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2014年9月29日月曜日

日本海ボート釣り4(ほとんど釣れず)

(日曜日の釣り)

いつもなら当日の早朝(真夜中)に起きて釣り場に向かうところだが、今回は初の試み、前夜入りしての釣行である。

就寝スペースの確保ということもあり、22:00頃にはゴムボートを膨らまして準備しておいた。

翌日の5時過ぎに起きてゴムボを見てみると明らかにおかしい。触れてみると、ありゃりゃ~、しぼんでいるじゃないか!

ボートはすっかり弾力を失い、フニャ~と、料理用語でいうなら耳たぶ位の硬さだろうか。

ここ2回ほどのボート釣りでは、帰還後のゴムボが出船前に比べて微妙に弾力を失っていたので、どこかに小さな穴が開いているかもしれないとの予見はあった。

今回は7時間かけてこれだけしぼんだ。7時間でこれだけなら、、

ま、そんなに長時間浮かぶ気はないので気を付けていればなんとかいけるでしょう、、?フットポンプ40回(片面20回×2)ほどでゴムボは元の張りを取り戻した。


 5:30出船

去年は浅場でサバフグしか釣れなかったので、もう1回だけ試してみようとした海域。

結果から言うと今回もダメだった。結果論になるが、どうせ遠征するならもうひと足延ばしておけばよかった。遠くへいけば必ず釣れるというわけじゃないけど、、

ベタ凪だったので徐々に深度を上げ、結局、水深70mまでやったが、、

タイラバをひたすら落とし続けたものの結局エソしか釣れなかった。エソは39.5センチと最大の記録更新!(微妙)

、、ほとんど負け惜しみですが、エソは中骨をはずして丁寧にミンチにすれば小骨は気にならず、生食でかなりいけます。エソの叩き、中々美味かったです(泣)

釣りの最中にエアー漏れ箇所がわかった。ゴムボの側面の水面にふれるかふれないかのところだったおかげで、プシュプシュとわずなかにエアー漏れの音が聞こえたのだ。

まったく釣れない(アタリがない)とは言え、気持ちの良い秋晴れの下の海は、9時をまわった頃から一変した。

北西の風が一気に吹いてきた。

エア漏れしているゴムボはしぼんだ感じはなかったが、釣れないこともあり迷わず沖から撤退。最後は沿岸でエギングをやることにした。



ミニマムで種類の判別が難しいがアオリイカと思われる。久しぶりのご対面。


カサゴも小型だけ、、


今回、深場で釣れなかったのはウデが悪いわけではなく、お魚がいない?

アオリイカ狙いであろう浅場のボートは多かったけど、沖のミニボートはkAYAK340が1艘が浮かんでいただけだった。

途中、一人操船の高速ボートが「何か釣れる~?」と声をかけてきた。一人高速ボート釣り師は、エサ釣り、疑似餌となんでもありでやったけど1回アタリがあっただけで何も釣れないという、、

その言葉を聞いて自分のウデが特別に悪いというわけじゃなく、お魚が居ないから釣れないのだと、自身を納得させるのだった。

人の行く 裏に道あり 花の山  

そんな心持ちで釣り場を選択していることが多いので覚悟の上とはいえ、釣れないと心が折れそうになる。

攻めた結果だから仕方がないとはいえ何か釣りたかった。深場だからといって何かしら釣れるというわけじゃないようだ。

2014年9月21日日曜日

潮干狩り6(ヒザラガイ、マツバガイ)

気持ちのよい快晴の下、知多半島の先端を目指す。

自宅からは約50キロ。スーパーカブで行くにはやや距離があるが、気候の良さも手伝って専らツーリング感覚である。

やはり、カブでは遠く90分もかかってしまった。主に一車線の旧道を走ったが、産業道路経由ならもう少し時短できたかもしれない。

○崎港

沖を見渡してみると、ミニボートでもいけそうな海域に遊漁船がせまい範囲にひしめきあっていた。あれはタチウオ釣りの船団に違いない。数えてみると25艘くらいは浮かんでいた。

