2015年10月24日土曜日

伊勢湾夜釣り22(再び小セイゴの猛攻)

(金曜日の釣り)

前回は20センチ以下の小セイゴ群の猛攻撃に屈してしまった。今回にしても小セイゴの攻撃は覚悟の上、懲りるどころか今度こそお刺身サイズを!とリベンジに燃えて出撃です。

19:00頃より、竿5本でブッコミ釣り開始。


アオイソメ800円分が無くなったら終了ですが、前回は大サイズのアオイソメでも関係なく小セイゴが食いついてきたので、同じ800円分でもより数が多い中サイズにした。

また、小セイゴを避けるべく、少しでも深場を狙いたいのでオモリを重くし、気合を入れ、全身を使い水平線の先へ向かっておもいっきり投げ入れた。

前回よりも飛距離を稼いだ手ごたえがある。これで浅場に群れている小セイゴの先を行っただろう、、、?

しかし、遠投虚しく、いきなり小セイゴの猛攻撃である。21:00頃まで嬉しくない入れ食い状態が続いた。こりゃ、前回以上の数だ。

そんな中、いや~久しぶり~、とようやく30センチ級が混じる。



針がかりした小セイゴが、頭だけ残して齧られていた。どんな大物が食いついた?


冷静に考えれば、鈴は鳴らなかったし、おそらくカニが齧ったんでしょう。

30センチ級追加

21:00をまわるとピタリと小セイゴは釣れなくなった。次回は21:00過ぎから始めることにしよう。

その後は、3匹目の30センチ級を追加し、エサが切れて納竿とした。


◇釣果



少しでも遠投しようとしたのが効いたのかどうか、、30センチ級が3匹上がったので前回よりはマシですか。

けっして、お刺身サイズではないのですが。


次こそはマダカクラスを!

2015年10月18日日曜日

伊勢湾夜釣り21(小セイゴの猛攻)

(土曜日の釣り)

大好きな日本酒に合うからなんでしょうけど刺身というのはしょっちゅう食べても飽きません。飽きないどころかまたすぐに食べたくなります。今回は釣りたて新鮮なマダカの刺身を求めて出撃です。

港湾部は水深があってマダカやクロダイの魚影が濃いかもしれませんが、そんなところのお魚は石油臭くて喰えない確率が高いのでなるべく潮通しの良いところでやります。

20:00頃より、5本の竿でブッコミ釣り開始。


釣り場へ向かう途中、釣具屋へ寄ってアオイソメを調達。小セイゴを嫌って中サイズではなく大サイズをチョイス。気休め程度とわかってはいますが、、

試しにストロー虫を1本だけ買った。なんでも匂いが強いのだとか。ストロー虫は細かく切ってアオイソメの補助的役割として針につけた。

20:00頃、竿を5本出してぶっこみ釣り開始。

竿5本分の内訳は、3本分は市販の二本針セイゴ仕掛け、残りは1本針仕掛けとタコベイト1本針仕掛け。


鈴が1回鳴ったので上げてみるとハゼだった。そういえばタコベイト仕掛けのハリスをとるのを忘れていた。ハリスを長くとって再び投入。

鈴が一度だけ鳴ったり鳴らなかったり、、微妙なアタリで上げて見ると小セイゴが釣れてきた。

しかし、いくら投げても新セイゴしか釣れない。小セイゴの中にそのうちマダカクラスが混じってくれるだろうと信じてエサを付けかえ、黙々と投げ入れる。

小セイゴはほぼエサを丸飲みで、針を飲んでいなくてリリースできたのは1匹だけだった。

二匹目のハゼが釣れた。

小魚が相手してくれるので退屈はしないが、竿5本分ということもあり、エサの減りが異常に早いぞ!

エサが残り少なくなり、最初の期待とは反対にマダカは諦めモードに入っていった。

「釣れますか~?」声をかけてきたのは、以前ここへ来た時にも会ったルアーマンだった。

二連の小セイゴをぶら下げ、「こんなのしか釣れませ~ん」

まさに小セイゴばかりでルアーを投げたくなる状況。たまに陸からルアーを投げることもありますが釣れたことはありません。

ピシュツ!とルアーマンの竿から軽快な風切音が聞こえてくる。あの音は自分の竿では出ないなあ。ルアー専用の竿でないと出ないのか?それとも投げ方の問題だろうか?

結局、一発逆転劇は起こることもなく、日付が変わるころにエサが切れたので納竿とした。

◇20:00~24:00までの釣果



新仔セイゴも大きくなってきて最大18センチありました。干物にして食いますか。

マダカの回遊がなかったのか?それとも、回遊があっても小セイゴに先にエサを盗られてしまっていたのか?

釣れなかった理由がわかれば苦労しませんが、結果的にはマダカの刺身は不発と終わったのでした。

2015年10月15日木曜日

ナマズ味のナマズ

絶滅危惧種に指定されてから数年… その希少性による価格の高騰により、すっかり庶民の味ではなくなってしまったニホンウナギ。

原因は、乱獲か環境悪化か、世界的人口の増加か?実際フィールドへ出てもウナギは釣り難くなった気がします。ウナギがあまり釣れないので増々足が遠のいてしまうので、明らかにデータ不足は否めませんが。

そんな中、最近、ウナギの代替品としてウナギ味のナマズというのが開発されたようです。

ナマズに海水魚用のエサや甲殻類を与えることにより、淡泊なナマズに脂をのせてウナギに近づけているという。

「ウナギとほとんど変わらない」 「黙っていればナマズだとわからない」とか検索するとそんな記事ばかり、、いくらなんでもねえ、、大半はステマ記事かと訝って読んでおりますが、、

いやいや、食べてもいないのに決め付けはよくない!きっとナマズはウナギの味になったのだ!

