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2015年5月24日日曜日

伊勢湾夜釣り12(太いアナゴ)

(土曜日の釣り)

天候さえ良ければ釣りに行くにはいい季節ですが、仕事諸々立て込んでしまい体力的にも遠征やボートを出すのは厳しいということで、またまた陸からの夜釣りです。夜釣りの時間はとれても翌日に疲れが残るのは変わりませんが。

20:00開始

風も波もなく、釣りをするには何の支障もなく絶好の海況でした。あとはお魚がかかるかどうかだけ。

竿をズラリと並べてのブッコミです。

20:30頃にいいアナゴが釣れました。


その後はアナゴが30~40分に1匹のペースでかかりました。かなりヒマなんですが型のいいアナゴばかりです。季節的にすっかりエサ盗りが多くなってきたようでエサチェックはこまめにしたほうが良さそう。

満潮は22:00頃。下げ潮では期待どおりセイゴです。このポイントに関しては下げのほうがセイゴは釣れる。

 22:30頃のセイゴ

上げ潮の前半はアナゴで下げ潮の後半はセイゴタイムでした。


2匹目のセイゴを上げた後に竿立てがガシャーンと倒れる音。慌てて竿を立てリールを巻いて聞いてみると、、グイグイと生命反応。よし!

かなり強烈な引きでどんだけの大物?とテンションが上がりました。しかし、慎重にやりとりするも中々上がって来ない、、普通のお魚なら弱ってきてもおかしくないはずだが?だんだんと姿を見せない大物の正体が予想できてきました。

ハリスは3号。無理をせず20分位はやりとりしてやっとタモの届く範囲に寄せました。しかし、タモにはとても入りそうもない、、姿を現したのは予想通りの巨大エイでした。

タモに入れようとするとドラグが鳴って凄い力で逃げていきます。時間をかけて慎重に寄せても、タモに入れようとすると引き離される。(実際タモには入りそうもないのですが)そんなことの繰り返しでした。

時間が過ぎていくばかりでどうしようもない!仕方がないので陸にずり上げよう。強引に引っ張ったら、、スポッと手応えが無くなりました。ハリス切れではなかったです。かなり時間をかけていたので釣り上げたかったですが、、あんなもん釣ったところでクーラーに入りきらんし、これでよかったのだ。。でも全貌だけは見たかった。。

巨大エイのやりとりの間に別の竿に3匹目のセイゴがかかっていました。0:30頃に後半初、久しぶりにアナゴが釣れ、1:00で納竿としました。

20:00~1:00まで


セイゴ34~38センチ、アナゴ46.5センチ以下6本

アナゴのサイズは自己記録更新でした。アナゴは40センチを超えると脂ののりが違ってたいへん美味しいです。



2015年5月7日木曜日

伊勢湾夜釣り11、ウナギ釣り2(クロダイ他五目釣り)

(水曜日の釣り)

今大型連休は雨はまったく降らず、連休最終日のこの日も晴天に恵まれました。仕事があって釣りは半ば諦めていたのですが、早く片付いたおかげで急遽出撃となりました。

川で短時間勝負のウナギ釣りをやってから、続いて海で夜釣りという計画としました。

まずはウナギ狙い。ここでウナギ釣って勢いをつけてからメインの夜釣りへと向かいたいところですが。


まだまだ明るい18:00頃より開始。

エサは公園で掘ってきて冷蔵庫の野菜室に保存してあるドバミミズです。

18:20頃にアタリです。上げてみると水面には蒲焼サイズのウナギが姿を現しました!

よし、ここは慎重にいこう。手元にタモが無かったのでタモのあるところまで水面下のウナギを引きづっていきました。するとフッと手応えが無くなりました(泣)

どうやらかかりが浅かったようです。タモなんか使わずさっさと抜き上げればよかったとしばし後悔、、一瞬の判断を間違ってしまったか?ま、たとえ抜き上げていてもバレる運命だったと思うことにしましたが(泣)

