2014年5月28日水曜日

伊勢湾夜釣り6(アナゴ釣り)

<火曜日の釣り>

前回の夜釣りでは、セイゴマダカ狙いのブッコミ釣りでアナゴがよくかかった。それならば、アナゴ専門でやれば数多く釣れるのではないか?

それにしても、釣ったアナゴの天ぷらはけっして裏切ることはない、安定、抜群の美味さだ。

今回はアナゴをたくさん釣って、天ぷらはもちろん、干物を作って味わおうという目論見である。

19:00

海況は風もなく穏やか。それにしてもすっかり日が長くなった。

竿4本分をぶっこむ。明るいうちは釣れないと思うので、エサを付けるばかりにスタンバイしておく。

19:30頃になると、うす暗くなってきたので、もうそろそろいいかとエサを付けて投げ入れていく。



今回のエサはハマチ。日本海で大量に釣っていまだ多く残る刺身用に下したハマチのサクである。それを適当な大きさに切り分けて使う。

皮が剥いであるのが失敗だった。アナゴのエサではなく人間のエサとしてしか想定していなかったので仕方ないが、皮が無いせいで非常にエサ持ちが悪かった。そればかりでなく、皮が付いていればキラキラと光って、きっと集魚効果も期待できただろうに。

たかが皮、されど皮… 皮を剥いで無かったら、今回の釣行ではもう少しばかり釣果がアップしていたのではないか?と思った。

最初の1匹目には1時間を要した。その後はポツリポツリといった感じでアナゴが釣れた。

前回のブッコミ釣りの本命はセイゴやマダカだったので、針のサイズを小さくした。また、針を2本針や3本針も一部使用した。(キス仕掛けのが余っていたので)

しかし、アナゴ狙いで2本針は大間違いで、3本針なんてもっての外だった。なぜならウナギと同じようにアナゴが針にかかるとクルクルと身をよじって悶え、丸まり、仕掛けがグチャグチャの再起不能となったので。

ウナギと同じでアナゴ釣りは1本針が鉄則というのを身をもって解かった。強欲加減はほどほどにしなければならない(泣)

干潮時刻となってアタリも遠のき、まさに潮時ということで、日付も変わる頃に帰ることにした。


アナゴ12本


12本では寂しい気がしたけど、開いてみると意外と嵩があるようなので、予定通り天ぷらと干物をやってみようと思う。

2014年5月23日金曜日

天然大ウナギの蒲焼き

前々回のウナギ釣りであげた巨大ウナギ。水槽に生かしてあったのだが、本日、蒲焼にして頂くことにした。

まずは大型の発砲スチロール容器に保冷剤と水を入れて冷水を準備します。


水槽から掬い上げたウナギを冷水の中に入れると、いっぺんに真冬の低活性なお魚状態となり、ほとんど動きがなくなります。いくら脱走の名手といえども変温動物の性には抗えません。




冷水から出して新聞紙でヌメリとり。

ゴシゴシとやっていると、さらに動きが鈍くなっていきます。ヌメリ取りといっても主目的は捌きやすいように弱らせるためなので、適当なところヌメリ取りを終わらせます。

ほとんど動かなくなったので、気になる巨大ウナギのサイズを計ることにしました。



体長は76.5センチで、体重は900gでした。体重を量ったのは初めてですが、体長、体重ともレコードに間違いないです。

※まな板は以前にウナギ用に自作したやつです。自作と言っても単に硬い素材の板を切ったものに、目打ち部分の柔らかい木を連結しただけですが…


下準備のおかげで、目打ちをしても暴れることなくそれほど動きません。


包丁の刃を入れると流石に暴れますが、冷水とヌメリ取りがなければ、暴れ具合が半端なくて素人の自分ではうまく下すことはかなり難しいと思います。

なんとかかんとか下すことができました。


開いてみるとその大きさが際立つ。


せっかくの天然大ウナギなので、少々手間がかかりますが炭火で焼くことにしました。



素焼きの後は、毎回継ぎ足し継ぎ足しするウナギの頭の出汁のきいたタレをつけて仕上げました。(老舗ウナギ屋と同じと言いたいわけです。)


