2015年12月23日水曜日

伊勢湾ボート夜釣り6(タチウオと尺アイナメ)

(水曜日の釣り)

これまでの夜釣りと言えば、日暮れ頃から開始して深夜に向かって行う、夕マズメパターンが恒例となっていました。

しかし、前回の夜釣りでは、深夜から開始して夜明けに向かって行う、朝マズメパターンを試みました。

今回は、前回と同じく、朝マズメパターンで出撃です。

おそらく、新聞配達員よりも早起きだったでしょう。寒さに耐え、眠い目をこすりながらも、予定通りの2:30には海上で釣り糸を垂れていました。

防寒対策のために厚手の靴下二枚重ねでウェーダーを履いたのですが、キツキツパンパンで、まるで足首が固定されたような(スケート靴を履いたような)状態でした。

足首の角度が自由に代えられないとどうなるかと言うと、足が踏ん張れないので、狭いボート内で身体の向きを変えるのに大変苦労します。ま、足首だけじゃなく、上半身下半身とも着膨れ状態なのでなにかと動き辛かったのですが。

こうなると、薄手の高機能なスーツが欲しくなります。たしか去年の冬の夜釣りでも同じことを思ったような?

さて、釣りのほうは、最初はカサゴがポツポツと釣れ、徐々にペースアップしてカサゴがほぼ入れ食い状態になりました。

カサゴは良く釣れるので17センチ以下はリリース。

カサゴラッシュの中、今までとはひと味違う強い引きが!


30センチは超えてそうなアイナメが釣れました!

スマホでパチリとしてみましたが、やはり深夜のボート上での写真は難しかった。

これは尺アイナメいったでしょう。略して尺ナメだ。

その後、潮の流れが早くなってきた。潮下にエサを落とせば、ラインが斜めとなりエサが自然に漂い期待が持てる状況。

そして、今までとは違い力強い引き!カサゴ入れ食いの中、今度はマダカが顔を見せてくれました。

ここはチャンスとばかりにルアーで狙いにいきます。

2~3投すると、グンとヒット!

上がってきたのはマダカではなく、、、想定外のタチウオでした!

来年の目標に、まだ釣ったことがないタチウオを釣るというのがあったのですが、今年残りわずかなところで釣れちゃいました~、嬉しい誤算です。

でかいタチウオをクーラーに入れ、すかさずルアーを投げると、再びグン!

こりゃ、タチウオの群れがまわってきているようだぞ!たくさん釣ったとしてもクーラーに入りきるかしら?

しかし、突然、ふっと軽くなり、、、バレた?いや、それどころかルアーの重みさえ無くなっている。

なぜに、、、?

あっ、そりゃそうだわなあ、、、調子にのりすぎました~

適当な予備のルアーも、頑丈なラインも無いし、再び鋭いタチウオの歯でルアーごとラインを切られても悲しいので、ここは泣く泣くルアー釣りは断念しました。

その後はカサゴしか釣れず、空も明るくなり、新たに来た釣り船と入れ替わるように帰還しました。


無事に帰還。

オールの位置が邪魔だし、ゴムボに比べ船内が狭いので何かと不便だった。まだまだ工夫の余地あり。


◇釣果


アイナメ31.5cm、マダカ44cm、タチウオ82cm(指3本)、ウミタナゴ、カサゴ22cm以下19匹

リリースはカサゴやムラソイ15匹位。


◇料理

タチウオは、刺身、塩焼き、骨せんべいにして食しました。

今までスーパーなどで買ったタチウオの刺身を食べたことありましたが、生臭くてイマイチ、塩焼きもイマイチの印象でしたが、今回で印象ががらっと変わることに、

新鮮なタチウオは極めて美味し!

2015年12月17日木曜日

BIC245艤装(カートップ方法変更)

今までBIC245のカートップは車のサイドから上げ下ろしていたのですが、ボート落下の危険があったので車のリアからの上げ下ろしの方法をとることにしました。

◇ボート落下防止の補助具としてこのようなものを製作しました。

このように、車とルーフキャリアの隙間にはめこむだけで済みます。
 ぴったりはまっていて抜けそうにないのですが、念のためカラナビを取り付けて抜け防止を施した。




車のリアからカートップします。

ボートの上げ下ろし途中で左右にバランスが崩れても、補助具のおかげでボートが落下することはありません。

安全かつ簡単にカートップできました。

降ろす時も問題なし。

同じ補助具を、車のフロント側にもうひとついるかと思っていましたが、ボートの全長が245センチと短いため、補助具はひとつで充分でした。

何回もボートを上げ下ろしして試しましたが、落下の危険はなくばっちり!これからはこの方法で行くことにします。

2015年12月13日日曜日

伊勢湾ボート夜釣り5(テトラ玉で巨大アナゴ)

(日曜日の釣り)

