2015年4月3日金曜日

伊勢湾夜釣り9(沖テトラ釣れず、車がスタック)

(木曜日の釣り)

二馬力ボート始めてからまもなく三年になりますが、ようやくといいますか、初めてエンジンオイルとギヤオイルの交換をしました。

エンジンオイルの排出ボルトは塩分で固着しているのか?道具を買ってきたりして素人なりに努力したのですが、ビクともしませんでした(泣)。しょうがないのでエンジンを逆さにしてオイル注入口からオイルの排出をしました。


因みに、ガソリン抜く時もエンジンを逆さにしてガソリン注入口より抜いています。ガソリン排出口のボルトもやはりビクともせず、エンジン使い始めてすぐにボルトの頭をなめてしまってます(泣)

(木曜日の釣り)

ずらーっと傘マークが並んでいる今週の天気予報ですが、唯一、木曜日だけは傘マークがついていないようです。いくら釣りに行きたいとは言っても、雨天の中では危険というかやりたいとは思いません。前回の釣行から一週間経っていませんが、、、木曜日に出撃することにしました。

短時間勝負でのウナギ釣りなら雨天釣行は大いにありなんですが、ウナギ釣りのシーズンはまだ先ですし、雨の中で何の反応もなかったら苦行そのものになりますので。

ゴムボートを漕いでテトラ帯へ渡り、その上からの夜釣りです。前々回の夜釣りでは強風のため出船は見送ったので、再度決行することにしました。

18:00頃 出船準備完了

まだ空が明るいのと、幸いにして風もたいしたことなかったので、予定通りに目的のテトラ帯へ向かって漕ぎ出しました。



無事に到着。

まずはゴムボートとテトラをロープで結びます。知らぬ間にロープがテトラから外れてゴムボートが行方不明!?といったことになると大事件ですので、念のため別々のテトラにロープ2本それぞれ結びます。

テトラ帯への上陸は、やはりウエーダー装着が無難。ココは長靴だったら浸水必至だったでしょう。

さて、テトラ帯上陸はクリアできましたが問題はここから。はたして、ココは場荒れしていない、落とせば喰ってくるという期待通りのお魚の楽園なのだろうか?

まずは、エサ釣りで反応を探ります。一投、二投、、、、?投、、、場所移動して一投、二投、、、、、まったくもって反応なし。

どうもおかしい、、

テトラを観察してみます。時期的なものがあるかもしれませんが、カニはほとんど居ない、貝も少ない、海草も少ない、、、テトラに生命感が少なすぎます。これでは海の中も同じでしょうか。

最後には、ベタ底にしてテトラ際を攻めてみますが、小型カサゴ1匹どころかアタリさえない。結局、1時間で見切りをつけて帰還しました。爆釣どころかアタリ一切なしで、作戦は失敗に終わりました(泣)

まだ20:00なので陸から釣ります。先回にウナギが釣れたところに竿を3本ぶっこんで置き、ゴムボートを片づけます。付近は人けがないので、置き竿にしたまま車で河口へ偵察に行くことにしました。

ここからが地獄の始まりでした。車を川に近づけ過ぎたせいで砂にはまり、身動きできなくなりました。いくらふかしてもタイヤは空転するばかり。左前輪が埋まってしまっている。

ロードサービスを呼ぶのは考えましたが、おそらく、すぐには来れないだろう、、わずか5メートル先は地盤が固そうなので、自力で脱出を目指すことにしました。

川原にはたくさんのゴミが打ち上げられたり、捨てられたりしています。普段は見苦しい存在でしかないゴミは、この状況では貴重品となりました。フトンや板、流木を拾ってきて空転するタイヤにかまして脱出を試みます。

脱出しなければ帰れません。手近にあるものを使って窮地を脱するマグガイバーになったつもりで必至で頑張りました。しかし、現実はフィクションとは違い簡単にはいきません(泣)

砂を掘り、タイヤの下に板をかまし、進んだり下がったり、、

焦って距離を稼ごうとしてアクセルをふかし過ぎると、車は進まず、沈んでいくばかり。

何回掘って、何回車を動かしただろうか、、自力での脱出は無理かもしれないが、やるしかありません。

そして、

脱出作戦開始から二時間超、ついにその時がやってきました。

脱出成功!!