では、いただきまーす。




炭火で焼いていた時からもわかりますが、脂ののりがすごい!、、、そうは言っても決してくどいというわけでなく、その巨大さから大味というわけでなく、

うちは注文があってから捌くので時間かかりますぜ!こだわりのウナギ屋よろしく、今しがたまで生きたものを捌いたせいか適度なプリプリとした弾力があり、、、



美味し!美味しだ!!

それにしても何という身の厚みでしょうか、贅沢極まりありません。

何を持ってして完璧な蒲焼きというのかわかりませんが、とにかく完璧な美味しさでした。

苦労しておこした炭火を、巨大とはいえたったウナギ1匹焼いて、やっと安定した火力となったところの炭火を消してしまうのはなんだかもったいないな~なんて思ったりしたものの、

この美味なる天然ウナギを食べることができた後には、そんなことはどうでもいいと思えてしまうのでした。

2014年5月19日月曜日

日本海ボート釣り2(ハマチ)

<日曜日の釣り>

天気はもちろんのこと、海上が凪予報ということでまたまた遠征してきた。

高速代節約のため大垣インターまでは木曽三川の堤防道路沿いのルートをとった。大垣インターに乗り、名神、北陸道で日本海を目指す。

大垣インターまでフルに高速を使う場合は約30分ですむが、今回のように下道では約1時間かかる。下道では約30分余分にかかるが、高速代のいくらかは節約できたはず。帰りは車が込む分、+20分といったところ。(1時間20分)

予報どおり海上は波、風ともに穏やかでボート日和だった。


早朝はやや肌寒いところがあるが、昼近くになっても暑すぎることにはならないので、ボートに限らず行楽日和である。

前回と同じ出船場所だが、前回のようにジギングでの大型青物狙いではなく、タイラバで大型青物以外の何かを(マダイとか)狙い、釣れなかった場合には仕方がないのでジギングで大型青物(食べ飽き気味のハマチの可能性大)で、お土産だけは確保しようといった作戦である。

さて、、

作戦通り鯛かヒラメでも釣れないかと、ひたすらタイラバの投入を繰り返したものの、約3時間、何も釣れず(泣)

40メートルから順次水深を上げていき、ついには80メートルラインまで探ったがダメだった。40メートルラインのジギング船団以外は釣りをしていなかったので、闇雲にやっても簡単には釣れないのだろう。

ただ、底付近で一度だけ大物らしき 獲物がかかったのだけど、途中でばれてしまいワンチャンスを生かせなかったのが悔しい!

第一作戦は完全に失敗に終わり、第二作戦へと移行。

第二作戦は順調だった。釣れるのは水深は45~55メートルといったところだが、その水深だから釣れるといったわけではなく、回遊ルートがあるのだろう。船団からはずれるとほんと釣れなくなる。



ちょうど自分が釣り上げた時、KAYAK340(ゴムボート)の釣り人が近づいてきて、

「何が釣れた~?」

「ハマチですよ~」

「ハマチくらいしか釣れんな~」

状況はどこも同じようであった。

しかし、こんな声が聞こえたのも事実、、

何かしきりに騒いでいるので、聞き耳を立てていたら、どうやら一旦釣り上げたブリを逃がしてしまったようであった。悔しい!もったいない!を連発していたカヤック同士の会話が聞こえた。

因みにハマチが大きくなるとブリになるのだが、そのサイズは80センチからという。そんなん釣れたら脂がのって美味いだろうし、強烈極まりない引きに違いない。


ポイント(船団)さえ外さなければ、群れがまわってくるとハマチがガンガンあたってくる感じ。ジグを超高速巻きしたら、水面下1メートルほどでヒットした。その時にはその釣り上げたハマチだけでなく他のハマチも目視できた。何匹かでジグを追ってくるのだろう。

