2014年9月11日木曜日

蜂の子を喰らう(オオスズメバチ)

オオスズメバチの巣が手に入ったので幼虫を食べることにした。(食用にする場合は殺虫剤を使用してないものに限る)


オオスズメバチはクロスズメバチの巣と同じく地中に巣をつくるタイプのハチです。

ネットで調べると幼虫はピンセットでつまんで取り出すという記事が多いですが、幼虫はかなりフニャフニャで、力加減を間違うと簡単に傷ついてしまい体液が出て潰してしまいます。

このように巣を割って取り出したほうがいいでしょう。


さすが、幼虫も特大サイズ!


幼虫とサナギ

サナギ状のものは幼虫以上にフニャフニャしていて、一部しかとり出しませんでしたが、後で幼虫よりこちらのほうが美味しいのがわかって、ちょっと後悔。

まずは生で食べてみよう!

いただきまーす。

幼虫をひとつ口の中に放り込んだ。噛んでみると皮がプチッとはじけ、思ったよりもサラッとした粘り気のない体液だった。ピーナッツを薄めたようなココナッツミルクのような?風味がした。

では、サナギのほうも、、

こちらのほうが味にクセがないし、プチッがない分食べやすいようだ。

ま、生食は1匹づつで充分かな。

料理

油でいためて表面をかためてから、酒、しょうゆ、砂糖で甘辛く煮付けた。



いただきまーす。

火を通すことにより身のねっとり感は増した。

こちらも、幼虫に比べてサナギのほうが美味かったし食べやすかった。

サナギのほうは身に味が染み込むが、幼虫は皮が厚いので味が染み込まないようだ。だから幼虫のほうは噛むと独特の風味がダイレクト伝わってきてやや食べにくいのだ。

食べ慣れればまた違うかもしれないが、ごはんのおかずよりも酒で流し込みたい珍味でした。

現時点、自分としては独り占めしてでも食べたくなるような味ではないですが、オオスズメバチに限らず、ハチノコは昆虫食入門には最適かと。

4 件のコメント:

  1. しっかし、あの超凶暴なオオスズメバチの巣を…
    どやって手に入れられたのか???先ずはそちらに驚嘆@@!
    しかもでかいっ!

    私の実家地方でも、蜂ノ子(ヘボ)を食す文化があります。
    甘辛く煎ったりご飯で炊いたり…ミルキーな風味がイケてて美味しいですよね。

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    1. オオスズメバチ、、手に入った際はお送りしましょうか?

      ハチの幼虫はミルキーですが、ちょっとクセがありますね。(本場のヘボはクセは感じれれなかったですが、料理の仕方かもしれません)

      サナギと、成虫に成りかけはクセがなく、甘辛く煮付けるとイナゴの佃煮と同じような感じで、香ばしくて美味しかったですよ。

      次の機会には成虫を食べて記事にしたいと思います。

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  2. こんばんわ。
    大スズメバチの蜂の子ですか。

    ヘボめしやイナゴは食った事が有りますが、大スズメバチは食った事が無いですね。
    長野県の方へ行くと、大スズメバチの巣を売っています。
    1、2匹の成虫も入った状態で箱のままサランラップで包んで売っています。
    これをどうやって食うんだろうと思っていましたが、これで良く判りました(笑)。

    大スズメバチの成虫の焼酎漬けも長野県の方へ行くと売っていますね。

    絹の味、と書いてあるビン詰めのお蚕さんのさなぎも食用で売っていますが、
    これは食うのに抵抗が有りますね。
    むかし黒鯛釣りの撒きえさに、さなぎやさなぎ粉を使っていましたが、
    異様な臭さに閉口していました。

    これからの食糧難に備えて、昆虫食も真剣に考えないといけませんね(笑)。

    そういえば小さい頃、イモムシを食わされたことが有ります。
    今思えば、それは多分イタドリの虫だったと思いますが、全然味を覚えておりません。

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    1. おはようございます。

      クロスズメバチが一番美味しいらしいですが、たぶん、他のハチノコもそんなに変わらないと思います。オオスズメバチは大きいので口に入れるのに抵抗あるかもしれませんね。でも、セミなどに比べたら全然、、今度はセミいってみましょうか(笑)。

      オオスズメバチを入れた焼酎、効能がありそうならやってみたいと思います。ですが焼酎が美味しくなることはなさそうだ。

      撒き餌といえばオキアミも強烈にクサいですね。さなぎも相当にクサいのでしょうね。オキアミ使ったあとは、ボートや道具をきれいに洗わないと後で大変な目にあいます(笑)

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