2016年5月29日日曜日

知多半島ボート釣り5(大アジ、マゴチ)

(日曜日の釣り)

前回はルアーで大型マゴチゲットを試みるも敢え無く撃沈。

慣れないルアーよりもエサ釣りのほうが釣れる確率は高いだろう、とエサ釣り仕様で前回と同じ所から出撃です。

エサはウタセエビがいいということで、ウタセエビが手に入ると聞いていたエサ屋へと寄る。

前日にはこの日のためにエアポンプ付きエビクーラーを購入していた。エサ屋のオヤジにそれを差出し、ウタセエビください!と、自ずと声に力がこもる。

「あ~、漁師が出ていないからウタセエビはないよ」

ウタセエビ漁師が出漁していない時はウタセエビの入荷がないということらしい。

え~、聞いてないよ~、ウタセエビが手に入らないのは全く想定してなかったので、ここで思い描いていた釣りのビジョンというのかシミュレーションが一瞬で崩れ去った。

無いものは仕方がない。しかしエサ釣りで来たのでモエビを購入。ウタセエビの代用?いやいや、さすがにモエビで大型マゴチが釣れると思っておりません。

5:00頃出船。

薄曇り、ベタ凪でボート釣りをするには絶好の海況だった。

まずはマゴチのエサを確保するべく、キス仕掛けを投げ込んだ。すぐにマゴチのエサにちょうどいいサイズの小型のイトヒキハゼが数匹釣れた。

中層も探ろうと買ったモエビをエサにメバル胴突き仕掛けを落とす。

ほどなくしていいアタリ!

良型アジが釣れた!

どうやら良型アジの群れが回遊してきている模様。しかし、釣り上げるたびに仕掛けがグチャグチャになりタイミングを逃し気味なのは否めない。

海面のあちこちでバシャっと明らかに小魚を捕食する音が聞こえる。

これはルアーでもいけるぞ!とルアーを投げ入れる。ルアーでは6回アタリがあり、4回針がかりしたもののすべて途中でバラしてしまった(泣)。アジの口は切れやすいというから原因はそういうことかもしれない。

結局ルアーでは1匹も釣り上げられず、胴突き仕掛けで良型アジを4匹ゲットした。

ボーズは逃れたことだし、マゴチのエサのイトヒキハゼにしても5匹ほど確保した。ここからはアジに未練を残しつつもマゴチ釣りに専念することにした。

しかし、

さすがにそう簡単にアタリはない。

アタリのないまま1時間かそれ以上か、

ドラグをユルユルにして置き竿にしていた。突然ドラグの音がジージーと鳴った。

竿を手に取ると大物の手応え!

バレてくれるなと緊張のやりとり。

タモに収まり、やった~!




その後は期待に反して全くアタリは無かった。ワンチャンスでした。

10:00頃になって急に海が荒れ始めたので帰還した。


◇5:15~10:00までの釣果



 マゴチ45cm、アジ28.5cm以下、キス、アカハゼ?



アジ4匹中、3匹のアジにタイノエが寄生していた。


アジ、マゴチの刺身


2016年5月22日日曜日

ウナギ釣り、知多半島ボート釣り4

(木曜日のウナギ釣り)


二年前には驚愕の極太ウナギが釣れた水路。

昨年は釣れなくなり足が遠のいていた。やっぱり難しいだろうなあ~と思いつつもダメ元で今シーズン初のウナギ釣りへ。

ウナギ釣りは、日没時刻少し前から真っ暗になってから2時間後くらいまでが釣れる時間帯。

その時間帯に、そこにウナギさえ居れば確実に釣れる。難しいことなどなく、釣れなければそこにはウナギは居ないと断言できるといっていいくらい。

だから30分もやれば充分で、その30分で釣れなっかったらその後いくら粘っても釣れる確率は低い。

実際、17:20~17:50まで30分きっちりやったが、、

5センチのヌマチチブが1匹釣れただけに終わった(泣)

ここ2~3年は、どのポイントも釣れなくなり、ウナギが非常に少なくなったのを肌で感じる。それでも、今シーズン1回くらいは天然ウナギを食してみたいものだ。


(日曜日のボート釣り)

穏やかなボート釣り日和だった。空が明るくなりはじめた4:30頃、おそらくミニボートでは一番早い出船。

最初はアオイソメのエサでメバルを狙うもまったく釣れない。メバルでなくともアイナメでもいいのだが、、、結局、毎度どうも~のキュウセン(ベラ)が時々釣れるだけ。

キュウセンの刺身はアイナメやメバルに劣ることなく美味いが、ここらではよく釣れるので有難味が少なくなってきた。

一応、ボーズは逃れたということで、エサ釣りは早々に切り上げた。

なぜなら、本日のテーマである「マゴチを釣る」ため。

ここからは、ルアーだけで勝負。しかし反応無し。

更に投げるも、応答なし。

いい加減にアタリの多いエサ釣りにしようかと思うも、グッとこらえてルアーを投げ続けるも、、やはり反応なし。

そしてとうとうルアーが根掛かりでロスト。この日のために買ったばかりの800円のルアーは役目を果たすことなく手元から去っていった(泣)