貝捕りの前に○崎の朝市へ立ち寄る。

どれどれ、、

おっ!捌いていない丸のままのアナゴの皿盛りがなんと500円!鮮度も良さそうなので即購入。皿盛りのお魚はお得感があります。

帰宅後に何匹いるか数えたら、いつも釣れるくらいのサイズの40センチ弱が9匹に、50センチ弱の大型が2匹。

しっかし、、アナゴ11匹で500円とは、、なんだかアナゴ釣りに行くのがバカらしくなった(笑)

他にも、25センチほどの焼サイズのマダイが5匹で1000円や地産干しワカメなどを購入。サザエも美味そうだったが、貝を捕る予定なので控えた。


テトラ帯へ降りて狙いの貝を探す。けっこうあるぞ。

 
ヒザラガイ

ぴったりテトラに張り付いているのでマイナスドライバーと金槌を使ってはがしていく。

 マツバガイ

 大きめの貝を選んで、30分ほどでそこそこ捕れた。



目的は達したので、寄り道せず約90分でかかって帰宅。

やっぱりスーパーカブの燃費はいい。約60km/L、今日は約100キロ走行してガソリンの消費は1.5リットル程度だった。


料理

ヒザラガイ、マツバガイそれぞれ貝殻から中身を取り出す。さらに内臓を取り除き、身は塩で揉んでヌメリをとり、流水で洗い流す。やや塩辛いのでしばらく水につけておいてから食すほうがいいかも。

やっぱりお刺身で。
左の赤いのがヒザラガイ、右側がマツバガイ

いただきまーす。

むむ、美味いぞ!

ヒザラガイに比べて、マツバガイのほうが元々のサイズが大きいことに加え可食部が大きいので食べごたえがある。歯ごたえにしてもコリコリしているし、旨味がある。

ヒザラガイは塩揉みをせずに、そのまま生で食べると昆布のような海藻の旨みがあるもののやや生臭いところがある。とにかく可食部が少ないのがいただけない。

試しにヒザラガイとマツバガイを1個づつ殻ごと焼いてみた。

やはり、焼いてもマツバガイのほうが断然いい。ヒザラガイは身離れが悪いし、身の少なさからか旨みはあまり感じられない。マツバガイは貝の旨みが感じらて美味しい。

マツバガイに限っては、アワビの代用品としていけるような!? そんな、また捕りにいきたくなるような貝でした。

2014年9月16日火曜日

エソの刺身

先日釣ったエソ、刺身に挑戦してみましたが、どうやら成功したようなので書いておきます。

エソは身に小骨が複雑に入り込んでいてそのままでは食べられません。正確に言えば食べられますが小骨の不快感極まりないです。


調理

エソのウロコは落とさず、中骨、背中側、両側面の4枚におろします。皮をひいて身と取り分けます。


さばき方はこちらを参考にしました。  ⇒エソのにぎり・お造り


刺身に使用する部分を選別

・中骨はもちろん使用せず。

・背中側の身を観察するとかなり小骨がきついようなので刺身には使用せず全てミンチへ。

・側面の身を観察すると、尾びれに近いほど小骨が細く短いので、尾びれに近い部分の1/3の身を刺身に使用し、頭に近い身の2/3はミンチへ。


骨抜き

選別した身から、指でつまむか毛抜きを使うかして小骨を抜きます。目立つ骨だけで充分です。よく見ると、尾びれに近い部分には産毛のような小骨が残りますが、歯にさわらないので大丈夫です。


完成!

いただきまーす。

こ、これは、、

エソの刺身、、メチャ美味し!

期待以上の味わいです。エソが釣れるのが楽しみになる美味しさ。もう、エソを狙いにいってもいいぐらいだ。色合いといい、滑らかな舌触りはカジキマグロの刺身のような感じです。

エソをうまく刺身にするポイントは欲張らないことでしょうか。選別を厳しくしたので歩留まりは悪くなりますが、わりと簡単に難関の小骨をクリアできました。



残った身のほうは太い目の小骨ばかりなので、小骨をできるだけ細かくするように丁寧にミンチにして、さつま揚げ、かまぼこ、つみれ等にすれば美味しくいただけることでしょう。

2014年9月15日月曜日

知多半島ボート釣り2(エソばっかり)

(日曜日の釣り)

