2015年8月23日日曜日

ゴムボの長尺竿置きの製作

◇まずは完成形から


なんじゃこりゃ?



投竿がベースなので、このようにゴムボの倍の長さまで伸びます。


◇製作

↑プラ植木鉢の底の中心に水道塩ビのネジソケットが通る穴を開けました。



↑中古品の長くて極太の投げ竿を購入し、ラインを通すガイドの部分は必要ないので、すべてサンダーで切り落としました。

竿先の好みの長さのところに、水道塩ビの雄ネジソケットをはめ込み、ステンレスネジで留めます。隙間にコーキング剤を注入し、ぐらつきを無くしました。



↑雌雄の水道塩ビのネジソケットで、プラ植木鉢を締めこめば、完成です。


◇使用例



竿尻をプラ植木鉢に突っ込んでから延ばすか、延ばしたまま使うか?


◇何故、こんなヘンテコリンなものが必要か?

何故なら、ボートで磯竿を使いたいからです。

磯竿に限らずリール竿は一番先のガイドに糸が絡みつくことが多いのですが、3m以内の竿なら穂先に手が届いてライン絡みは直すことができます。

しかし、磯竿は5.3mありますので、狭いボート内でこの穂先のライン絡みを直すには、リールと磯竿の大部分を海中に沈める必要がありました。

か細い穂先をつまんでいるので、穂先は折れそうですし、リールは海中に突っ込んでいるので内部からの錆びも心配ですし、ようやくライン絡みを直して竿を海中から引き上げた時は、リールも竿もベチョベチョで不満ばかりでした。

それなら、狭いボートで無理してそんな長い磯竿を使わなくてもいいのではないか?とも思うのですが、メリットがたいへん大きいのです。

磯竿は延竿に匹敵する柔らさなので釣り味はとにかく最高です。もちろん延竿でも良いのですが、水深があるところでは使えません。また、磯竿なら例え大物がかかってもドラグ機能やラインの送り出しができるので安心です。

何より、テトラの切れ間やパイルなどの障害物周りをピンポイントで攻める時に、長い竿は有利です。真上からジワ~と自然にエサが落とせます。メジナやクロダイや根魚は上からのゆっくり落下してくるエサに特に興味を示すようです。

アンカーを打って理想の場所にボートが止まるのは中々難しいです。アンカリングに失敗してボートの位置がずれても、長~い磯竿なら、短い竿に比べて調整が効くので、エサを真上から落とすことができるのです。

なんだかんだ御託ばかり並べましたが、まだ実戦で試しておりませんので、実際に使いものになるのやらどうやら、、ま、最初は間違いなく失敗するでしょうね(笑)

とにかく、ボートで、長くて柔らかい磯竿を使っての釣りがやりたいのです。あまり釣れなかったり、今後やり辛さが改善されなければ辞めるまでですが。

4 件のコメント:

  1. こんばんわです。
    う~~ん、涙ぐましい努力ですねえ(笑)。

    磯竿をボートに持ち込む事自体敬遠しているのですが、これは逆の発想ですね。

    でも、よほど頑強な投げ竿じゃないとリールと竿尻の重さで曲がってしまって
    結局リールも竿尻も海の中、と言う結果になりそうです。
    良い結果が出ると良いですね。
    実釣の感想を楽しみにしております。

    なんでも良いけれど、海の中にリールを漬けるのはタブーでっせ(笑)。
    ではでは。

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    1. こんなものを装着したボートはあまりいないと思うので、ググってもいませんが、少なくとも昌さんの記事には載ってないはずです(笑)

      ボートで磯竿操って爆釣できないかという思い一心です(笑)

      以前、安物のリールが動かなくなったので、分解したら内部が錆びだらけでした。海水に漬けるとすぐ壊れるでしょうね。この作戦でなんとかうまくいくといいのですが。

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  2. 敵めがけて突進する騎馬戦士の如くで勇壮ですな~~あ!
    それに、大漁でしたら直立させ旗掲げて戻ってこれませんでしょうか?(笑)
    いや、ボートは出航しちゃえば限られたスペースで全て賄う必要あり!
    と、しっかり教えられました。
    創意工夫は穏当に大切ですよね。

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    1. ほんとにゴムボ内は狭いんですよ。いろいろ考えてやるしかありません。
      うまく機能するかどうか全くわかりませんが、なんとか使えて、最終的には大物大漁が目標です。
      生暖かい目で見守ってください。

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