痛恨のバラしでガックシ。それでもウナギが水路に入ってきていることは確認できました。しかし、その後は場所移動したりして続けるもウナギとは音信不通でした。

さて、第一ラウンドはうまくいきませんでしたが、気を取り直して海へと向かいます。

第二ラウンド開始は、陽が長くなったとはいえ、さすがに真っ暗な20:00すぎ。

エサはアオイソメ400円分、石ゴカイ400円分です。釣具店ではアオイソメはなるべく小さ目を、石ゴカイは大き目を、とリクエストしたまったく迷惑な客でした。

竿5本分をブッコム。竿4本分は2本針で、竿1本だけ1本針。9本ものエサがついてりゃそのうち何かしら釣れるだろう。

しかし、竿先にセットした鈴は微動だにしません。夕飯を食ったりスマフォをいじって待ちます。

ようやく沈黙を破ったのは開始から1時間40分後のことでした。

21:40 セイゴ

まずまずのセイゴが釣れました。目測では35センチ。

続いて10分後に派手ではない、重い感じで鈴が鳴り続けます。

21:50クロダイ

丸々太った腹パンのクロダイが網に収まりました。久しぶりのクロダイでテンションが上がります。目測40センチ。

その20分後にはセイゴではなくマダカと言ってもいいやつが上がりました。

22:10 マダカ

更に10分後には肥ったアナゴ。

22:20 アナゴ なぜか心霊写真のよう

21:40のセイゴに始まって22:20までのアナゴまでがジアイといった感じでした。

そして久しぶりのアタリは、

23:30 キビレ

その後は腹パンのコノシロが上がってきました。これはスレがかりかもしれません。スマフォ使いすぎの電池切れにて写真は無し。

今日はエサのイソメやゴカイが無くなるまでやろうと思っていましたが使い切れませんでした。エサ盗りも少なくアタリも少ないので5、6匹ほど余らせました。さすがに1:30をまわっては納竿です。

20:00~1:30までの釣果

上から、マダカ43センチ、セイゴ37センチ、クロダイ37センチ、アナゴ、キビレ25センチ、コノシロ28センチ。

長時間やってアタリも少なかったですが型が揃って満足です。たった6匹でも五目釣り達成です。ウナギがあれば六目だったのに。。

料理

大きいサイズのクロダイやマダカは刺身に、その他のお魚は刺身のアラとともに丸干しにしました。


キビレやコノシロは干物にするといってもけっこうなサイズがあるので無難に冷蔵庫で干すことに。あまり身が厚いお魚を天日干しするとヘタすると腐りますので、、(経験済)

コノシロ(上)とクロダイの卵巣

腹パンの中身から取り出した卵は、タラコ並みのサイズがありました。

2015年5月4日月曜日

伊勢湾夜釣り10(セイゴのお造り)

(日曜日の釣り)

GWの中日ということで比較的街中の道路は空いていましたが、釣りは近場で済ませることにしました。GW後半は増々道は込むので釣りに行くとしても近場になりそうです。

外海ではぼちぼち大型青物が釣れ出しているようなので渋滞さえなければ遠出して狙いたいところなんですが。

18:30開始

天気予報と違って海はかなり荒れ気味。夜釣りを始める日没時刻あたりは強風で海が荒れていることが多いのでそれほど驚きはありません。大抵はその後予報通りに風が治まっていくのがパターンですが。

この日もパターン通りに風はだんだん弱まってきました。しかし、終盤は釣りを中止するまではいかない、うっとうしい小雨が降ったり止んだりでした。

竿4本分の仕掛けをぶっこんでアタリを待ちます。期待の夕マズメは何事もなく過ぎ去り、穂先にセットした鈴は沈黙したままです。

エサチェックするとアオイソメは一部食いちぎられていることがありましたが、ほとんどは弱弱しくなっただけで原型を留めて戻ってきました。

20:20頃、頑なに沈黙を貫いていた鈴が激しく鳴り出しました。これはアナゴではなく、間違いなくセイゴ~マダカクラスのパワーです。

釣り用語で言う、いわゆるエラ洗いという水面から飛び出して空中で激しく頭を振る特有の行為を何回も見せて上がってきたのは、マダカではなくセイゴクラスでした。


開始から二時間近くは全くアタリ無しでボーズの予感もよぎりましたが、この1匹でなんとか一息つけました。

その後、21:00頃にアナゴを追加。


最近はヒマな時間はルアーを投げるように心がけていますが、この日も反応無しでした。海で陸からのルアーでお魚を釣ったこと無いのでいつか釣りたいのですが。。

結局、600円分のアオイソメが尽きた22:00まで、ジアイを全く感じることなく終了となりました。

エサが尽きてもルアーがあるので釣りは続行可能ですが、エサで釣れていないのにルアーでは中々やる気も起きませんし、小雨が降っているのでは。

18:30~22:00までの釣果

セイゴ36センチ、アナゴ

料理

このセイゴは肉厚で中々太っていました。ベイトはなんだろう?気になって胃袋の中を覗いてみると、わずか1.5㎝くらいの小さなエビ1匹が確認できました。

釣れるも釣れないも回遊次第なんでしょうけど、なんとかしてもっと釣りたいところ。セイゴに関しては今後は上向いてくるでしょう。

2015年4月26日日曜日

ウナギ釣り(新車のスーパーカブで)

(日曜日の釣り)

例年より早めの出足のウナギ釣りです。水温だけならウナギはエサを求めて活発に捕食活動をしているはずなんですが、、

今回のポイントは、石積みや葦原などウナギが好むような障害物は一切無しの小河川です。そんな所で釣れるのか?といったところですが、すぐ近くを流れる大河川下流域から続く小河川なので、大河川からウナギが入ってきていれば釣れるといったイメージがあります。

