2012年2月16日木曜日

寒ブナの刺身

この前捕った40センチのフナ。池で泳がせていた。タナゴ類や10センチほどのフナ、カワムツ、タモロコ等に混じって泳いで…


ませんでした。1匹だけ大き過ぎて混じってる感はないですし、狭くて泳げません。池が小さすぎ。いやフナが大きすぎ。




お刺身になってもらうことに。




その前に体重測定。980グラム。


ウロコ堅い。どうせ皮をひくしウロコはそのままにして三枚におろす。


骨も堅い。なかなか刺身にするのが大変だ。


淡水魚だし寄生虫がいるかもしれないので、捌いた身は4~5日冷凍庫に入れておくことにする。家庭の冷凍庫で寄生虫が確実に死滅するかは定かではありません。


もちろん、おろしたても食べたいので、サク以外の、こまごまとした身や骨に残った身をそいでいただくことに。たくさん食べるわけではないので寄生虫は大丈夫だろう。



いただきまーす。



おおっ、歯ごたえ抜群、味もいい。でも、かすかに匂いが… この匂いは… そうだ、魚のぬめりからくるやつだ。ドジョウやウナギのヌルヌルの匂いと同じやつだ。


骨が堅いし、ウロコ付きで、もたもた捌いていたから身に粘膜の匂いがついてしまったようだ。もう一度水道で身をよく洗い直す。


再びいただく。


美味い!!


かすかな気になっていた匂いが消えた。身の臭みは全くなし。綺麗な川のフナだし。


鯉の刺身や洗いとかと同じ系統ですね。(そりゃそうか)


魚の刺身って、活き造りはコリコリ食感がよいけど味がのってない。時間が少したった刺身は歯ごたえはあまり楽しめないけど味がある。どっちを取るか?って話しだけど、このフナの刺身は超新鮮だから歯ごたえ抜群なのは当然としても、味がしっかりある!


予定変更でサクのほうも食べたくなったけど我慢がまん。


冷凍してからもコリコリした歯ごたえが残ってるといいけどな~(寄生虫は残っとらんでね)

2 件のコメント:

  1. 私わ、滋賀の漁師です。鮒、鯉、その他 鮎は別 での寄生中なんて考えたこともないです。

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    1. コメントありがとうございます。

      淡水魚を生食する料理で有名なのは、”鮎のせごし”や”鯉のアライ”あたりでしょうか。いっぽう、鮒のアライ(刺身)は一般的にはあまり聞き及びません。

      海でも淡水でも寄生虫は同じようにいると思いますが、要は悪さをするかどうか。海水魚で有名なところでは、サバの生食が危険と言われます(アニキサス症)

      琵琶湖やその他、水の通りが良くて澄んだ水域なら、生食しても問題ないかと個人的には思います。

      鯉や鮒(特に鯉)は、環境適応性能力あり、水の澱んだ都会のドブ川にも居ますので、そんなところの鯉など生食したら泥臭くて不味い上に、体を壊しそうです。

      まあ、ドブ川の鯉に限らず、海水魚でも名古屋港のものは臭くて喰えたものじゃありませんが、、

      一般的に(?)海水魚に比べて淡水魚のほうが生食は危険だと言われていますので、少々、寄生虫を心配していました。

      水俣病然り、要は海水淡水に限らず、その魚の棲息環境が重要だと思います(特に生食する場合)

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