2014年2月20日木曜日

伊勢湾ボート夜釣り2(カサゴ不調)

<水曜日の釣り>

2月1日の小爆釣から18日が経った。

あれから気温はさらに低下し、連日の冷え込みはすっかり当たり前となって、この日も例外なく寒かった。

寒い日が続いて海水温は低下しているに違いなく、お魚の活性は低いかもしれない。夏場ならまだしも、真冬であっても陸釣りならまだしも、このクソ寒い中で準備や片づけで手間のかかるボートでボーズでもくらったら、、

いやしかし、久しぶりに海上がそこそこ穏やかな予報にして潮回りも中潮でよさそうだし、前回あれだけ釣れたのだからそれなりには釣れるんでは?

いくら考えてみたところで釣れるかどうかなんて判らない。実釣して確かめるしかないのだ!

結局はボートや釣り道具を車に積んで海へと向かうのだった。



堤防道路と砂浜をせっせと往復してボートの準備をしていると、軽トラの地元の漁業関係者らしき人に声をかけられた。

「今から一人で出るの?? は~~、へ~~、よっぽど好きなんだね~~」 キチガイと思われたのかもしれない。

「階段下りて準備するの大変だろう、すぐそこの港にスロープがあるからそこから出すといいよ。そっちのほうがラクだろう。」 優しい声をかけていただき、外は寒いが心のほうは少しばかり温まった。

海上は波と風は多少あったものの特に問題なく、エンジンも快調で程なくポイントへ到着。薄暗くなった18:00頃から釣り開始となった。


しかーし、、


約30分アタリなく、、厳しい釣りになるとの予感。


前回は最初ポツポツで18:30頃から入れ食いモードになったが、今回のやっとの1匹目はその18:30頃だった。


ここから、ポツポツとカサゴが釣れるようになったものの型はイマイチ。


19:10までに8匹のカサゴが釣れた。まずまずの20センチ1匹以外は小型だった。


そして、19:10以降は全くアタリが無くなってしまった。


たくさん釣れれば夢中になり寒さを忘れるものの、今回のようにヒマになると動きが減り寒くなるところ。しかし、今回は腹と背中に貼るカイロに加え、つま先用のカイロを使用するなどして万全な防寒のおかげで寒くなかった。

ただ手だけはどうしようもなく、アンカーを上げる時に濡れたロープに触れるので、常に濡れたフィッシンググローブが風に吹かれて冷たかった。それでも、かじかんでエサがつけられなくなるということはなかった。

さっぱりアタリがないので電気浮きやソフトルアーやら試したもののアタリは得られず、防寒対策には成功したもののお魚対策は失敗に終わったようで、アタリがないまま21:00を回ったところで納竿とした。

帰路の幹線道路上の電光掲示板が示す気温は3℃。やっぱり海水温が低下が貧果の原因だと勝手に結論づけることにした。


釣果


全てカサゴ。20センチ1匹、小型7匹。リリース小型1匹。8匹中5匹抱卵していた。


刺身は諦めて干物にした。きつめに塩をして(裂いた腹にも)、2、3日程度冷蔵庫で干して水分をしっかり落とすとけっこういける。



2014年2月14日金曜日

知多湾ボート夜釣り(クロダイゲット!)

<木曜日の釣り>

先回の小爆釣に気をよくし、またまたボート夜釣りの目論見。

週末天気予報によると、冒険野郎か自殺志願者以外はどう見てもボートを出せる天候ではないようだ。

じゃあ今日行くか?曇り空で気温が低い上に風があり、平地でこの風では海上だと更に強いのでは、、?不安が募る。

いやしかし、それほどたいした風ではないし、沖へ向かうわけでなし、前回と同じ大潮でもあるしで、結局、釣りに行きたい気持ちのほうが勝り、ボートを積んだ車を海へと走らせるのだった。

到着したのは出船場所の下見はしてあったものの、釣り糸を垂らしたことのない未知の海域。今回の釣果次第で通うべき釣り場となり得るのだろうか??