居着きウナギが居ないので細ウナギが釣れることはまったく無いですが、釣れれば蒲焼サイズ間違い無しといったポイントです。

ところで、この日はスーパーカブの納車日でした。今までのやつ(スーパーカブ70デラックス)は、15万4千キロあまり走っていますが、エンジンが逝くこともなく現役で走ってます。後ろタイヤは新品でまだまだ活躍できそうなんですが、今回、新しいスーパーカブを買ったので、どなたか欲しいかたがみえましたら?円で譲りますよ(笑)バイク屋は値段はつかないが引き取っていいと言ったので、、


⇒三年前のスーパーカブ エンジンのタフさにボディがついていけなかった。

かつて日本製品は、その性能の良さや堅牢なつくりによってメイドインジャパンと世界的ブランドとして名を馳せました。スーパーカブもそのひとつでしょう。しかし、コストの関係でしょうが、数年前からスーパーカブはメイドインジャパンではなくなってすべて海外生産となっているようです。

現在のスーパーカブのラインナップは50ccと110ccとなっていて、新車は110ccのほうですが、早速、これに跨ってウナギ釣りに向かいました。


前カゴはボディからの支えとなっているので、容器がウナギでいっぱいになったとしても(ありえませんが)、自転車のように重みでハンドルがとられることはありません。


新車なので慎重に走らせます。70→110ccのパワーの差は大きく、やはり加速や安定感が違います。これなら遠出ができそう。

ギアは三速から四速、ウインカーのスイッチが縦から横、車幅がやや大きくなったことなど、今までと多少は違いますが、運転は特にとまどうことなく、無事に目的の釣り場へ到着。



魚釣りは夕マズメがよいといいます。根魚やセイゴは日没時刻の30分後位の本当に暗くなってからがよく、ウナギは日没時刻の30分前くらいからがよい印象があります。ウナギのほうが明るいうちに釣れる印象がありますが、実際はどうなんでしょうか?

多少の潮の影響は受けますがほぼ淡水域なのでミミズのエサです。この時期のミミズは、エサにできないような小型か、20センチもありそうな大型しか捕れません。仕方がないので大型ミミズで臨みます。6月頃になればウナギ釣りにちょうど良さそうな12センチくらいのがとれますし、ウナギの最盛期といわれる時期でもあります。

釣りのほうはというと、

たった1回だけアタリがあり大型ミミズが食いちぎられていました。おそらくフナあたりではないかと。

18:00~19:00まで、成果なしでした。

今回はウナギはどうでもよくて、新スーパーカブの慣らし運転が主な目的ということにしておきましょう、、、(泣)

2015年4月19日日曜日

伊勢湾ボート夜釣り2(アイナメが釣れた)

(土曜日の釣り)

夜になると肌寒く感じることはありますが、気温のほうは一進一退を繰り返しつつも確実に上昇しており、何をするにしても動きやすい季節となってきました。

しかし、最近は春の長雨というのか?長い間すっきりしない天気が続いています。この日は雨の心配は無さそう、風もそれほど吹かない予報ということで出撃してきました。

ボート釣りを始めてからは天気予報はあくまで予報であって、外れていても仕方がないと強く思うようになりましたが、、現地は多少のうねりがみられたものの問題なしでした。

 18:40出船準備完了

時間的には暗くなり始めでいい頃合いから釣りが始められそうでした。

海水の色はここのところの長雨のせいか白く濁っているような感じで冬の海とは明らかに違い透明度はまったくありませんでした。

少々ボートを走らせてポイント到着。エンジンは快調そのもの。暖かくなったせいなのか三年振りのエンジンオイルの交換のおかげか。

開始早々は前回1月のボート夜釣りの時のような入れ食いにはほど遠いですが、そこそこのアタリがあります。しかし、魚が小さいのか活性が低くて食い込みが悪いのかしっかりとしたフッキングに至らないことが多かったです。

ようやくの1匹目は、20センチほどのまずまずのカサゴ。

さあ、ここからバンバン釣るぞ~と思ったのですが、初めてボートに持ち込んだ5.3mの磯竿の竿先に糸が絡まることが多くてやる気は空回りです。延竿なら竿先をクルクル回せば糸絡みは直るところですが、磯竿はいくら延竿に近いといってもリール竿なので小さなガイドのせいでクルクルでは直りません。

よって、手で糸絡みを直すよりありませんが、全長3m弱のボートで5.3mの竿先に手を届かせるには竿の下半分を海中に突っ込むよりなかった。当然リールも海の中で水びたし。グローブが濡れて手が冷たい、、、手が冷たいことなんかよりジアイが終わってしまうわ~