こうなりゃ小物をエサで釣っての泳がせ釣りだ~、エサの確保はピンギスと小サバと順調にいった。

その小魚をエサにして放り込んで、マゴチのアタリを待ちつつルアーも投げ込む。

しかし、エサの小魚は無傷で戻り、ルアーの反応も変わらず無かった(泣)

10:00までやったが、粘らずきっぱり帰ることにした。


獲物が少ないので帰りに近くの魚屋へ寄った。

釣りの帰りに魚を買うのはなんだか虚しい。ヒイカと小ダコは魚じゃないから問題ないでしょ?と無理やり納得して買うのだった。


小ダコもそれなりに美味いがタコらしい味わいが少ない。なんでも大きいほうが美味いとは限らないが、タコに関しては大きいほうが美味い。

2016年5月15日日曜日

知多半島ボート釣り3(小物五目釣り)

(日曜日の釣り)

暑くもなく寒くもなく、何をするにしても活動しやすいいい季節となりました。

そんないい季節は短い。あと一ヶ月もすれば肌に汗がまとわりつくような高温多湿の日が多くなってくるでしょう。

やっぱりこの時期、お魚ちゃん達にしても活動的かしら?ということで出撃です。

5:00頃 出撃前

雨の心配のないうす曇りの空。

港外へ出てみるとかなり海は荒れ気味だった。そのうち徐々におさまっていくだろうと期待するも、時間の経過とともにさらに悪化していった。

南東の風が強く、ウネウネ、バチャバチャという感じ。



そんな状況なので陸から近いところでの釣りに終始した。

退屈しない程度にキュウセンが釣れる。しかし、キュウセンばかりではなあと、キス狙いで一回、ちょっと沖に出てやってみたけどもアンカーを打っても徐々に流される始末。底がとれない、キスは釣れないので早々に浅場へ戻った。

キュウセンを中心にや小型メバル、カサゴがポツポツ。


20センチくらい、黄金色のアイナメが釣れた。



肉厚のいいメバルが釣れた!これも黄金色をしていた。

釣れたのは9:00頃だったか。夜でなくともいいメバルが釣れるんだあ。

その後、これと同サイズかそれ以上のサイズと思われるメバルがかかったが、、、タモ入れ前にバレてしまった(泣)。

この時、細軸のメバル用のハリを使っていた。

細軸のハリは、エサへの負担が軽減されるというメリットがある反面、物理的負荷が大きくかかった瞬間にハリのフトコロが伸びるというか広がってしまうデメリットがある。バレかたからして、おそらくそういうことなんだろう。

その後はメバルを狙いに絞るも反応がなく、この海況で粘るのは辛いので大荒れの海を後にすることにした。


◇5:10~10:40までの釣果




大きいメバルは23cm。アイナメ、カサゴ、ムラソイ、キュウセンで小物五目釣り達成!


◇料理

マース煮

醤油と砂糖の甘辛い煮魚に飽きたらコレが美味い。酒と生姜と塩で煮る。


メバル、アイナメ、キュウセンの刺身

刺身というよりか、酢飯と刺身をラップにくるんで軽く握り手まり寿司にして喰らう。コチラは釣りと同じで、当分飽きそうもありません。

2016年5月7日土曜日

知多半島ボート釣り2(小物五目釣り)

(金曜日の釣り)

前回はキスと良型ベラがそこそこ釣れた。

ベタ凪、長潮だったせいかボートや仕掛けは流れず、のんびりゆったりと釣りをすることができた。

今回も同じポイントですが潮回りは大潮となる。はたして釣れるのだろうか?爆釣を期待しつつ出撃です。

4:00出船準備完了。

常夜灯が多く港内はかなり明るい。しかし、こういう場所では万が一迷惑がかかるといけないので、夜釣りはもちろん早出は避ける。

明るくなるのを待って出船。(4:30頃)

