2016年4月27日水曜日

BIC245用サイドフロートの製作4(灯油容器で)

先回、灯油容器サイドフロートを実戦で使用しました。


実際使用してみて必要な改良点は以下の二つ。

1.サイドフロートの取り付け位置を上げる。

2.サイドフロートのボートへの固定。


↓まずは改良後の完成形から


↓前側の塩ビ管支柱に、太い支柱をかませることにより、取り付け位置を高くした。(約75mmアップ) 塩ビ管支柱はボートに固定しておらず、改良なく引っかけてあるだけです。


↓後ろの支柱は長ネジを使用しています。これを利用して、蝶ナット(上側)とナット(裏側)ではさんで締め付ければ簡単にボートへの固定ができます。高さ調節もOK!


↓取り付け前の状態。ボート裏側はスペースが狭く蝶ナットが入らなかった。

ボートへの固定はOK。あとは取り付け高さの具合を実戦で確かめて調整するだけ。

これでほぼ完成形となった・・・はず?

2016年4月24日日曜日

伊勢湾ボート夜釣り3(尺アイナメ)

(土曜日の釣り)

この界隈の昼間のボート釣りはそそそろシーズンインといったところ。しかし、まだ若干早そうな感じがするので、根魚狙いでボート夜釣りでの出撃としました。

天気予報によると雨の心配のないはずだったが、ボート準備の段階から小雨がぱらつき、一旦止んだもののその後また降られた。釣りをしていた時間の2/3くらい雨にみまわれた。

幸い、雨が強く降ることもなく、風、波ともたいしたことがなかったので、ボート上が精神修行の場と化すようなことはなかった。


灯油容器サイドフロートは、実戦で初めて使用した。

離岸テトラより内側のような波のないところは全く問題なかった。しかし、波の影響が出る離岸テトラから沖へ向かってボートを走らせると問題点が露呈した。

1.時おりサイドフロート前面に波がぶつかり、ボート内に海水が入ってくる。

  ※改良点としては、サイドフロートの位置をもう少し高くすることが必要。

2.走行中だけでなく停泊時にも言えるが、波が高い時にはサイドフロートがフワフワ持ちあがってしまう。

  ※改良点としては、現在サイドフロートはボートのへりの穴にひっかけてあるだけなので、ボートに固定したほうが良さそう。

このような未完成なサイドフロートを装着したまま釣りを続けた。

一番の目的であるボートの横揺れに対しての安定性の向上は実感できたし、また、荷物置きとしても機能しているので、ボート内がいつもより広々として快適になったのは間違いないところ。


◇18:30釣り開始。

一投目からカサゴ釣れた。二投目もカサゴ。

エサが無傷で戻ってくることはほとんどなく、ほぼ一投一匹。バグアンツ(ルアー)でやっても問題なく喰ってきた。

カサゴ限定のほぼ入れ食い。

できればメバルが釣りたいがカサゴしか来ない。

いったい、カサゴをどれくらい釣ったのだろうか、、、?

いい加減カサゴはもう見飽きた!他のお魚の顔が見たいなあと思いながらマシーンのようにひたすら投げ込む。

すると、

 いいメバルが来た!

相変わらずカサゴばかりも、ひたすら投げ込む。

そしてついには、


デカい! 丸々としたアイナメ!


◇18:30~22:30までの釣果

 
 
 アイナメ33.5㎝×1、メバル23cm×1、小メバル×3、小ムラソイ×1
カサゴ23センチ以下40匹以上(リリース10匹以上)

カサゴは産卵後の体力回復のための爆喰いかもしれない。とにかく活性が高かった。


◇料理

アイナメとメバルの刺身(+皮の湯引き)

塩漬け用の内臓

2016年4月17日日曜日

BIC245用サイドフロートの製作3(灯油容器で)

↓サイドフロートを取り付けるとフワフワしていたので、改善策として、支えとなるものを取り付けた。



↓これでフワフワせずに安定するようになった。



↓縦方向のロッドホルダーを追加した。


青く塗装しましたが、塗料乗りが悪く剥がれやすい。それでも、日光による劣化から多少は防いでくれるでしょう。

↓道具をセットしてみた。



けっこういい感じではないかい?