ジギングはジグを底まで落としてから竿をあおったりしながら巻き上げていくのだが、大体ヒットするのは中層もしくは中層やや下がほとんどだった。しかし、超高速巻きでもジグに追いつけさえすれば、水面ギリギリでもさかんにアッタックしてくるようだ。



まだまだやれば釣れそうだが今回はハマチ8本で終了した。この1週間は夢に出てきそうなくらいハマチを食いまくったし、まだ冷凍したものが残っているが、お土産なしよりは全然いいのだ。

今回はハマチ1本の引き取り手が見つかったので、7本分を刺身に下した。


右側の骨のアラは干物にすることにした。果たして美味しくなるだろうか?身が薄いので一番安い食塩(1キロ150円くらいのやつ)を使うと塩辛くなり過ぎて喰えなくなるおそれがあるので、今回は伯方の塩を慎重に振り掛けた。ちょっと高い塩は塩辛さが少ないので、多少かけすぎても塩辛くて喰えなくなるようなことはないだろう。

ハマチの刺身や寿司は美味いのだが、「漬け」にするのがよかった。味はもちろんのこと食感も変わって美味しい。

醤油と酒(または味醂)を6:4くらいを合わせたものに、一口に切り分けたハマチの刺身を浸すだけという手軽さ。薬味もシソや小口切りのネギやゴマの相性が抜群によかった。おろしにんにくなんかも合いそう。

ま、いくら美味しいと言ってもこれ以上無理、、、今度はほんとに夢に出てきます(笑)。さすがに、もうしばらくはハマチを狙いには行きません。。

2014年5月17日土曜日

ウナギ釣り2

<金曜日の釣り>

前回のウナギ釣りでは、超大型極太ウナギと66センチの太ウナギが釣れた。66センチのほうを食したら臭みもなくたいへん美味しいウナギだった。(超大型極太のほうは水槽で活かしてある)

また怪物じみたウナギが釣れるかもしれないぞ…今回も同じ河川でウナギ釣りへと向かうことにした。

日中は風が嵐のように吹き荒れていて、伊勢湾岸道路は強風で50キロ規制という。

細い河川でのブッコミ釣りなので強風でもそれほど問題なしだが、夜の強風は予想以上に寒くて上着を持っていけばよかったと後悔しながら震えながらの釣りとなった。


ボラが跳ねるのを見ながら18:50頃開始。

中々アタリがなかったが19:30頃に中型ウナギが釣れた。ボーズを逃れ一安心。前回の衝撃の大ウナギに比べるとずいぶん小さく見えるが、蒲焼には十分できるサイズである。

その後はアタリらしきものが一度あったが釣るには至らず。

アタリがなくて暇なので体を動かしていないのもあるが、なにしろ強風で寒いので、たまらず腕立て伏せをやって体を温めて寒さをやり過ごした。夜の強風の中では長袖1枚では持たなかった。

ウナギ1匹ではさみしい。寒くなかったら21:00までは粘るところだが、今回は20:30になったらやめよう…

そんな納竿直前にいいアタリがあった。引き寄せ中でウナギがバレる心配はほとんどないが、慎重に寄せてタモ網の中へ。先ほどよりサイズアップ。60センチほどの大型といっていいよく肥えたウナギだった。

釣果


大型(推定60センチ)と中型の2本。

最後の最後でなんとか帳尻が合ったといった感じ。

これで超大型極太ウナギのを合わせると水槽のストックが3本となった。

2014年5月12日月曜日

ハマチ捌き地獄

釣ったお魚はすべて刺身用におろすことにした。

手始めには59センチのマダカ。それなりの数の釣魚をおろしてきたので、今となっては簡単なもんです。

マダカのアラ(もちろん、煮るなり焼くなりして食べます)


