2014年12月30日火曜日

2014年の雑感

釣果のほうはともかくとして、今年も大きな事故に遭うこともなく、なんとか無事に新年を迎えることができそうでヤレヤレといったところです。

さて、来年のさらなる釣果アップの参考になるのかはわかりませんが、今年の印象に残った釣行を振り返ってみたいと思います。

釣行回数はブログの記事をカウントしてみると、陸釣りとボート釣りすべて含めてちょうど50回の出撃でした。

ただし、ボーズや貧果などブログに書く気が起きないような釣行は、正確には忘れましたが、おそらく10回まではいってないんじゃないか?といったところ。ま、大体のところ60回ほど釣りに行ったことになり、平均すると六日に一回の出撃ということになりました。


◆新たな試みのジギングで大型青物を釣ることができた。マダカも1匹釣れた。

日本海ボート釣り
日本海ボート釣り2

45センチ前後のハマチばかりですが、強烈な引きと入食いを堪能できました。脂はほとんどのっていなかったので刺身にして抜群に美味いというものではなかったのですが、漬けにしたらけっこう美味しくなりました。来年も狙いに行くのは間違いないところでしょう。


◆70㎝オーバーのウナギが2本上がった。

ウナギ釣り(大物ゲット!)

驚きの長さばかりではなく、胴回りが自分の手首より太かったのは衝撃でした。それは知っていたウナギの引きという感じではなく別次元のものでした。ウナギってこんなに引くの?未だ手に残った感触は思い出されます。

大きいだけで不味かったら意味ないですが、大味ということもなく脂のりが凄くて抜群の美味さでした。最近は絶滅危惧と騒がれていますので控え目に、、、と言ってもまた狙いにいくしかないでしょう。


◆スッポンを釣って捌いて喰った。

巨大スッポンゲット!

ウナギポイントの新規開拓だったのでスッポンを釣るつもりは全くなかったのですが、ある川にエサのミミズを入れたら、まるでスッポン養殖場であるかのようにバカスカ釣れてきました。

スッポンを長期間泥抜きして、捌いて、食べて大変美味しかったですが、身を守るための噛みつき攻撃、首チョンパから始まる四足動物の解体作業はメンタル的にもけっこうキツかったです。

世界には食事中に笑うことは厳禁という国もあるそうです。喰うための殺生とは?考えさせられます。

来年は気が向いたら一度くらいはスッポンを狙いにいくかも?


◆マダイは釣れなかった。

釣れなかったせいでほとんどマダイを狙いにいってないこともありますが、一番の原因は日本海の一番近いところばかりを攻めていたせいでしょうか。もう30分余分に車を走らせればおそらく魚影がかなり濃くなると思います。

一昨年は初めてマダイを狙いに行って、マグレ当たりとは言え74㎝が上がりました。それ以来、そこより近いところでもマダイが釣れないかと調査を兼ねてやってましたが、どうやらダメのようです。

来年は、どうせ行くならもうちょっとだけ足を延ばして、マダイに限らず深場の獲物(できればエソ以外で!)を狙っていこうかと思います。


◆テトラ帯へ渡っての釣りを始めた。

ボート夜釣りに比べれば、テトラ帯に渡ってなら比較的足場がいいし、釣果もそこそこで安全にできます。

しかし、いくらゴムボートでちょいと渡るだけでも、ゴムボの片付けや洗浄は普通にやらなければなりません。こうなると膨らまないミニボートが欲しくなってきます。

また、遊漁船を利用すれば新たなるターゲットや展開が広がるのでしょうけど、


こんなんが来ているようでは、来年も引き続いて節約を心掛けての釣りになるんでしょうかねえ(笑) ボート買えたわ

さて、来年も釣って美味しいお魚なら何でも何処へでも、といった節操のないスタイルは変わりなさそうです。

ただ、あまりに釣れないとモチベーションが下がり、出撃回数が減り、そのうち、もうヤーメタ!