これでサイドフロートは、一応の完成形としますか。

2016年4月12日火曜日

BIC245用サイドフロートの製作2(灯油容器で)

前回の続きです。

↓灯油容器サイドフロートを装着して、実際に海で走ってみました。


結果、想像以上にいい具合でした。使いものになりそうなのでサイドフロートはこれでいってみようと思う。

従いまして、今回はサイドフロートの上面の有効活用に取り組むことにしました。

↓右舷側は、ロッドホルダーと魚探を置けるようにした。


↓ゴムをかませてサイドフロートを少しだけ高くセットできるように。少しでもフロートに水の抵抗を受けないほうがスピードが出るでしょう。



↓左舷は愛用のクーラーボックスを置けるようにした。



クーラーボックスと魚探と竿がボートの外にあるので、ボート内が広くなった。

この際だと、、

ガソリン、ロープ、工具等の入れてある収納ケースを二回りほど小さいものにした。(青いやつ)


あと、積むとしても大きなものは、エンジンとアンカーくらい。

広々としてきたBIC245。サイドフロートのおかげで、船内でかなり身体の自由が効くようになりそうです。

安全性アップだけでなく、荷物置きとしても使え、一石二鳥という言葉が相応しい?二名乗船での釣りだっていけるかもしれない。

かなり期待できそうな気がします。まあ、真価が判るのは実戦で使ってみてからですかね。

2016年4月9日土曜日

BIC245用サイドフロートの製作(灯油容器で)

倉庫に使用していない灯油缶があった。


これ、サイドフロートに良さそうなんでは?

数もちょうどぴったし4本ある。(失敗はできないが)

これは、以前、灯油屋が配達用に持ってきていたもので、よくある青や赤の灯油缶より厚みがあるので耐久性がありそう。

早速、サイドフロートの製作作業にとりかかった。

連結のために中空アンカービスを打つ。

板で連結する。裏側も同じく中空ビスを打ち金具で連結した。

 長ネジを切断し、90度位に曲げます。


長ネジを灯油容器に固定

固定するサドルは電気ケーブル用のものがピッタシでした。また、ナットで板を挟んでもあるのでビクともしません。

もう1本同じような物を、今度は塩ビ管を使って作ります。


完成!



要するにボートに開いている穴に合わせたというわけ。

ボートの穴に引っかけるだけなので手間いらず。

装着

オールをセットしてもサイドフロートに干渉しません。オールを使う場合は、さすがにサイドフロートは取り外さなければならない。

安全のため、ボートの安定感を増すためのサイドフロートですが、さてさて、実際海で使いものになるでしょうか?

使いものになりそうなら、ボートと同じ色に塗装して本当の完成となります。

2016年4月7日木曜日

伊勢湾ボート夜釣り2(内臓塩漬け)

(水曜日の釣り)