お次はハマチ、45センチ×11本。

まずは出刃で頭を落としから内臓を出す。


頭を落としただけなのにずいぶんと嵩が増えたよなあ、、、

そして、三枚におろした。


簡単、簡単。

次の工程は半身の腹骨を削ぎ、中骨を削ぎ、皮を剥いで刺身用のサクにしていく。

しかし、想像以上のペースでアラがたまっていく。

山盛りになっていくアラ…

その割に減っていかない半身…

半身にして22枚、11本分のハマチを刺身にするのは、思ったより簡単なことではなかったようだ(泣)

包丁は脂のせいかだんだん切れ味が悪くなってくるし、1本しかない包丁をいちいち途中で研ぐのも面倒というか、、もうそんなスペースが残ってない。

いったいどこからやってくるのだろうか?臭いをかぎつけてやってきた1匹のハエ。加熱して食べるアラならともかく刺身用のサクにとまるんじゃねえぞ!ウンチにとまったばっかりかもしれないのに。

いつもなら切り落とした頭は焼くか煮て美味しくいただきますが、今回はさすがに廃棄させていただきましたわ。

もう、完全に魚屋か板前さん状態であった。

最後はうんざりして、明らかにやっつけ仕事になってしまった。それでも、すべてなんとかやりきった!

11本分のハマチのサク

ハマチの活け締めはどうやらうまくいったようで、血なまぐさいこともなく、大変おいしいお刺身となりました。

サクのまま冷凍しておいて、ちょこちょこ食べたいと思います。

2014年5月11日日曜日

日本海ボート釣り(ハマチ祭り)

前回釣り上げた大ウナギ2匹は、臭み抜きを兼ねて90センチ水槽で生かしておいたものの、水槽投入後わずか2日目にして小さいほうのウナギが死んでしまった。

急遽、蒲焼にして頂くことにした。

サイズを計ると66センチ。丸々と太っていることもあって鰻丼三人前くらいの嵩がとれた。


味のほうは申し分なく、三河一色産の生ウナギと遜色ない、いや、自分で釣った分だけこちらに軍配が上がるくらい、臭みは全く無し、脂ののりよし。

ただ、生きた状態で調理していなせいだろうか?身に弾力が無くて柔らかかかった。そうは言っても、弾力があったほうがいいかどうかは好みの問題といっていいくらい、とにかく美味いウナギだった。

残ったもう1匹のほうが一回りも二回りも大きいので、今度は体長だけでなく体重を計ってみたい。楽しみ。


さて、、

日曜日は、晴天はもちろんのこと、海上のほうは風も波もほとんど無いという予報。

それに加えて各釣りブログ等によると、この時期はハマチクラスが沿岸域に大挙しているらしい、、初心者でも群れさえ当たれば釣るのは難しくないという。

よし、いっちょやってみるか!大型青物狙いのジギングを試みることにした。

前日の土曜日に釣具屋で相談にのってもらう。なんか普通のスピニングリールでは厳しいらしく、ジギング用リールじゃないといかんとか、、、

一番安いジギング用リールはある?チーン、7600円也、PE3号を巻いてもらい、先糸(リーダー)もそれなりに丈夫なやつが必要のようで、ラインはやたら高価だ。

あまりケチってライン切れは悲しい。釣具屋の店員の言うがまま必要経費と割り切って初ジギングに備えた。ジグも1600円位のやつと、予備として500円の中古のジグを購入。


日曜日はまさに予報通りだった。風無し波無しのベタ凪で絶好のボート日和。ゴムボだけでなく、たくさんのシーカヤッカーが釣りに来ていた。

5:00出船準備完了

ほとんど一番乗りだったが、初めての海域だったので他のボートに先を譲り、こっそり二番手でストーキング。

10分ほど走って、先行したボートの近くの水深40メートルラインで始めることにした。

最初は、やったことないジグでなく、多少なりとも馴染みのあるタイラバで様子を見ることにした。しかし、20分ほど無反応だったのでようやくジギング開始。

一応、ジギングのやり方はユーチューブで予習していたつもりだが、、

ジギング初の第一投!

グン!