さすがに凪の海というわけにはいかなかったが、風が予想以上に強いということはなく、、


 17:20 出船準備完了

期待を胸に出船。

エンジン快調、程なく狙いのポイントへと到着。

アンカーを打ち、早速始めるも、

電気浮き仕掛けで底から中層まで探ろうと思っていたが、電池(エネループ)をセットしても電気浮きが点灯しないアクシデントが。(後にエネループ充電忘れの電池切れが原因と判明)。

仕方がないので中通しおもりに1本針のシンプルな仕掛けでやることにした。

少しばかりモタついたものの、なんとか陽が沈む前に釣りを開始することができた。

エサはアオイソメ。カサゴあたりなら釣れそうな気がするんだが、、


しかし、


アタリはなく、全くなく、、


1匹の小型ナマコがスレががりしたでけで1時間近く経過していた。


釣れんな~ テンションは下降線をたどるばかり。


お魚の代わりに、どうせヒマだろ?と言わんばかりに時々地球が相手をしてくれた。根がかり


いきなりだった。


また根がかったか~、最初はそう思ったが違った。いつもの小気味いい引きではなく、ゴンゴン、グ~ン!そんな感じの強烈な引きが襲った。


柔らかめのボート竿は弓なりに曲がる。間違いなく大物だと確信した。


ドラグは調整したつもりだったが全くラインは出ていかない。ハリスは2号あるもこりゃヤバイ!


すぐさまドラグを緩め格闘すること約5分、、姿を現したのは、、、


バカでかいクロダイだった。


クロダイが浮いてきてからはそれほど抵抗は見られず、無事タモに収めることができ、やっと一息つくことができた。


ドラグを緩めるのがなんとか間に合ったようだ(汗)。今思うに、ドラグを緩めるまでの間は、ゴムボート本体がドラグと同じ役目をしてハリス切れを逃れていたのかもしれない。それぐらい強烈な引きだった。




自宅での撮影ですが、、


チンタさえ釣ったことがないのにクロダイが釣れてしまった。それもかなりの大物!目測で50センチくらいだろうか。

想定外の獲物にしてマグレあたりと思うので、再びクロダイを狙うようなマネはせず(根魚を狙うような仕掛けは変わらずですが)、カサゴ居らんか~と、こまめに移動して探っていくもののアタリはなく、その後はようやく10センチのリリースカサゴ1匹だけ。

エサは大余りだったが寒いので粘らずに早めに帰還した。

どうやら冬でもクロダイは釣れるみたいだけど、1匹2匹釣れるかどうかの大物狙いは冬のボート釣りには向いていないと思う。動きが少ないと寒いのだ。よってココへ冬に再度訪れるかは微妙なところだろう。

そうは言っても、ボーズと紙一重のたった1匹しか釣れなかったのに、釣りに来てよかったと思えたのは大物釣りの魅力に違いない。


釣果


47センチ(1.7キロ)クロダイ、小ナマコ



調理



腹を裂くと未消化のワカメのような海藻が出てきた。卵を持っていた。

今晩食べてみますが、潮通しのいい海域なので美味しく食べられると思います。


※追記: 刺身を食べたけど臭みは全くなく美味しかった!

2014年2月9日日曜日

ボート出船場所調査

週末だった昨日、朝、フトンから出たときに独特の包まれるような暖かさを感じた。カーテンを開け、外に目をやるとやっぱり!雪が積もっていた。

久しぶりの雪だったけど降ったのは朝方に限り、昼前にはみぞれへと変わり、その後は雨になった。

今日はと言うと、強風にして日陰にわずかな雪の名残があるものの、気温は上昇、太陽が一日顔を出さなかった昨日とは打って変わって上天気に恵まれた。

よし、今日は新たな釣り場を求めて現地調査に行こう!