タチウオが近海を回ってきているとのことで狙いに行ってきた。

多くの魚食魚と同じように暗いうちが有利ということなので、早起きして出船場所に到着すると一番乗りだった。

暗闇の中で準備し、4時少し前に出船。

出船場所の○井港から半島先端をぐるっと回り込み、目的地の○浜沖までなんと1時間もかかってしまった!波風とも予報通り穏やかだったものの、予想以上に時間がかかった。ガソリン3ℓで充分と思っていたが心配になった。(結局この日は2.5ℓ消費)

往路は船はほとんど通らないものの、暗闇で危険。復路は予想していたとおり、○崎から離島への航路が大型船や高速船がひっきりなしなので、タイミングを見計らって航路を横断した。(日曜日で特に船が多かったかもしれない)

海が穏やかだったので二馬力でも無事に航路を横切ることができたが、荒れてたら危険でしょうね。もうやめときます、、 手漕ぎで航路を横切るのは、まず厳しいでしょう。


まだ薄暗い状態の5時頃、釣り開始。

前日にエサのサンマを仕込んでおいたのだが、持ってくるの忘れた(泣)。仕方ないので予備として持ってきていたハマチの切り身で。(6月に釣ったやつが未だ残る)

釣り船の近くでやろうと思っていたが、時間が早いせいか釣り船らしきものは見当たらない。適当に水深20メートル近辺で糸を垂らした。

アンカーの上げ下ろしは大変なので流し釣りで。3本バリ胴突き仕掛けでオモリの代わりにタイラバを装着。



サバ、エソが交互に釣れるが、タイラバに食いつくことはなかった。

ボートはどんどん流されていくが、釣れるポイントはある程度決まっているようだった。エソだけサバだけが釣れるようなことはなく、釣れる時にはエソとサバが釣れる感じだった。

タチウオは?

明るくなるにつれて釣りボートを見かけるようになったものの、タチウオを釣っているのは見なかったし、狙っている感じはしなかった。言い訳か?

※帰還後のボートを片づけていた時に聞いたボート釣り師の話によると、タチウオは少し前によく釣れていたが、タチウオはあっという間にいなくなるらしいよ、とのこと。

タチウオは諦めて最後は沿岸近くへ。


行楽日和だけあって、○佐ボート前では小型ボートが20~30ほどひしめき合っていた。時おり小型青物が上がっているようなので、船団の中に混ぜてもらい、小物仕掛けに変えてやってみた。1匹アジが釣れた以外はアタリがない。

他のボートも釣れなくなってきたようでボートは徐々に減っていった。結局、ここでは1時間やってアジが1匹だけ(泣)。

10:00をまわったので帰ることにした。

                    大型船の航路を無事横切る

55分かかって帰還。二馬力では遠かった~


釣果

エソ 最大38㎝センチ×5、サバ 22~23.5㎝×6、アジ 20㎝×1


以前に一度だけエソが釣れた時に塩焼きにしたが、とても食べるのは無理だった。エソは小骨が複雑に身に入りこんでいてどうしようもなかった。未だに、エソが釣れて喜んでいる釣りブログを見たことがないのは、身をもって納得していた。

いやいやしかし、なんとか攻略法があるはずだ!? 最悪ミンチにして料理すれば食えるし、、

料理編へと続く

2014年9月11日木曜日

蜂の子を喰らう(オオスズメバチ)

オオスズメバチの巣が手に入ったので幼虫を食べることにした。(食用にする場合は殺虫剤を使用してないものに限る)


オオスズメバチはクロスズメバチの巣と同じく地中に巣をつくるタイプのハチです。

ネットで調べると幼虫はピンセットでつまんで取り出すという記事が多いですが、幼虫はかなりフニャフニャで、力加減を間違うと簡単に傷ついてしまい体液が出て潰してしまいます。

このように巣を割って取り出したほうがいいでしょう。


さすが、幼虫も特大サイズ!


幼虫とサナギ

サナギ状のものは幼虫以上にフニャフニャしていて、一部しかとり出しませんでしたが、後で幼虫よりこちらのほうが美味しいのがわかって、ちょっと後悔。

まずは生で食べてみよう!

