2016年4月7日木曜日

伊勢湾ボート夜釣り2(内臓塩漬け)

(水曜日の釣り)

できれば潮が高い木曜日以降がよかった。しかし天候には逆らえない。木曜日は雨予報で金曜日以降は風が強くなるという。

この日は風、波とも大丈夫そうな予報だったので、前倒ししてボート夜釣りへと出撃です。

実際の海上は、最初のうちは波がバシャバシャ。後半はさらにウネリが加わり、終始予断の許さない状態だった。


↑ 「砂浜対応!エンジンスタンド」は中々便利。作ってよかったと実感。


 出撃準備完了

18:30頃、釣り開始。

すっかり春の様相。日が長くなり、今では完全に暗くなるのは19:00頃から。

明るいうちは釣れないだろうと、少しは可能性のありそうなテトラの穴釣りからはじめる。

根掛かりか?と思った。すぐに釣れたのはお魚ではなくナマコだった。しっかりエサを咥えていた。キープ。

予想どおり、お魚のアタリはない。

19:00を過ぎ、陽の光の影響が全く無くなった。ここから一時間位がよく釣れる時間帯(ゴールデンタイム)だ。

しかし、小カサゴ1匹かかっただけ。

穴釣りはやめて、予定どおり軽い仕掛けでメバル狙いにする。

しかし、期待に反してまったくメバルの反応なし。メバルどころかいくらやってもお魚のアタリ無し。メバルはまだ居ないかもしれない。


◆群生するホンダワラ(海藻)が釣りの邪魔をした。

この日はホンダワラが、エンジンのプロペラに5回は絡まっただろうか。

エンジンをチルトアップし、手を伸ばしてホンダワラを取り払う。

ギリギリ手が届く距離。エンジン向かって右側はハンドルが邪魔をするので、左側から身をのりだしてホンダワラを引きちぎる。

この体勢はボートは横に傾くし、船尾にしてもかなり沈み込む。

バチャンと海水が船内に入り込んできた。ひえ~!タイミング悪く大波が来たら海にドボンしてもおかしくなかったぞ、、(冷汗)。

ゴムボートでもホンダワラがプロペラに絡まったことはあったが、身の危険を感じることは無かった。BICはゴムボートに比べ、エア漏れの心配が無くなったが安定感は劣る。

BICは一人で乗る分ならサイドフロートは要らないかな?との認識でしたが、今回、一人乗りでもサイドフロートの必要性を改めて感じた。サイドフロートを装着すれば二人乗りもいけそう。

20:00をまわった。ホンダワラの影響もあり、ゴールデンタイムはナマコ1匹、小カサゴ1匹で終了した(泣)。これはマズイ!貧果パターンである。

メバルは諦めてカサゴ狙いに変更した。カサゴなら海底を狙っていけばいい。しかし頭の片隅にまだ諦めきれないメバルを意識しているのでオモリは僅かに重くしただけにした。

キャストをくり返すも反応が悪い。

それでも、ポツポツとカサゴが拾えるようになった。サイズは15~17センチくらいと型は寂しい限りだが、お土産無しでは尚更寂しいのでクーラーボックスへIN。

ここまで、小カサゴ10匹。

ついに21:00を回った。経験則では21:00以降は釣れないことが多い。

うねりが強くなってきた。

はっきり言って釣れないボート夜釣りは苦行でしかない。海が荒れた状態なら、難行苦行でしかない。ここは諦めて帰るか、、、?

しかし、ここで開き直った。これはエサ釣りではなくルアー釣りだと!というように、アタリが無くてもこまめに誘いを入れ続けた。

また、軽い仕掛けを潮の流れに乗せて、浮遊するホンダワラの下をかいくぐるように流すのが功を奏したのかも?


良型メバルが釣れた!