地図を眺め、予めおおよその海域を決め、ワンと共に車で出発。



遠くの海を目指してはいないので程なくして到着。

ワンの散歩を兼ねて満潮前後の海岸線を歩いた。



この日は若潮だった。大潮に比べれば潮位は上がらないだろうけど、満潮の時間帯に、ある程度の砂浜が残っていればボート出船のための最低条件クリアである。

次に、その砂浜までのアプローチが問題となる。

まず、堤防から砂浜へ降りる階段が近くになければならない。ただ降りられればいいわけじゃなく、

ゴムボート本体、2馬力船外機、電動エアポンプとバッテリー、アンカー、

もし大物が釣れた時に困るだろうと用意するも、毎回その能力を持て余すこと必至な、必要以上にサイズがあり過ぎるクーラーボックス等々、重い物まるけを一人で運ぶわけなので、階段が長くて急勾配ではダメだし、その階段付近に駐車できる環境でなければならない。

いくらボートを出したい一心でも準備と後片付けでクタクタになるようでは話にならない。二名での釣行なら労力が半減できるので出船場所条件は緩和されるだろう。



今回の現地調査の成果を生かし、また近いうちにボートを出したいと思う。

しかし、新たな場所から出船できたとしても、その先にある海でお魚が釣れるかどうかは、また別の問題なんですけどね。。

2014年2月2日日曜日

伊勢湾ボート夜釣り(カサゴ好調)

前回は凪予報と休みが重なったこともあり、ついつい釣りに行ってしまったが、一般的に潮の動きが悪い(魚の活性が低い)とされる若潮で撃沈。

少なくともコチラの都合を優先して釣れるほど、お魚チャンは甘くはないと実感した。

決して潮回りが全てではないだろうが、次回釣行の際には、潮の動きがいいとされる中潮か大潮でと決めていた。

そして、、

この土曜日は大潮にして凪の予報。気温も最近になく暖かい。

次回の大潮と中潮の頃の天気予報は、大寒波襲来で気温がかなり低下するという。いつ行く?今でしょ!というわけで、急遽、根魚が釣れる確率が高いボートにして夜釣りを決行することにした。


17:20 出船準備完了


他のゴムボの出船の様子を見ていて、つい最近わかったこと。ゴムボを出す場合、前からではなく船尾から出すと波の影響が少なくて、出船がかなりラクになるということ。目からウロコが、、
 
 
まだ明るいうちに出船準備を整えた。いざボート夜釣りへ!


予報どおりベタ凪でエンジンも快調。難なくポイントへ到着。問題は釣れるかどうかだけだ。


まだ薄暗いものの視界の効く出足しでは、アタリは少なく、ポツリポツリとカサゴが釣れる状態。


そして、、


ついに、その時は訪れた、、


すっかりと暗くなった18:30頃からだったと思う。一投すれば一匹という、まさにジアイといっていい状態に突入した!


ほとんどカサゴばかりと言っても、とにかく型がいいのだ。20センチオーバー連発というか22センチ連発で、最長カサゴは23センチまでいった。


今回はそんなジアイがもう一回あって、それ以外の時でもそれほど退屈はしない程度にカサゴが釣れてくれた。


「プチ爆釣」くらい言っていいのではないか?
 

おかげでエサが早々に尽きてしまった。嬉しくも残念である。


エサ切れしてしまい、冬でもタコが釣れるという情報があったので、最後は久しぶりにタコエギを投げてみた。


さすがに、そうはコチラの思い通りにコトが運ぶわけは無く、タコの反応は無かった。


釣果




カサゴ23センチ筆頭に29匹。小セイゴ、小ムラソイ各1匹。

針を飲んでいない小型や抱卵個体5、6匹はリリースしたので、40匹近く釣れたことになる。

バラしも多数あったが、1匹だけとは言えハリス1号でブチ切られたのがかなり悔しかった。根がかりが多いことを考えてもハリス2号以上でやるべきだった。


調理



大型は刺身に、小型は干物(冷蔵庫干し)、アラは煮出して出汁とした。(このパターン多し)


翌日のボートの洗浄と片づけと、俺は魚屋か!と思わず自分ツッコミを入れたくなるような数のお魚の処理、、

どちらも大変だけど、たくさん釣れてくれたおかげで、まあ、それほど苦にはならなかった。ボーズくらってのボートの片づけのむなしさといったら、、

メバルのほうは釣り方が悪いのか、どっかへ行ってしまったのか?よくわからんけど、またカサゴには遊んでもらおう!