曇り空とは言え大型連休中のせいかボートは多い。そのボート船団に紛れるように釣り開始。



イシゴカイのエサでキスがポツポツ釣れ、


マダイの幼魚が釣れた。こいつがたくさん釣れれば嬉しいが2匹止まり。


細かいメゴチはよく釣れるが大きい!卵を持っていた。

退屈しない程度に小魚が釣れていたが、潮の流れが早くなり過ぎたせいなのか時間帯なのか釣れなくなってきた。

その後、激流となり、

仕掛けが浮いたせいかカタクチイワシが釣れた。


アンカーを打ってはいるが、やや軽いせいかボートは徐々に流される。

ボートだけでなく、仕掛けのほうにしてもオモリを重くしたところで、どんどん流されるので釣りをするのが厳しい状況となってきた。

たとえ激流で釣りにくい状況でも何かしら釣れればいいのだけれど、まったく釣れない。

たまらず、潮流の影響の少ない浅場へと移動することに。

 ウミサボテン

 アナハゼとトラギス

前回と同じくマゴチ用のエサとして常にぶっこんで置いたが、これも前回と同じくマゴチに喰われるようなことはなかった。


小メバルが釣れた。金色に輝く。



アイナメが釣れるもメバル同様に小型。

10:00頃から小雨がぱらつき、11:00頃にエサが尽きた。(イシゴカイ400円分)

天気が良ければここから心機一転、ルアーを投げまくりたいところだが、本降りとなる前に逃げるように帰還した。


◇5:00~11:00までの釣果


キュウセンは大型を3、4匹ほどバラしたせいか前回に比べて型が寂しい。キスにしても数は少ないしやや小ぶりだった。


種類は色々釣れたが刺身にするようなサイズは釣れなかった。

マゴチ狙いでルアーを少しは投げはしたんですが~

”マ”ではなく、メゴチのほうは最長記録更新の23センチ。

2016年5月2日月曜日

知多半島ボート釣り(キュウセンの刺身)

(日曜日の釣り)

夜明けが早くなってきた。

現在の日の出時刻は5:00。曇りや雨の日は別として、日の出時刻の30分前には空が白んでいるので4:30にはボートは出せる。

仮に4:30にボートを出す場合、逆算すると相当の早起きとなる。自分を含め一部のキチガイを除いては、超早起きは遊びとしても辛いだろう、、

と、いうわけで今回は同行者に配慮して6:00頃の出船となった。

前半はベタ凪で潮も動かず、アンカー無しでもボートがその場に留まるというような、釣りが非常にやりやすい海上だった。後半はウネリが少し出たものの、一日を通していいボート釣り日和となった。




↓自作灯油容器サイドフロートの波に対して安定感は抜群だった。


サイドフロートの上にクーラーボックス他荷物が置けるのでボート内は広くなった。今回、実際やってみてBIC245での二人釣行は問題なくできるに思い至った。これもサイドフロートのおかげ。作ってよかった~

◇6:20頃釣り開始。

石ゴカイのエサで1本針仕掛け。

想定どおりキスが釣れた。

一日を通してピンギスが1匹だけで16~20センチの良型というか中型ばかりだった。これくらいのサイズが小骨が気にならず天ぷらやフライにちょうどいい。


早いうちはキスがポツポツ釣れた。しかし、時間が経つにつれキスのアタリは減っていった。

後半は岩場混じりのところへ移動。

ここではいいサイズのキュウセンがよく釣れた。型が一律22センチという、いわゆる青ベラばかり。自分的にはキスよりキュウセンのほうが釣れてうれしい獲物だ。

ほとんど食うところのないような小型メゴチが釣れた。エサ盗りの犯人だ。

他には、トラギスやフグが釣れた。招かざるお魚も含めて海のほうはようやく活気づいてきたようだ。


◇6:20~12:00までの釣果

キス16~20センチ×35位、キュウセン×12、メゴチ
※二人分の釣果

◇料理
キュウセンの刺身

キュウセン(ベラ)は、ビクで生かしていたものは持ち帰っても一部は生きていた。回遊魚ではないせいかそこそこ丈夫だった。

身が非常に柔らかい魚なので、刺身にするのは釣ってから早ければ早いほどいいと思う。翌日だと身がフニャフニャになってやりにくい。

釣りたてを刺身にしたおかげで身崩れを起こすことなく捌きやすく身はモチモチだった。やはりキュウセンの刺身は美味かった。ただ、旨み的には翌日以降のほうがいいかもしれない。

キュウセンに限らず刺身全般に言えることですが、歯応えをとるか旨みをとるか?ということになりますが(自分は中間がいい)、キュウセンの場合はその強い甘みを生かしたいところ。

キュウセンを刺身で食べる場合は、捌くのはやりやすい釣ったその日にしておいて(と言うか釣りたてでないと捌くのは難しい?)、食べるのは翌日以降にしたほうが持ち味の甘みがより生きて美味しくなりそう。

次の機会はそうしてみよう。