目覚ましのアラームが鳴る前に目が覚めてしまった。

時刻は深夜1:20頃。予定より1時間早かった。

1時間ではもうひと眠りできそうもないし、眠れたとしても起きるのが辛くなるだけなので、そのまま準備をして早めの出撃とした。

今回は夜釣りなのか?今時分、明るくなり始めるのは6:00頃から。真っ暗闇の3:30には釣り糸を垂らしていたので、おそらく夜釣りということでいいでしょう。

テトラ玉(ブラクリ仕掛け)を多数自作して臨みました。大中小作りました。ラメ入りマニュキュアでオモリを派手に塗装。この派手なテトラ玉は成功と言っていいかも?中々の活躍ぶりでした。


ボートで夜釣りという、快適とは程遠い油断ならない状況であるので写真は控えました。

幸い、海上は曇り空とは言え、波や風はそれほどではなく、気温は10度程度あったのでこの時期にしては暖かかった。

 空が明るくなってからの海上。

やはり、暗いうちのほうがお魚の反応がよかった。

テトラ玉では、27センチのアイナメ、55センチのアナゴ、クジメやカサゴが釣れました。(針にはアオイソメをつけます。)

小魚が少ないようでアタリは少な目でしたが、釣れればサイズはまずまず揃った。


◇釣りが終わり、荷物を片づけて最後にボート(BIC245)をカートップします。






ここからが一番怖い!

ひとたびバランスを崩してボートが落下の道を辿れば、止めようがなく、只々茫然とするだけとなってしまう。




なんとか無事にカートップできました。ちょうどルーフキャリアにかぶさるような感じです。

しかし、はっきり言って冷や冷やもの。セットした木材(横棒)のおかげで、ボートが落下してもサイドミラーに当たって車が損傷することはなくなりましたが、反対側に落下して通行人にでも当たったら大事です。

さらなる安全対策が必要と感じています。


◇釣果




アイナメ27センチ、メバル21センチ以下2匹、メジナ25センチ以下2匹、クジメ22センチ以下3匹、ムラソイ17センチ、アナゴ55センチ以下2匹、カサゴ18センチ以下。

リリースは、カサゴやムラソイ8匹程度。賑やかな顔ぶれの7目釣りとなりました。

大きいアナゴは55センチという巨大なもの。アナゴ実釣記録を一気に10センチ近く更新!

テトラ玉でテトラの穴を攻めていたら釣れた。アナゴ2匹はまったくの想定外の獲物でした。アイナメ27センチはタイ記録でした。

2015年12月6日日曜日

BIC245艤装、知多半島陸釣り2

新艇BIC245で快適に釣りができるように、時間を見つけてはちょこちょこやっておりました。まだまだ改良したい点が出てくるとは思いますが、基本的な艤装はできたと思うので記載しておきます。

◇BIC245の横滑りによる落下防止

まず、ボート本体ではなく、車のほうから。

BIC245はカートップするのですが、ルーフキャリアとの摩擦力がほとんどないので、バランスを保ってさえいれば上げ下ろしは楽なのですが、一度(ひとたび)バランスを崩すと横滑りして落下してしまいます。

実際、初めてカートップしたBIC245を降ろすとき、BICが横滑りしてサイドミラーの上に落下して、ボートはなんともなかったのですが、サイドミラーが破損、修理費として約4万円が財布から消えさりました。ショック!

船体の重量がゴムボートに比べ重い。BIC245が落下の道をたどると、ゴムボのように手で支えて落下(横倒れ)を防ぐのは、常人ではまず不可能に近いかと思います。

その横滑り落下防止対策となります。

まず、車の天板の中央に木材で支柱を貼り付けました。接着は大活躍のコーキング剤です。



ツーバイフォー材にロープとカラナビをとりつけます。

準備完了。

ツーバイフォー材をルーフキャリアと張り付けた支柱の間に通し、横ズレ防止のためのカラナビをルーフキャリアにひっかけます。






これで、横滑りによる落下は防げるかと思います。


 ◇アンカー台




◇竿置き

元々はクーラーに吸盤で張り付けるタイプの竿置きです。この手のやつはすぐに張り付かなくなりほとんど使いものになりません。捨てられる前に日の目をみることになった?


もうひとつ竿置き



◇道具入れ兼ロッドフォルダー



板の上の黒い部分はマジックテープで、魚探をセットします。



振動子は板にビス留めします。板はやはりコーキングで接着。


(日曜日の釣り)

BICの艤装も準備万端?あとは海へと繰り出すだけですが、、

寒いのはしょうがないとしても、波がやや高いという予報ということで、ボート釣りは断念。手漕ぎで沖堤へ渡って釣りをすることにした。

沖堤ではすでに2名が釣りをしていた。自身、沖堤へ上陸後、続いて3名が上陸。寒いのによくやるわ!お前が言うか?

さすがに風が強いのでボート釣りはキツイな。沖堤で正解だったなと思っていたが、、、少し沖で二人乗りのゴムボが通過していった。

前回カレイが1匹釣れたので、カレイ狙いで投げ竿6本でぶっこむ。


7:30頃から開始してヒトデが連発したがその後はエサがそのまま戻ってくる状態。流石にキスもこの寒さでは深みに落ちたか。

キス狙いではないのでありがたいのですが、カレイはまったく釣れません。

今回、唯一の魚信。


クジメとフグのダブル。

本日釣れたのはこの2匹だけ。

なんとなく期待が持てそうにないため、やや早上がりの10:30には納竿としました。