いただきまーす。

幼虫をひとつ口の中に放り込んだ。噛んでみると皮がプチッとはじけ、思ったよりもサラッとした粘り気のない体液だった。ピーナッツを薄めたようなココナッツミルクのような?風味がした。

では、サナギのほうも、、

こちらのほうが味にクセがないし、プチッがない分食べやすいようだ。

ま、生食は1匹づつで充分かな。

料理

油でいためて表面をかためてから、酒、しょうゆ、砂糖で甘辛く煮付けた。



いただきまーす。

火を通すことにより身のねっとり感は増した。

こちらも、幼虫に比べてサナギのほうが美味かったし食べやすかった。

サナギのほうは身に味が染み込むが、幼虫は皮が厚いので味が染み込まないようだ。だから幼虫のほうは噛むと独特の風味がダイレクト伝わってきてやや食べにくいのだ。

食べ慣れればまた違うかもしれないが、ごはんのおかずよりも酒で流し込みたい珍味でした。

現時点、自分としては独り占めしてでも食べたくなるような味ではないですが、オオスズメバチに限らず、ハチノコは昆虫食入門には最適かと。

2014年9月3日水曜日

伊勢湾ボート夜釣り5(カサゴ少々)

(火曜日の釣り)

メジナ(グレ)をたくさん釣ってやろうとの目論見で行ってきた。

夕マズメはどうなんだろう?ということで早めに出発し、明るいうちに出船した。

今回の装備では、二点改良して臨んだ。

ひとつ目はアンカーのロープ巻き。



これまでは散水(水道)ホース巻きを流用していたが、凧糸巻きのような形状のものを作った。

芯の部分は水道塩ビ管のVP13で、持ち手部分はVP20で覆っている。アンカーを落とすとクルクルと芯の塩ビ管が回る仕様。

回転する仕様は成功し、船内スペースがわずかばかり広くなった。わずかといっても、元々が狭いのでその効果は大きい。もっと早く換えればよかったわ!という感じだ。

もうひとつはスロットルグリップの延長。



スロットルよりやや大きいサイズの塩ビ管を火であぶって、軍手をはめた手でにぎりつぶして抜けないようにしただけという、、なんとも適当な作り。

あまりに適当なだけあってユルユル気味で抜けやすいのが欠点だが、不要な時は抜けやすいのが利点にもなる。

これも早く作ればよかったわ~!という感じだ。操船するときの重心が前にいったおかげで若干スピードアップしたようだし、高速安定したのが大きかった。

18:00準備完了

画像を見るかぎりでは波が無いですがそれは沖にあるテトラ帯のおかげ。テトラ帯を抜けると状況は一変した。

ヤフー天気予報によると、波0.5mという最良予測であまり心配してなかったが、現地はとんでもなかった。

ゴムボートは準備や片付けが面倒くさいと常々不満に思っているが、今回ばかりはゴムボートのありがたさが身に沁みた。

なぜなら、FRP製とかのミニボートなら転覆してもおかしくないような波が次々に襲ってきたから。浮力は一番、転覆には強いゴムボ!、、もう引き返せよ、、

18:15開始

メジナ狙いなのでコマセのアミエビをまいて寄せることにした。喰わせエサはオキアミ。

何も釣れない、、時間ばかりが過ぎていった。


せっかくコマセを撒いたので移動は我慢して粘ったが、一時間経ってもメジナは釣れなかった。

そのうちにポイント移動しようとは思っていたが、結局はあまりに波が高すぎて移動する気になれなくなっていた。

メジナが全く釣れない中で、時おりカサゴがオキアミに食ってきて遊んでくれた。

根がかりが多いので、どうもオキアミではエサ持ちが悪すぎたみたい。いつも使うエサ持ちの良いアオイソメならまた違ったのかもしれない、、ちょっと後悔。

夜が更けるにしたがって南の風がおさまってくると思っていたが海況は変わらず。

釣れないボート夜釣り、、波が高い暗闇の海で頑張って粘ってみたものの、、

バシャーン! トドメの一撃。波をかぶり完全に心が折れた。

走行中に波をかぶるのはよくあることだが、アンカー打ったボート静止状態で波をかぶるのはさすがに耐えられない。釣れてたら耐えたかもしれない?