ウナギ味のナマズは機会があれば食べにいくとして、


その前にナマズの味をしっかり味わっておかないといけない。飼育しているナマズを食べることにしました。

このナマズ、食べよう食べようと思っていながら、釣ってから一年以上が過ぎてしまった。元気に生きているし、海で釣ってきた魚を喰うのにいっぱいいっぱいでついつい後回しに。

水槽から取り出してみると、あまりエサをやっていないせいか一年経ってもサイズはほとんど変わっておりませんでした。けっして痩せ細っているわけではありませんが。

エサは主にミミズで、ドジョウ、ザリガニ、小魚など動くエサなら残さず食べてました。

120センチ水槽という狭いところで飼ったせいで大きくならなかったのも考えられますが、歩留り率を考えてもエサが少な過ぎたのは間違いないところです。

以前、近所の川で釣った70センチのナマズは泥臭みが酷くて所どころしか食べられませんでした。特に骨に近い部分の身は泥臭みが強かった。

また、おちょぼさんの川魚料理店で食べたナマズの蒲焼きは、さすがに泥臭みはなかったです。非常に淡泊な味わいでした。

◇料理


料理屋は姿焼が多いようですが、ウナギの蒲焼きを意識して三枚におろしました。

40センチのナマズは、大きすぎず小さすぎずでナマズに限らずこの位のサイズが一番捌きやすいですか。(長物は別にして)

70センチのナマズを捌いた時は、そのサイズもそうですが体表のヌメリには往生した記憶が強かったですが、この位のサイズのヌメリはたいしたことはなかったです。

ナマズの蒲焼

いただきま~す。

うんうん、やはり淡泊な味わいだ。水道水での長期飼育ですからもちろん泥臭みは全くなし。

ウナギやアナゴの長物と違って小骨が無いので身崩れも起こしやすいし歯応えに弾力がありません。美味しく食べられますが、特徴がないというかパンチがないというか、おちょぼさんで食った時の蒲焼の印象そのままでした。

このナマズが本当にウナギの代わりになるのか?いや、ウナギに近い味になるのだろうか?といったところですが、、

長物独特の弾力は無理にしても、脂がのればウナギの代替品としてもけっしておかしくない可能性があるかもしれないですね。

2015年10月1日木曜日

伊勢湾夜釣り20(アイナメのお造り)

(水曜日の釣り)

翌日の木曜日は雨予報。週末は釣り人が多いだろうしで避けたいところ。行くとしたら今日ということになりますが、翌日は早朝から仕事がある、、

しかし、行ける時に行っておかないと、あっと言う間に厳しい冬になってしまい、水温が低いから釣れないのだ!と勝手に決めつけて後悔することになるかもしれないので出撃です。


18:30開始。

海風はそれほど吹いてなく、釣りをするにはやりやすかったのですが、薄手の長袖2枚ではちと寒かった。

せわしなく動いていればちょうど良いといった感じですが、じっとしていると時おり寒さで身震いが起こりました。すっかり秋といった感じです。

今回は電気ウキ仕掛け。想定ターゲットはメジナですが、、

早速、毎度どうも~と言うよりかお邪魔な小セイゴが釣れてきました。針を飲んでいないものはリリース。

小セイゴ以上にお邪魔虫な小フグも釣れてきます。今度喰ってやろうかと思うもサイズがなさすぎ。今回はハリスを3本やられた(泣)

メジナが釣れると信じて打ち込みますが、フグをはじめ小魚にエサを盗られるばかり。

そんな中、メジナではなくメバルが釣れました。


16センチ位でぎりぎりキープサイズといったところ。二匹目も同サイズ。



三匹目のメバルは中々のいいサイズでした。

その後はメバルは釣れなくなり、時おり小フグが釣れるといった状況。これまではテトラの際かその奥を流してましたが、打開策としてテトラの上へ落とすことに。

根がかりと小カサゴの猛攻は覚悟の上。やはり小カサゴが喰ってきましたが、時間が遅かったせいか小カサゴはそれほどではなく、根がかりも意外に大丈夫でした。

そして、小魚とは違う重い引き、


テトラの穴からアイナメが出てきました。

その後、20センチのカサゴを追加。

ようやく調子が出てきたところですが、明日早いこともあり粘らずに22:00納竿です。

◇18:30~22:00までの釣果

 アイナメ27センチ、メバル21センチ以下3匹、カサゴ20センチ以下3匹

◇料理

アイナメ、メバル、カサゴのお造り

小型のせいかメバルとカサゴの刺身はどっちがどっちだか違いはわからなかった。もっとサイズがあると脂がのって全然違ってくるのですが。さっぱりしたお刺身です。

アイナメの身は白く、メバルカサゴと明らかに違うキメが細かいといった身質です。こっちのほうが気に入りました。

カサゴと違って絶対数が少なく、狙ってもあまり釣れないだろうけど、この冬はなんとか攻略したいなあ、、ってメジナ狙いはどこへいった??