せいぜいそうならないように、無い知恵を絞り出して多少なりとも釣果アップを目指したいと思います。

それと、目先の釣果を求めるだけでなく、ボーズ覚悟の新規開拓は忘れずにやりたいところです。ほとんど外れクジとは言え穴場が見つかることもありますので。

それでは、

今年一年おつき合いいただきありがとうございました。来年もブログのほうは更新していくつもりですので引き続きよろしくお願いします。

どうぞよいお年をお迎えください。

2014年12月24日水曜日

伊勢湾夜釣り16、17(セイゴがポツポツと)

二夜連続にして釣り場もまったく同じということで、二回分まとめて記事にします。手抜きともいう

(月曜日の釣り)

昼間のうちに下見は済ませてあるものの、釣り糸を下すのは初めての場所。昼間にはサビキ釣りでサッパが上がっていたようだ。


セイゴマダカ狙い。7m延竿とリールの二刀流だが、どちらも電気ウキ仕掛けで試すことにした。

延竿は足元を、リールはちょい投げで探る。

17:30頃、釣り開始。

開始直後からアタリが連発するも、釣れてくるのはどうにもならない小セイゴばかり。

それでも、小セイゴ5匹に1匹程度の割合でキープサイズが混じった。

二本の竿をさばくのがけっこう忙しく、置き竿にしたままだった7m延竿が海へ引き込まれてしまった!

海面までは1.5メートルあり、浮かんでいる延竿に手が届かないので、大慌てでリール竿を駆使してなんとか延竿を回収。延竿には30センチのセイゴがついていた。

そんな小トラブルがあったりしながらも、開始から1時間半ほどの19:00あたりまではセイゴの反応はよかったが、19:00過ぎからは、いくら流してもほとんどウキに変化は起こらなかった。

17:30~21:30までの釣果

セイゴ30センチ以下6匹。リリースサイズは20匹ほど。


(火曜日の釣り)

セイゴは水ぽいので塩焼きより干物に限る。

よほど大丈夫だろうとは思っていたが、セイゴに臭みはまったく感じられなかったので、今度はなんとか刺身サイズを、と連日の夜釣りだ。釣り場も同じ。

昨日は初めての場所でキープ6匹。小セイゴの猛攻を避けることができればマダカクラスが釣れるのではないか?その結果を踏まえ、針のサイズを特大に、エサもアオイソメを中から大へと変えた。

小セイゴは表層~中層であたってきたので、今日は電気ウキ釣りは止めにして、ブッコミ釣りでやってみることにした。

果たして、釣り方を変えることにより釣果倍増なるか?

17:00開始。

アタリを知らせる鈴を装着したリール竿は5本。ずらりと並べてアタリを待つ。

昨日より穏やかで池のような水面。ボートやテトラ帯の釣りが多いのでココはなんと快適だろうか。

足場の良さは大切だが肝心なのは釣れるかどうか。

昨日より30分開始が早く、まだ空は明るいせいかアタリらしきものは無い。エサチェックで上げてみると極小アナゴがついていた。

暗くなってからも、昨日とは違ってアタリは少ない。小指より細いアナゴしか釣れない(泣)。どうやらブッコミ釣りは失敗のようで、底では小アナゴしか食ってこないようだ。(リリース小アナゴ3匹)

水深は足元でも9メートルほどあるので、ブッコミ釣りはやめにして、オモリなしのフカセ釣りのようにして中層狙いに変えた。仕掛けは足元に下す。

ブッコミ釣りに比べ、フカセ釣りはアタリは増えたがけっして針がかりはしない。小セイゴが突いているだけのようだ。針とエサを大きくした効果はあったようだ。

おかげで小セイゴの猛攻に悩まされることはなかったが、マダカどころかキープサイズが釣れない。要するにほとんど釣れないのだ。

小セイゴの群れの下には、いいサイズのやつは居なかったのか、、、?

17:00~21:00までの釣果

セイゴ31センチ以下9匹、サッパ1匹

昨日より釣果が落ちた。これじゃ昨日のほうがマシというもの。

釣り方を変えたのがいけなかったのか?それとも、群れが回ってこなかったり、食い気がなかったりの外的要因なのか?

まったく、、、思いどおりに釣れないものです。

2014年12月14日日曜日

伊勢湾夜釣り15(出合い頭のマダカ)

(土曜日の釣り)

この日は一段と寒さが増すという予報なので、思いつく限りの防寒対策で釣り場へと向かった。

目出し帽は当然として、腹、背中、足先に貼るカイロ、マフラー… 重ね着も大概のモコモコ状態。ご当地キャラの着ぐるみの中はこんな感じなのだろうか?

寒さに負けての撤退を避けるには機動性を犠牲にするしかないのだ。おそらく、薄手でも保温効果の高い高機能な服があるんだろうけど、値段のほうにしたってお高いのでしょう。金くれ。

 17:10の海

風のやや強い予報で実際に強かったが、風裏なので釣りをするには問題なし。

今回はリール竿による電気ウキ仕掛けで釣ることにした。

暗くなるのを待って17:30頃開始。

釣れないとこの寒さは辛いだろうなあ、できれば早く結果を出して早く帰りたいなあ。

ウキ下は、こんなもんだろうかと1ヒロ半で開始することにした。

二回目の投入、

ウキが海中へと消し込んだ。

竿を立てるとグングン!