え?あっさりとヒット?

間違いなく何かデカいお魚がかかっている、、

その強烈な引きから、さすが噂通り大型青物は引きが違うな~と思っていたが、、

しばらくして上がってきたのは、、



大型青物ではなく、マダカかスズキクラスのやつだった。

その後は、本来の狙いである青物がコンスタントに釣れた。入れ食いは言い過ぎだが、それに近いような状態だった。最初からジギングでよかったわ。



5:30~6:30に、マダカ以外に45センチ前後のハマチクラス(メジロ?)が9匹釣れた。取り込み途中のバラシは2匹。たしかに、噂どおりのハマチ祭りであった。

このペースで行くといずれクーラーに入りきらなくなるし、そんなに食えんし持て余すだけだと思い始めた頃、、ピタっとアタリが無くなった。

その後の納竿9:00までの2時間半ではたった2匹しか釣れなかった。群れが入って来なくなったのか、ウデの疲れからジギングの切れが無くなったせいなのか?

 

今回は1匹釣るごとに、目の後方と尾の付け根に包丁をぶっ刺して締めた。魚を締めたことないけど、こんなんでいいのかな?という感じ。1、2分で動かなくなったので多分いいんじゃないかと思うけど、、(刺身にしたら美味だったので成功に違いないな!)


釣果 
マダカ59センチ


ハマチ45センチ前後11本

大失速したけど、とても喰いきれる量じゃないのでかえってよかったかも?

まあ、充分釣らせてもらいました。こうなるとさらなる大物が釣りたくなりそうだ。

2014年5月5日月曜日

ウナギ釣り(大物ゲット!)

大型連休もそろそろ終わり。高速道路の状況はいつもと同じようで、渋滞何十キロとのニュースをカーラジオが教えてくれる。

多くの車がそっちへまわっているおかげで、釣り場へ向かう一般道を比較的スイスイと進むことができた。

せっかくの今シーズン初のウナギ釣りだけども、あいにくの空模様。ウナギは水が多少雨で濁っていたほうが良いと言うし、もちろん、小雨くらいは天気予報で承知の上で出撃していますが。

エサのドバミミズは、昼間に公園で捕ってきたが、エサにちょうどいいやつがあまりいなかった。

今の時期はまだミミズ自体が少ないのと、サイズは小型か、何年生きてるんだ?というような、エサには不向きな超大型のミミズが目立つ。

6月過ぎなら現在の小型のミミズが、エサにちょうどいいサイズに育っているはず。

現地着。


水域としてはやったことがあるが、厳密に言えば新規のポイントということになる。

未知のポイントは、実績があるポイントとはまた違った、ある種の賭けのような感じが、、そもそも釣り自体が賭けのようなものですが。

18:00頃、竿を並べてのブッコミ釣り開始。

18:20頃にアタリがあった。竿を立てると強烈な引きが。グングン!と、もの凄く抵抗するので、大型で遊泳力の強いボラやコイに違いないと思った。

こんなの絶対にウナギの引きじゃない、、ガッカリだわ~

今まで中型小型中心とは言え100匹以上はウナギを釣り上げているのでそれなりの確信があった。

かなり抵抗をみせるのでラインブレイクに気をつけながら、慎重に時間をかけて寄せる。

ようやく水面に姿を現した魚体を見て驚いた、、 ウ、ウナギじゃないか!

(今まで100匹以上釣り上げていたのでは?)

