そこには、



孵ることが叶わず、腐ってしまった卵嚢があった…



自然は厳しいぜ



此処は水溜りから、泥溜まりと化していたのだ。



仕方がないので、すぐ上(30Mほど)に小さな池があるので、そこに幼生を放すことにした。


周辺はカエルがピョンピョン。


アマガエル


 トノサマガエル?


ツチガエルやらの小型のカエルがピョンピョン。



2ヵ月間育てたカスミ幼生はカエルのエサとなってしまうのかもしれない… 



無事を祈ってその場をあとにした。 








帰りは潮が良いこともあってプチ潮干狩り。




マテガイ


巣穴を探して塩を入れ、ニョキっと飛び出てきたところを捕まえるのだ。


飛び出てくる時は、ぜんまい仕掛けのようなカクカクした生物らしからぬユニークな動き。モグラ叩きゲームを思いだす。


素早く捕まえないと引っこんでしまうので、思わず、マテ~ それが名前の由来だと言うとか言わないとか





ハマグリ(一番下のはアオヤギ)


ごくたまにハマグリが出てくると大当たりした気分だ。



 アケミガイ


釣りエサとして有名。これはそこそこ捕れる。地元のセミプロらしき人に聞いたら、旬は冬だそうだ。



シジミも捕れるが、せいぜいゴリラの鼻くそ程度と思われる極小サイズ。




※以前からコメントが投稿できないとか、ちょくちょく聞いていましたが、設定がおかしかった(限定的だった)かもしれません。修正したので直っているかも。

使い方がわかっていないというのもありますが、発信することしか頭になかったもので…

スンマセン