18:15~21:00までの釣果


カサゴ17~21センチ7匹。

メジナは大漁どころか1匹も釣れなかった(泣)

2014年8月29日金曜日

伊勢湾夜釣り11(ガックシ)

(木曜日の釣り)

ここ数日はすっかり気温が下がり過ごしやすくなってきた。

この日は曇り空ではあっても湿度のほうはそれほど高く感じないようなさらっとした空気だ。

週末は釣り人が多くなると思うのでその前に行くことにした。仕事で少しばかり出遅れたものの、途中、釣具屋でエサを買って海へと向かった。

竿5本分によるブッコミ釣り。1000円分のアオイソメ(太)が無くなるまでやる。

20:30に1本目の仕掛けを投入し、順次竿を組み立てていく。

今回はセイゴ、マダカ狙い。はりきって始めたもののアタリを知らせてくれる鈴はまったく鳴らない。

ま、そのうちに回遊してきて釣れるだろう、、

しかし、期待に反していつまで経っても鈴は沈黙を守ったまま。

去年の実績からすれば粘っていればそのうちに30センチクラスのセイゴや、時には40オーバーが釣れてもいいはずなんだが?

アタリがないのでエサは減らない。エサが大余りなので贅沢にもアオイソメの房掛けにして投入する。アピール度アップで打開策となるか?

しかし、釣れない時は何をやっても釣れないし、釣れる時は何をやっても釣れる、、そんなことを再確認しただけだった。

ついに日付が変わり、粘り続けるも状況は変わらず、1:00になってギブアップした。

どうやらセイゴは回遊して来なかったようだ。またエサを余らしてしまった。

夏の暑さもなく、後半は半袖1枚では肌寒くいくらいで夏の終わりを感じた。凪の海で快適に釣りができたが、肝心な釣果がダメだった。

結局、4時間半やって釣ったうちに入れてはいけないような15センチと10センチの小セイゴだけ(泣)

ショボーンとして家路につくのだった。

2014年8月24日日曜日

天然スッポン料理(生血と丸鍋)

今回で天然スッポンを料理するのは二回目となる。

 一キロの天然スッポン

養殖物ならともかく、天然スッポンの生血には寄生虫が居ることがあり危険だということで、前回は控えることにしたが、今回は飲んでみることにした。刺身は前回に続いて控えることに。

では、養殖スッポンの生血なら絶対に安全か?といえば疑問で、養殖と言っても天然に近い屋外の環境で育てているようだし、天然物よりは養殖物のほうが寄生虫の確率がはるかに少ないということなんだろう。

首をはねると出てくる鮮血をウイスキーに注いだ。


生血は通常、日本酒や焼酎あたりで割るらしいが、アルコール度数の高いウイスキー(37度)で割ることにした。

度数が高いということは殺菌力も高いということで、これで有害な寄生虫は死ぬのでは?

スッポンの生血のウイスキー割り、、、いかにもまずそうだが、味は二の次で、安全第一の滋養強壮が目的だから仕方ない。

さらに冷凍庫で一旦カチコチに凍らすことにした。アルコール殺菌に続いての冷凍攻め。これで寄生虫も生きてはいまい!?


一回凍らせてから解凍して飲むので、実際に生血のウイスキー割りを飲むのは翌日以降となる。

追記:家庭用の冷蔵庫では、ビール程度なら凍るが、アルコール度数の高いものほど融点が高いので全く凍らせることはできないようです。この生血のウイスキー割りもまったく凍ることはなかった。)

今後、ブログの更新が長く止まったら、寄生虫にやられて体になんらかの不具合が生じたか、死亡したと思ってください(笑)


初めてやった前回の解体とは大違い。二回目ともなるとスイスイとスッポンを解体することができた。

前回のスッポンの唐揚げはたいへん美味しかったが、唐揚げを多くとったため、その分スープがイマイチの感じがしたので、今回はスッポン全部投入の丸鍋オンリーでいくことにした。


生姜スライス、おろしにんにく、タカノツメ、コショウを各少々。

スッポンはやや生臭い(カメ臭い)ところがあるので、臭み消しの調味料は必要だが、あくまでスッポンの風味を損なわないように注意した。日本酒のほうは多めに入れた。

 二時間煮込んで、塩、味の素で味を調えて完成!

臓物炒めと丸鍋


万能ネギをちらして、

いただきまーす。

丸鍋美味しだ!! お肉ホロホロ、エンペラトロトロ

前回のスープより確実に美味くなった!