アリジゴクからアリは逃れることができました。

どうやら、ボートや道具を積んだままだったのがいけなかった。重みで砂に沈むようです。荷物を全部降ろし、トランクを空っぽにしたらタイヤが空転しながらも車は進んだので。気づくのが遅すぎました(泣)。横着するのはいけません。

             砂まみれになって何回も乗り降りしたので、車内はわや(泣)

釣りはほとんどやっていないのに、大物釣った時以上の達成感がある。。いったい今日は何しに来たのだろうか。。

釣りどころではなくなってしまい帰るばかりですが、その前に二時間以上放置した竿を回収しなくてはいけない。盗まれてはいないか心配でしたが無事でした。

片付けるので上げて見ると、、


ウナギと間違うほどのぶっといアナゴが!

しぶとくもボーズを逃れたという。

アナゴ44センチ

最近アナゴの刺身の美味さを知ったので、たいへんいいお土産になりました。

4 件のコメント:

  1. こんばんわ。
    夜釣りお疲れ様です。
    それと、車に関してはとんだ災難でしたね。

    一夜にして人生の縮図を見たような、そんな気がします。
    努力の末、良いお土産が出来たっていうやつでしょうか(笑)。

    釣りガサさんが出撃すると言っていたのは夜釣りの事だったのですね。
    私は背中を押されたような気分になってボート釣りに行ってきましたよ。
    お蔭様でアイナメを1匹釣る事ができました。

    感謝感謝です。

    それでは失礼いたします。

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    1. おはようございます。

      気をつけていたつもりでしたがやらかしました(泣)。車を押してくれる人がいないので一人の時は特に気をつけないといけませんね。

      アナゴは卵を持っていて脂がのってました。刺身はやっぱり美味しかったです。

      TGとは自分でしたか~ 今気が付きました(笑) 。アイナメ他釣れ始めたようで確実に上向いてますね。

      最近は夜釣りばかりですが、これからは増々気温的にも出やすくなりますし、そろそろボート釣り始動したいです。

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  2. こんばんわ。
    むか~し昔に、タイヤが嵌って往生したという経験をしていますが、一人でやっていると泣けてきますね(笑)。

    今頃のアナゴと言うのは旬なんでしょうか。
    ずいぶん昔には良く釣りましたが、ここ最近は釣った事が有りません。
    むかし〇戸の港でブッコミ釣りをやっていたころは時々釣りました。

    それからTGさんとは、T(釣り)G(ガサ)さんの事ですよ。
    木曜日はちょっと寒かったですが、ボート釣りに行って良かったです。
    TGさんのコメントが無かったら行ってなかったと思います。
    感謝です。

    昼間のボート釣りは、サビキなど、どうしても安易な方法の釣りに逃げてしまいますが、じっと我慢で同じポイントを攻めれば、数は少なくてもある程度の大物が釣れるのではないか、と言うことを今回は感じました。

    今年は貧乏性釣りをやめて、鳴くまで待とう、の心境でボート釣りに挑もうと思っています。
    (多分続かないと思いますが)

    それでは。

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    1. こんにちは。

      まったく、自業自得とはいえ動かなくなった車ほどやっかいなものはありません。週末なら釣り人が居て助けてもらえたかもしれませんが、平日だったせいかひと気はまったくなかったです(泣)

      アナゴは今まで釣った中でダントツのサイズだと思ってたのですが、わずか1センチの記録更新でした。しかし、本当に丸々と太っていて体重はダントツ間違いなしでした。

      調べましたら、アナゴの産卵期が6~8月でウナギと同じように深海が産卵場所のようです。卵持ちだったのでこれから旅立つところだったのでしょうか?

      寿司ネタにする煮アナゴは脂がのっていないほうが適しているといった説もあるようですが、焼いたり刺身の場合は、やはり脂がのっているほうがいいようです。

      今年は大物中心でいきたいですね~。ルアーで大物に絞るのもこの界隈では厳しそう。でも、やっぱり釣りにいくからには何かしら釣りたいですし。

      理想としては、小物でいいからささっとある程度釣って、あとはじっくり大物狙いでしょうか。でも、現実はその小物がささっと釣れないから困る!(笑)

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