いやいやいやー、こんなサイズ釣ったことないし、とんでもなくデカかったから、、特にその太さと言ったら、、

ハリスが4号あったので釣り上げることができた。3号なら抜き上げることは無理だったかも。


人間なら見た目だけでメタボ検診アウト!のような極太ウナギだった。

18:30頃に40センチ位のヘラブナがかかったが、取り込み直前にバラし。ウナギ針ではフナはバラしやすい。

19:20頃にウナギ2匹目を釣った。これも丸々と太ったいいサイズ。

1匹目に比べたら見劣りしてしまうが、間違いなく大型のウナギである。

20:00終了。

釣果

ウナギ大型2本

正確なサイズはまた捌く時にでも測りたい。体長よりも体重が気になるようなデップリ感。

そのサイズがわかり辛いと思うので、コーヒーのショート缶を並べて撮影。



胴回りはちょうどショート缶と同じ位で、自分の手首より太かった。

釣り上げた時は、なんじゃこりゃ?新種か?ウナギとナマズのハイブリッド?と思ったくらいだった。

流れのない栄養豊富そうな水域なので泥臭いだろうか?脂が多過ぎで不味いだろうか?大味だろうか?

しばらく水槽で養生してから食べてみようかと思います。

2014年5月3日土曜日

伊勢湾夜釣り5(マダカ釣れる)

<金曜日の釣り>

最高気温が26度まで上がったようだ。日中に体を動かすと、長袖がじゃまくさくて袖をまくり上げずにはいられないくらいの、そんな陽気になった。

気温が着実に上昇してきて、もうそろそろセイゴやマダカが釣れそうかな?微妙な時期ではあるが、まあいっぺんやってみようかと調査を兼ねて行ってきた。

中潮、満潮20:37。風もわずかで釣りをするには全く支障のない海況。

20:00頃開始。

竿4本分のブッコミ。竿先に取り付けた鈴が知らせてくれるアタリを、スマフォでもいじりながら待つのだ。

エサはアオイソメと、実験を兼ねて公園で採取したミミズを使用。それぞれ竿2本分づつ。


さて、、

薄々は予想していた通りの昨シーズンと同じ展開となった。

鈴が時々鳴り、巻き上げてみるとアナゴがポツリポツリと釣れるといった感じ。

基本、セイゴマダカ狙いなので針のサイズが大きいせいで、アタリのあるうちの約半分はアナゴが釣れるが半分はエサの垂らしを食われて空振りに終わる。



今回は全部でアナゴが8匹釣れたが、針のサイズをかなり落とせば、その倍の数くらいのアナゴが拾えたかもしれない。

エサのミミズはアオイソに比べてアタリが極端に少なかった。その生命力は比べものにならず、塩水につかるとすぐに死んでしまう。それでも、8匹中2匹はミミズでアナゴが釣れたが、、

貪欲なセイゴやマダカは、まだここら辺りのポイントには回遊していない状況だろうか?

俊敏性にはセイゴマダカにはかなり劣るものの、死んで動かなくなったエサでもOKな悪食家であるアナゴが、いずれエサに気づいて食ってくるという感じだろうか?

鈴がたまーに鳴って、仕掛けを上げてみると、アナゴがついていたりエサだけ盗られたりのそんな状況の中、、

21:45頃、それまでの耳をすませないと聞こえないような音とは違う、激しい鈴の音が響きわたった。

すぐさま見ていたスマフォを置いて竿に近づくと、軽量で安定感のない竿立てが、もちろん竿も同時に、ガシャーンと倒れてしまった。

竿を立てると、これまでの何の手応えのないアナゴの引きとは全く違う、それなりの遊泳力がある大物がかかっているようだった。

この度、ランディングネットを忘れてしまったので、取り込みには時間をかけて充分弱らせてから引き寄せることにした。ドラグをユルユルにして充分泳がしてから体力を奪うように。

しばらくして姿を現したのは、マダカクラスと言っていい魚体だった。

もうそろそろいい頃合いかな?最後は波のくるタイミングに合わせてグイッとずり上げると、死んだ魚が浜に打ち上げられるような感じで、特に抵抗も見せずに無事にゲット。



やったーぜ!

針を外そうと口の中を覗いてみると、5センチ程度の小魚が3匹吐き出されていた。その小魚をよくよく観察するとイワシのようだった。


釣果

マダカ 50センチ、アナゴ26~37センチ8匹。

本命こそたったの1匹でしたが、その1匹が中々のサイズでラッキーでした。