前回は醤油を少し入れたのが余計だった。スッポン独特の風味を生かすなら塩のみに限る。中華スープの素をやめて味の素にしたのもよかった。

調味料は入れ過ぎず臭み消しに徹して、味付けはシンプルにしなければスッポン独特のスープが生きない。

肉は煮込んでも唐揚げにしてもたいへん美味だ。

ただし、唐揚げにするとその分、とれるスープが少なくなるので水加減が必要。

1キロ程度のスッポンなら、欲張らずに唐揚げはやめて丸鍋オンリーにしたほうがいい。1.3キロ以上あれば唐揚げと鍋ができそうかな。

2014年8月22日金曜日

知多半島夜釣り(メジナ2匹)

(木曜日の釣り)

今回はボートで沖テトラ帯に渡り、テトラの上で夜釣りをするという新たな試みだ。初めて釣りをする場所だが、昼間に出船場所他、確認済みのポイントでもある。

沖テトラ帯といってもかなり近いので、動力に頼ることなく手漕ぎで渡る。

エンジン、ガソリン、アンカー、魚探、認識旗(ボート夜釣りではLEDランタン)あたりが不要になる分、通常の出船準備に比べていくらか楽になった。

19:10頃、出船準備完了。

風がまったく吹いていないので、手漕ぎでもスイスイと進むのだが、けっして快適とは言えない。風が吹いていない分だけ蒸し暑いのだ。

それなら、風が吹いていたほうがいいのか?

いやいや、そうなると風の影響を受けやすいゴムボートでは必至に漕ぐことになり、汗だくになること間違いなし。それなら風がないほうがマシということになるだろう。

7、8分ほど漕いでテトラ帯へ上陸。

すっかり真っ暗になった19:20分頃、夜釣り開始。

テトラ上には、他に誰も居ないようだ。しかし、どこからかエンジン音が聞こえてきた。ミニボート夜釣りのツワモノ?がやってきてボートの上からテトラの際を攻めていた。

自分はテトラの上から延べ竿で、電気ウキがわりのタマウキ+ケミホタルの仕掛け。アオイソメをつけて、期待の一投目、、アタリなし。

いくら待ってもアタリなし、、

予定どおりコマセの冷凍アミエビを撒く。

アタリは一度あったもののアオイソメは食いちぎられていた。

開始から40分後の20:00頃、ようやくコマセが効いたのか?

 25センチのメジナ(グレ)

その10分後に、同サイズのメジナを追加。

ここから、メジナの入れ食いの期待だったが、、

その後は全くアタリがなくなり、21:00をまわったところで納竿とした。

2時間弱の夜釣りだったが、結局、25センチのメジナ2匹だった。

風がなくて釣り自体はやりやすかったものの、若潮で干潮時刻が22:00という、潮回りはかなり悪かったのが爆発しなかった原因かも?

まあ、メジナが釣れることが確認できたし、また潮回りが良さそうな時にトライしてみよう。

釣果のほうはイマイチだったが新たな食材が発見できた?

一見、古代生物を思わせる、フナムシのような不気味な姿形。

サイズは大型フナムシを一回り大きくしたくらい。しかし、動くことはなく、そこいらじゅう、しっかりテトラに張り付いていた。

 ヒザラガイ

ググってみると食用になるらしい。アワビの風味がするとかしないとか。次の機会には獲ってきて食ってみよう!

釣果
メジナ25センチ×2匹



今回は開いて干物(冷蔵庫干し)にした。

捌いてから3時間ほど干して、さっそくいただいた。

いただきまーす。

刺身を食べてたいへん美味いと思っていたが、干物にしても、、

メジナ、改めて美味しだ!

なんとなく似ている?クロダイよりも確実にワンランク上かそれ以上の味わいがする。

身がふっくらしてクセがない美味さだ。

この身のふっくら感はキュウセン(ベラ)に通じるところがある。キュウセンやメジナは嫌われものの外道として耳にすることがあるが、そんな評価をする方の味覚を疑ってしまう。

このお魚達が度々嫌われる原因は味ではなく、他の原因ではないだろうか?

