2014年3月29日土曜日

潮干狩り3(マテガイ狙いも)

新聞の三面記事にも載っていたけど二枚貝から基準値以上の貝毒が検出され、出荷自主規制中だとか。(蒲郡、豊橋、三河、渥美半島海域)

自分で食べて貝毒に当たるのは自己責任としても、貝が獲れすぎたからとご近所さんに差し入れて貝毒による麻痺が起こってしまったりしたら、、無料場所専門のシオヒガラーとしては特に気をつけたいところ。



干潮時刻は11:00で、9:30頃から始めた。

最初は練りクワと塩を使ってのマテガイ狙いだったがあまり捕れない。30分ほどで3個ばかし。痺れを切らしてクマデに変更するも捕れるのはバカガイ(アオヤギ)とアケミガイばかり、、

バカガイは食用にもなるし、釣りの寄せエサや飼育魚のエサにも利用できそうなので、捕れないマテガイよりはマシだと自身に言い聞かせる。たま~に大当たりのハマグリが出て救われる気分。

アナジャコ

バカガイはよく捕ったのでマテガイに狙いを戻すも、、やっぱりダメだった。

12:00に終了。

成果


上から、バカガイが大量(バケツ)。

巨大バカガイ1個、アサリ3個

アケミ貝多数

ハマグリ5個

マテガイ7個


貝で五目達成!とは言え、価値がある貝ほど数が少ないのは順当と言える(泣)

マテガイ、まだ水温が上がっていないからダメなのかな?捕りに行くのちょっと早まったかしら、、もう しばらくマテ?



※追記:バカガイはバカに出来ない美味さがあるとうよりも、間違いなく美味いと思う。旬の春というからかもしれないが、今回、残酷焼にして食してみると、改めて美味い貝だと思った。

二日かけて砂出しすればほぼ砂は抜けるようだ。若干の砂が残る個体がたまに混じるけど、気にしなければ飲み込めるレベルの砂の量。

バカガイはアサリなどに比べて足が早いのが問題。要するに死ぬのが早いか砂出しが早いか。この時期はまだ気温が低いので死ぬ前にうまく砂出しできるのだ。(死ぬ個体も多少あるが)

これから気温が高くなる季節は、冷蔵庫内でなら死なせずに砂出しできそう。砂出しさえうまくできれば大変美味しい貝だと思います。

2014年3月16日日曜日

潮干狩り2(アサリ)

日曜は最低気温は2℃、最高気温は17℃。その温度差は15℃という、まさに冬と春がせめぎ合うような日。

大潮にして干潮時間が正午丁度、潮干狩りには好条件ということで早くも行ってきた。例年に比べ約2週間も早い出足だ。

現地到着。まずは漂っていたワカメ(メカブ)を採取。


浅場から深場まで探った。アサリは浅いところでは大小入り混じっているが、深場は大型中心となる。


深場ではウェーダー着用して、常に動いているはず(主に上半身だが)なのに、1時間以上浸かっているころからだんだん寒くなってきて、終いには耐えきれなくなるほどだった。気温は高いが水のほうはまだまだ冷たい!

足が冷たいし、干潮時刻をまわって潮が満ちてきたようなのでそろそろ終わりにしようかしら、、と思った時、現地のベテランさんから色々とお話を聞くことができた。

「満ちはじめのほうがアサリが砂の中から上がってくるのでよく捕れるようになるよ~」 

「え~、そうなんですか!では、もうひと頑張りしてみます!」

引き続き寒さに震えながらホリホリしてみると、、、

確かに、、今まで以上に効率よく捕れるような気がした。掘る場所の違いとかあるので満ち始めのほうがよく捕れるのが事実かどうかはなんとも言えない。今後回数を重ねたり調べたりして裏付けや検証したいところだ。

ラストスパート?が効いてまずまずの成果だった。


粒ぞろいのアサリが充分捕れたので、一応キープしてあった小型アサリとアオヤギやシオフキはすべてリリースした。


3個だけサルボウガイが混じった(右上)けど、これが捕れたら大アタリの気分。昨年は刺身で食べたら中々美味だったので。

サルボウはもう少し捕りたかったなあ~

2014年3月10日月曜日

愛犬を従えて山道を歩く

先月末頃から今月初めのポカポカ陽気が続いた時に確かに見たんです。1匹だけとは言え、公園の池のカメが陸地に姿を現していたのを。きっと今では再び冬眠するべく池底へと戻っていったに違いない。

こう寒いと人間の活性は低いのだけど、同じくお魚の活性も低いと思うのでしばらく釣りは休止しよう。

今回は周遊コースをとって4時間ばかり歩いてきた。

国道沿いにある駐車場(P)は15台ばかり止められるスペースがあるがすべていっぱいだった。おそらく登山でやってきた車なんだろう。

車を隅に無理やり捻じ込んで出発。


Pすぐ下の東海自然歩道へ入る。

10分ほど歩くと国民宿舎に到着。


ガラスなどは割られておらず、一見しただけではわかり辛いが廃業して3年経つらしい。

さらに10分ほど歩くとキャンプ場に到着。


シーズンオフだから何とも言えないが、ガラスが割れていたり中の様子を見る限りはこちらも廃業した感じがする。先の国民宿舎と母体が同じかもしれない。

キャンプ場横の吊り橋を渡る。


雪が積もって滑りやすいのに加え、かなり揺れるので緊張を強いられた。

吊り橋を渡り終えると見事なツララが。これぞ自然の造形美か?