できれば潮が高い木曜日以降がよかった。しかし天候には逆らえない。木曜日は雨予報で金曜日以降は風が強くなるという。

この日は風、波とも大丈夫そうな予報だったので、前倒ししてボート夜釣りへと出撃です。

実際の海上は、最初のうちは波がバシャバシャ。後半はさらにウネリが加わり、終始予断の許さない状態だった。


↑ 「砂浜対応!エンジンスタンド」は中々便利。作ってよかったと実感。


 出撃準備完了

18:30頃、釣り開始。

すっかり春の様相。日が長くなり、今では完全に暗くなるのは19:00頃から。

明るいうちは釣れないだろうと、少しは可能性のありそうなテトラの穴釣りからはじめる。

根掛かりか?と思った。すぐに釣れたのはお魚ではなくナマコだった。しっかりエサを咥えていた。キープ。

予想どおり、お魚のアタリはない。

19:00を過ぎ、陽の光の影響が全く無くなった。ここから一時間位がよく釣れる時間帯(ゴールデンタイム)だ。

しかし、小カサゴ1匹かかっただけ。

穴釣りはやめて、予定どおり軽い仕掛けでメバル狙いにする。

しかし、期待に反してまったくメバルの反応なし。メバルどころかいくらやってもお魚のアタリ無し。メバルはまだ居ないかもしれない。


◆群生するホンダワラ(海藻)が釣りの邪魔をした。

この日はホンダワラが、エンジンのプロペラに5回は絡まっただろうか。

エンジンをチルトアップし、手を伸ばしてホンダワラを取り払う。

ギリギリ手が届く距離。エンジン向かって右側はハンドルが邪魔をするので、左側から身をのりだしてホンダワラを引きちぎる。

この体勢はボートは横に傾くし、船尾にしてもかなり沈み込む。

バチャンと海水が船内に入り込んできた。ひえ~!タイミング悪く大波が来たら海にドボンしてもおかしくなかったぞ、、(冷汗)。

ゴムボートでもホンダワラがプロペラに絡まったことはあったが、身の危険を感じることは無かった。BICはゴムボートに比べ、エア漏れの心配が無くなったが安定感は劣る。

BICは一人で乗る分ならサイドフロートは要らないかな?との認識でしたが、今回、一人乗りでもサイドフロートの必要性を改めて感じた。サイドフロートを装着すれば二人乗りもいけそう。

20:00をまわった。ホンダワラの影響もあり、ゴールデンタイムはナマコ1匹、小カサゴ1匹で終了した(泣)。これはマズイ!貧果パターンである。

メバルは諦めてカサゴ狙いに変更した。カサゴなら海底を狙っていけばいい。しかし頭の片隅にまだ諦めきれないメバルを意識しているのでオモリは僅かに重くしただけにした。

キャストをくり返すも反応が悪い。

それでも、ポツポツとカサゴが拾えるようになった。サイズは15~17センチくらいと型は寂しい限りだが、お土産無しでは尚更寂しいのでクーラーボックスへIN。

ここまで、小カサゴ10匹。

ついに21:00を回った。経験則では21:00以降は釣れないことが多い。

うねりが強くなってきた。

はっきり言って釣れないボート夜釣りは苦行でしかない。海が荒れた状態なら、難行苦行でしかない。ここは諦めて帰るか、、、?

しかし、ここで開き直った。これはエサ釣りではなくルアー釣りだと!というように、アタリが無くてもこまめに誘いを入れ続けた。

また、軽い仕掛けを潮の流れに乗せて、浮遊するホンダワラの下をかいくぐるように流すのが功を奏したのかも?


良型メバルが釣れた!


その後、入れ食いというわけでないものの、20センチオーバーの良型のカサゴが釣れた。

「あまり釣れない時間帯」=「俊敏な小魚が喰わない分、やり方次第で良型がくる可能性が高い」というのを思い出したのだった。

ラスト一時間のおかげで、「釣りに行くのやめときゃよかったかな」 → 「まあ、行ってよかったかな?」終わりよければすべてよし、の心境で釣りを終えることができた。


◆18:30~22:00までの釣果



メバル23センチ1匹(左上)、カサゴ22センチ以下20匹、ナマコ1匹


◆料理


左上がナマコの卵(おそらく)、右上がコノワタ(少ない!)、
左下がキモ(大きいのがメバルあとはカサゴ)、右下が胃袋

最近、お魚の内臓を塩漬けにしています。

肝なんかは鮮度や保存が悪いと溶けてしまいますが、プリプリです。

生臭くて塩辛くて美味い!日本酒がかなりすすみます。飲み過ぎます(泣)。果たしていいのか悪いのか?

今回は、少量過ぎるコノワタもブチ込む!

 コノワタ入り内臓塩漬け

塩が馴染む、漬けて4~5日以降が食べ頃でしょうか。




小型のカサゴは醤油に漬けこんでから干物に。


メバルと大型のカサゴは、

メバルとカサゴの舟盛り(+ナマコの酢の物)

調子にのって舟盛りの器をネットでポチってました。今回、ついに出番が回ってきました(笑)

近年、年末以外はスーパーでナマコは見かけませんが、久しぶりのコリコリ食感を楽しみました。