キュウセンは捌く時にややヌメリがある。超新鮮でないと刺身は身が崩れてしまい難しい。あと煮魚や塩焼きにした時にうまく食べないと若干の小骨が気になるのだろう。

メジナのほうは、内臓は緑がかっていてやや臭いのと、ウロコがタイ以上にゴツイので下処理にやや難がありそう。

テトラ帯に渡っての夜釣り、、近い場合は渡るだけならゴムボートを出すのは大げさというか面倒くさいと感じた。翌日のボートの洗浄もあるし。膨らまないミニボートが欲しい。

2014年8月14日木曜日

伊勢湾ボート夜釣り4

(水曜日の釣り)

夏バテなのか酒の飲み過ぎなのか原因はわからないが、短時間のウナギ釣りには行っていたが、準備や片付けに手間のかかるボート釣りに行く気力は相当に薄れていた。

しかし、スッポンを食べてからなんか元気が湧いてきた。これがスッポンパワーというやつか?

天気が微妙だったものの、久しぶりにボートで出撃することにした。

ボート釣り自体は約40日振りで、ボート夜釣りになると約4ヶ月振りとなった。

釣具店でアオイソ(中)を648円分を買って目的地へと向かう。どうも帰省ラッシュのピークらしく、幹線道路は混雑気味。名古屋方面に向かう反対車線のほうがかなり込んでいて、場所によっては渋滞の列ができていた。

天気予報は晴れということだけど、実際は完全に曇り空で、時おりフロントガラスに雨がたたきつけてきた。

ホント大丈夫か?しかし、少々の雨なら行ってやるぜ!と言う気になっていた。スッポンパワーのおかげかも(笑)


18:45出船。

雨は降ってなかったものの波はけっこう高い。台風の後のせいか流木が浮いていて、よけながらの操船となった。丸太のような巨木が浮いていてギョッとしたりも。

19:00開始。

一投目からカサゴが釣れた。

二投目もアタリがあるがバラし。

なかなか活性は高そうだが、根がかりがひどく、波が高いせいで仕掛けを付け直すのに苦労した。波が高い時のボートの上ではラインを結ぶのにもひと苦労だ。

根がかりで仕掛けを結び直すのにかなり時間をとられたものの、それ以外は順調にカサゴが釣れた。

よく釣れるクサフグとは違う20センチくらいのフグが釣れた。

ヒガンフグ

20:00~21:00くらいには、強烈な引きのグレ(メジナ)が3匹釣れた。

ここまでメジナ3匹以外はカサゴばかり。

しかし、エサのアオイソが無くなりはじめた11:40頃には、、



キジハタだ!

日本海ではお目にかかれなかったが、ここで突然の遭遇だった。

地方名の違いでアコウと呼ばれたり、愛知県や尾鷲近辺ではアズキマスと呼ばれるようだが、正式名称はキジハタ。

そして、ついにエサのアオイソはなくなってしまった。

しかし、予備として持ってきていた、いまだ冷凍庫に残るハマチ(釣ったやつ)のアラの切り身を使用。

これがまたアオイソ以上にカサゴの反応がよかったので、なかなか終わるタイミングがつかめなかったが、、もういいわ、、さすがに1:00納竿とした。

結局、19:00~1:00までの6時間にわたる大釣行だった。

攻め方やポイントや時合もあって、途中1時間近くまったく釣れなかった時間帯があったものの、終わってみればクーラーの中はかなり埋めることができた。

車に道具やボートを積み終わったのが2:00。でも、なぜかそれほど疲れは感じられない。それなりに釣れたせいなのか、スッポンパワーのおかげか。

直後に雨が降りだした。いや~、今回は釣果ばかりでなく運もよかったみたい。

(釣果)


アズキマス31センチ。メジナ26~28センチが3匹。カサゴ22センチ以下31匹。

小型カサゴの針を飲んでいないものは5匹ほどリリースした。


(料理)

アズキマスとメジナのお造り

高級とされるアズキマスと、夏は臭いと聞いていたメジナはどちらも遜色ない美味さだった。メジナは処理する内臓が臭いだけのようだ。

刺身に関しては、かたや高級魚かたや臭い魚のイメージほどの大きな差は感じられなかった。アズキマスのほうが身がしっとりした舌触りで上品な味わいということだろう。

もちろん、どちらも美味しだ!