その後、入れ食いというわけでないものの、20センチオーバーの良型のカサゴが釣れた。

「あまり釣れない時間帯」=「俊敏な小魚が喰わない分、やり方次第で良型がくる可能性が高い」というのを思い出したのだった。

ラスト一時間のおかげで、「釣りに行くのやめときゃよかったかな」 → 「まあ、行ってよかったかな?」終わりよければすべてよし、の心境で釣りを終えることができた。


◆18:30~22:00までの釣果



メバル23センチ1匹(左上)、カサゴ22センチ以下20匹、ナマコ1匹


◆料理


左上がナマコの卵(おそらく)、右上がコノワタ(少ない!)、
左下がキモ(大きいのがメバルあとはカサゴ)、右下が胃袋

最近、お魚の内臓を塩漬けにしています。

肝なんかは鮮度や保存が悪いと溶けてしまいますが、プリプリです。

生臭くて塩辛くて美味い!日本酒がかなりすすみます。飲み過ぎます(泣)。果たしていいのか悪いのか?

今回は、少量過ぎるコノワタもブチ込む!

 コノワタ入り内臓塩漬け

塩が馴染む、漬けて4~5日以降が食べ頃でしょうか。




小型のカサゴは醤油に漬けこんでから干物に。


メバルと大型のカサゴは、

メバルとカサゴの舟盛り(+ナマコの酢の物)

調子にのって舟盛りの器をネットでポチってました。今回、ついに出番が回ってきました(笑)

近年、年末以外はスーパーでナマコは見かけませんが、久しぶりのコリコリ食感を楽しみました。

4 件のコメント:

  1. こんばんわです。
    ボート夜釣りお疲れ様です。
    この時期はホンダワラが茂っているので大変ですよね。
    浮遊しているホンダワラがペラに巻き付く時も有りますね。

    そのたびに私も手を伸ばして取っていますが
    そんなに不安感は無かったですよ。

    かなり右に体を持っていっているのか
    荷物が後ろに集中しているのかなあ、
    それとも体重オーバーとか(笑)。

    それにしても後半は良く釣れて良かったですね。
    船盛もなかなか堂にいっているじゃないですか(笑)。

    時期的にはちょっと遅めですがナマコも良いですね。

    それにしても夜のボート釣りは周囲の状況が判り難いので
    十分注意してくださいね。
    ではでは。

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    1. おはようございます。
      ホンダワラには困りました。夜だと余計わかり辛いですね。危なかったのは波が高かったのとアンカーロープを短めにし出していたせいもあるかと思います。体重と荷物の位置はそれほど問題ないかと(笑)

      いずれにしろ安定感アップのため、BIC245用のサイドフロートを作ることにします。

      ナマコはうれしい外道でした。スレでなくエサを飲み込んでいたのは驚きです。最後はまずまずまず釣れて帳尻が合いました。今回は諦めの悪さがいいほうにでました(笑)

      そうそう、番号入り紅白旗もらってきましたよ。平日出せるかしら?またその節はよろしくお願いします(笑)

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  2. どうも~!お疲れ様です!
    ペラの海草取るときにボートが傾いてって、スリル満点ですね、オザボートで釣りしたときに船が通る度に『やべぇ!』となったのを思い出しまた
    20㎝のメバル、いいですね~刺身も美味しいし羨ましいです!
    自分は相変わらず木曽三川に通ってます(笑)
    チヌやキビレでも釣れないかとカメジャコメインでやってみました。
    3月29日は、ラストのカメでなんとマゴチ41㎝が
    4月1日、マダカ50㎝
    4月6日、マダカ51㎝
    各一匹づつですがなんとか釣れてます(笑)
    やはり今年は海水温が高いのか今の時期にマゴチには驚きました~

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    1. お疲れ様です。
      ゴムボートに比べるとどうしても波には弱いのでスリル満点です、、というかスリルはいりません!(笑)そう言えばオザボートのHP見ると早くもマゴチが上がっているようですよ。

      マダカ連発おめでとうございます。
      たとえ1匹づつでもこの時期に大物が釣れるのは凄いですね~。あのあたりのは臭みなく美味いので価値は高いと思います。

      これから増々上向いてくると思うので、お互い釣りまくりましょう~

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