半分正解だった。山からの給水(取水)パイプに1箇所小さな穴が開いていて、水が噴水になってそれがツララの元となっていた。穴が人為的なものかは不明。

傾斜45度はありそうな山腹の階段を、喘ぎながら10分ほどで上り終えると平坦な道がひらけていた。


ここから40分ほどはアップダウンも少なく、落葉樹が葉を落としているおかげで陽が差し込み、快適な歩きが楽しめた。

しかし、福王山の南あたりにさしかかると、スギやヒノキの人工林で薄暗い道となり、福王神社までの30分ほどはあまり面白くない。

福王神社からゴルフ場沿いの作業道を北へ向かう。


20分ほど歩いたところで作業道は消滅していたが、構わず植林の中を北へと向かう。

道なき道を進むと1本だけ突出した杉の大木があった。この辺りでは完全にケモノ道さえわからない状態。


ゴルフ場が設置したと思われる、所々線が切れた高さ30センチほどしかない電気柵に沿って歩いていく。


眼下に沢が流れる崖に突き当たった。

この先に進むにはゴルフ場内を通らせてもらうしかないな。

誰かいませんか~




ガラスの破片が散らばっていて危ない!


グリーンの芝はすべてススキ野原になっていた。どうやら8年前に廃業した模様。

大量のゴルフカートが放置され、クラブハウスの中は散乱しているものの営業時の面影を多く残していた。

バブリーな時代に造られたゴルフ場だろうか?しばらくノスタルジーに浸ってからゴルフ場を後にした。



ゴルフ場を出てからは舗装道を50分ほど歩いて駐車地点のPに到着。

今回は廃墟巡りのような山歩きでした。

2014年3月2日日曜日

知多湾ボート夜釣り2(渋かった)

<土曜日の釣り>

気が付けば3月入り。4,5日ほど前から気温が急上昇し、公園の梅の花が満開を目指していた。暦の上ばかりでなく、春は近いと実感した。

これだけ暖かければ夜釣りでもそれほど寒くないだろう。海は大潮にしてなにより凪の予報。こりゃ行くしかないか?

とは言え、外気温は大丈夫としても、海水温のほうは真冬のままでお魚の活性は低くて厳しいんじゃないか?それに夜には雨の予報が出ている。

いやしかし、雨に関しては大降りの予報ではないし合羽持っていけば大丈夫だろう。お魚の活性にしたってこちらの勝手な予想であって、実際には腹を空かして待っているかもしれない、、

これは確かめるしかないな!結局、ボートや釣り道具を積んだ車を海へ向かって走らせるのだった。



17:50分出船準備完了。雨は降っていないものの霧がかかって視界は非常に悪かった。


予報どおりの風も波も全くない静かな海面だった。

今回はポイント調査するつもりでアチコチと移動した。

最初に入ったポイントでは、いきなり21センチのカサゴが釣れかなり期待を持った。しかし、釣るほどにカサゴの型が小さくなっていった。

ポツポツと釣れ、最初の一時間ほどでキープ5匹、リリース2匹。アタリが無くなったので移動。

次のポイントでは小型1匹キープとリリース2匹。その後は移動を繰り返したもののアタリは得られなかった。

海域は全く違うが前回のパターンと似ている、日没後の真っ暗になってからは少々釣れるが、その後はパタッと止まるパターン。それを考えるとカサゴの活性は低いのかもしれない。

カサゴが釣れなくてもクロダイの目があるので粘った。ちょっと粘り過ぎてそれまで小雨で問題なかったがついに雨足が強くなった。23:00をまわっていた。

大急ぎで浜へ帰る。しかし雨のせいで視界が効かないので出船場所がわからず少しずれたところで上陸した。港と違って真っ暗で、晴れならなんとか陸の様子がわかるものの、雨が降ったらお手上げみたい。魚探の航路軌跡は大雑把で正確の場所まで示さないし。

出船場所から100メートルほどずれたようで車をボートの近くまで移動させた。雨中の片づけは修行の場となった。


釣果


寂しい~

4匹が抱卵していた。そういえば、今まで釣った20センチオーバーのカサゴで抱卵した個体は見たことない。



刺身にするには数少ないし干物は飽きたので甘辛く煮付けました。