しっかりと針がかりして上がってきたのは、


 マダカ52センチ

開始からわずか5分ばかりのことだった。

いきなりの大物!野球でいえば先頭打者ホームランか。

いや~、いきなりボーズ回避して気が楽になった。サイズにしたっていい。

しかし、

気をよくして続けたものの、その後は一向にアタリがなくなった。

おっかしいなあ。

今回は遊動式仕掛けの具合が悪かった。予備の仕掛けが無かったので一新できなかったが、仕掛けを上げると絡まっていたことが多かったので、かなり無駄に流していたかもしれない。

そんな無駄を差し引いても厳しかった。あまりにも釣れないのでタナをベタ底にして、ある程度の数を稼げるであろうカサゴ狙いにしたが、カサゴの反応にしても悪かった。

再びタナを上げてマダカ来んかと流し続けたが、電気ウキに変化は起こらなかった。

アタリが無さすぎて運動量がほとんど無いので寒いのだが、寒さに耐えかねてというより、あまりに釣れないので22:30頃納竿とした。

17:30~22:30の釣果

マダカ52センチ、カサゴ21センチ

リリースサイズは小カサゴと小セイゴ各1匹。

開始早々でマダカが釣れて、その後の5時間近くでカサゴ1匹…なんなんでしょう?

第一打席でいきなりホームランで気をよくしたものの、その後はボールにかすりもしない、全打席空振り三振したような。

釣りの本によると冬は数はのぞめないが大物が狙えると書いてある。なるほど、たしかにそうかもしれない。

たった1匹でも大物の魅力は大きい。出会い頭のマダカ1匹が釣れなかったら今回の釣行はないものとするところでした。

2014年12月4日木曜日

知多半島夜釣り6(メジナ釣れるも)

 (水曜日の釣り)

月曜あたりから冬型の気圧配置になったようで急激に寒くなった。この日も引き続き寒くて、帰る頃には車の温度計は4℃を表示していた。

釣りはじめの外気温にしたって7℃くらいだと思うが、幸いベタ凪で無風状態といってよく、体感温度はそれほど低くなかった。

17:00開始。

ちょうど薄暗くなった頃のベストなタイミングで開始することができた。


ちょっと前にグレ(メジナ)が釣れたけど12月に入ってかなり寒いしどうだろうか?前よりよくなるなんてことはないだろうとは思いつつも期待を持っての開始だったが、、

15分経ってもアタリ無し。

暗くなってからが本番だと自分自身に言い聞かせ、電気浮き仕掛けで流し続ける。


グレ狙いなので底付近にエサを流すが、リリースのチビカサゴ2匹と、無理やりキープの15センチカサゴ1匹が釣れただけで、1時間が経とうとしていた。

以前に比べてかなりアタリが少ないようだ。

グレはどっか行っちゃったか?それとも、単に活性が低いのか?と考え始めた時、

電気ウキが海中に消し込んだ!

いい手応えであがってきたのは、




26センチのグレだった。

いるじゃねえか!その10分後くらいに19センチのグレを追加。釣り人の活性に限っていえば間違いなく上昇した。

以前に比べてアタリが相当少ないので、この日はとにかくツンツンと仕掛けを竿先で動かす誘いを入れ続けた。誘いを入れた時によく反応があったようだ。

その後はグレは追加できないので、タナを上げてセイゴかメバルでも来んかと試したものの、10センチのチビセイゴが1匹かかっただけ(泣)

再びタナを戻し、底付近で流すとキープサイズのカサゴとタケノコメバルがちらほらと。

そのうちに根魚も釣れなくなり、粘っても釣れなさそうだし、早く帰って熱燗が飲みたくもなったので、エサ余りのまま粘らず納竿とした。

17:00~20:00までの釣果


グレ26センチ、19センチ。タケノコメバル20センチ×2。カサゴ20センチ以下3匹。


タケノコメバルの腹から未消化のカニが出てきた。そういえばカニエサは使ったことがないなあ。

予想はしていたが秋に比べてアタリは激減した。でもボーズでなくてよかったといったところか。ターゲットを変えてもいいので何かのお魚をもっとたくさん釣りたい。