2014年4月17日木曜日

アメフラシの煮付け

アメフラシの卵は以前食べたことがあったが、食感は糸コンニャクのようで風味も旨みもないものだった。要するに美味くも不味くもなかった。

その時はそれだけでは済まず、食べてから1時間後くらいだったか、気持ち悪くなりゲロした。胃が異物か毒性があると判断したのだろう。よってアメフラシの卵は二度と食べないと決めたのだった。

アメフラシは有毒の海草を食べるとそれがアメフラシに蓄積され毒性を帯びる場合があるらしい。フグみたいなもんかな。

アメフラシ料理をネットで検索すると、アメフラシの食感がゴムみたいだとか、かなり美味いだとか評価はさまざま。これは実食して確かめるしかない!お魚が釣れないから食うのでは?


絶対美味しく調理してやろうと思い、まず内臓は綺麗にこそげ落とし二つに割った。ヌメヌメはものすごくてゼンメやウナギの比ではないようなので、たっぷりの塩でこすり洗いして流水でぬめりを落とすのを繰り返すこと6回ほど。それでもヌメリが完全に取れることはなかったが。



塩で洗っただけでずい分小さくなった。    ↓


圧力鍋に水と本体を入れ、30分煮てそのまま冷ました。これで下処理は終了。

この時点で食べてみるとかなり塩辛かったので、鍋に水を多めに入れ、醤油は少しにして、味醂、砂糖を適当に入れて軽く煮込んだ。

 完成!


下処理を丁寧にやったおかげ?これは中々美味い!珍味!塩辛さもちょうど良い具合。

最終的には明太子二つ分くらいに縮んでしまったけど、そのせいか風味も凝縮されたようで貝のような風味がちゃんとあった。

なんちゃってアワビくらい言ってもいいのでは?

今後アメフラシが釣れたら喜んで持ち帰ることになりました(笑)

2 件のコメント:

  1. しっかし…食べちゃいますな~~あ!(笑)
    ナマコは涎出ても、さすがにアメフラシには…
    改めて釣りガサさん方面(と思われる)に向かい敬礼いたしましたっ!

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    1. アメフラシは下処理さえしっかりすれば、かなりの食材だと思います。
      手を抜くと美味しくないと思います、、というか下処理をしっかりやらないとヌメヌメがものすごくてとても食べる気など起こらない代物でした(笑)

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