ボート上での長い竿の使用は延竿ならアリですが、磯竿のような長いリール竿は厳しいようです。釣具屋に置いてあるボート竿で一番長いのが2.7mだった意味がわかりました(泣)

それでも、この5.3mの磯竿でアイナメが釣れた。この日2匹目のお魚でした。今まで15センチまでのアイナメしか釣ったことがなかったので嬉しい!さあ、もう1匹アイナメ来てくれ~

しかし、その後はアイナメの姿はみられず、竿先の糸絡みに舌打ちしながらも、5分に1匹くらいはカサゴが釣れたりアナゴが混じったりとヒマでもなく忙しくもなくといった具合でした。

前半はそんな感じでしたが後半はぴたっとアタリが無くなってしまった。真っ暗になってから2時間くらいまでが一番良くてその後はアタリが遠のくのはいつも通りといえばその通りか。

19:00~22:30までの釣果


 アイナメ27センチ、カサゴ22センチ以下、小アナゴ2匹

ほとんど前半で釣ったもので最後の2時間はカサゴ2匹だけでした。


料理
 アイナメの刺身

アイナメは身質が柔らかいので、鮮度が高くないときれいな刺身にするのは難しいと思います。


カサゴの刺身(サク)、肝

カサゴは大きいものは刺身にしました。1月のものより脂がのっているようで身の色が明らかに白いのがわかります。脂がのった分、多少プリプリした歯応えが少なくなった感じがしました。

いつもならカサゴの刺身を食べすすめていくと後半やや物足りなくなり、マヨネーズをのっけて食べてましたが、今回は無しで済んだので実際脂ののりが良くなったんじゃないかと。

肝はしっかりしており、そこそこ嵩があるので捨てるのはもったいない。刺身にのっければコクが加わって美味し。もしかすると肝のおかげでマヨを使わずに済んだのかもしれません。

2015年4月3日金曜日

伊勢湾夜釣り9(沖テトラ釣れず、車がスタック)

(木曜日の釣り)

二馬力ボート始めてからまもなく三年になりますが、ようやくといいますか、初めてエンジンオイルとギヤオイルの交換をしました。

エンジンオイルの排出ボルトは塩分で固着しているのか?道具を買ってきたりして素人なりに努力したのですが、ビクともしませんでした(泣)。しょうがないのでエンジンを逆さにしてオイル注入口からオイルの排出をしました。


因みに、ガソリン抜く時もエンジンを逆さにしてガソリン注入口より抜いています。ガソリン排出口のボルトもやはりビクともせず、エンジン使い始めてすぐにボルトの頭をなめてしまってます(泣)

(木曜日の釣り)

ずらーっと傘マークが並んでいる今週の天気予報ですが、唯一、木曜日だけは傘マークがついていないようです。いくら釣りに行きたいとは言っても、雨天の中では危険というかやりたいとは思いません。前回の釣行から一週間経っていませんが、、、木曜日に出撃することにしました。

短時間勝負でのウナギ釣りなら雨天釣行は大いにありなんですが、ウナギ釣りのシーズンはまだ先ですし、雨の中で何の反応もなかったら苦行そのものになりますので。

ゴムボートを漕いでテトラ帯へ渡り、その上からの夜釣りです。前々回の夜釣りでは強風のため出船は見送ったので、再度決行することにしました。

18:00頃 出船準備完了

まだ空が明るいのと、幸いにして風もたいしたことなかったので、予定通りに目的のテトラ帯へ向かって漕ぎ出しました。



無事に到着。

まずはゴムボートとテトラをロープで結びます。知らぬ間にロープがテトラから外れてゴムボートが行方不明!?といったことになると大事件ですので、念のため別々のテトラにロープ2本それぞれ結びます。

テトラ帯への上陸は、やはりウエーダー装着が無難。ココは長靴だったら浸水必至だったでしょう。

さて、テトラ帯上陸はクリアできましたが問題はここから。はたして、ココは場荒れしていない、落とせば喰ってくるという期待通りのお魚の楽園なのだろうか?

まずは、エサ釣りで反応を探ります。一投、二投、、、、?投、、、場所移動して一投、二投、、、、、まったくもって反応なし。

どうもおかしい、、

テトラを観察してみます。時期的なものがあるかもしれませんが、カニはほとんど居ない、貝も少ない、海草も少ない、、、テトラに生命感が少なすぎます。これでは海の中も同じでしょうか。

最後には、ベタ底にしてテトラ際を攻めてみますが、小型カサゴ1匹どころかアタリさえない。結局、1時間で見切りをつけて帰還しました。爆釣どころかアタリ一切なしで、作戦は失敗に終わりました(泣)

まだ20:00なので陸から釣ります。先回にウナギが釣れたところに竿を3本ぶっこんで置き、ゴムボートを片づけます。付近は人けがないので、置き竿にしたまま車で河口へ偵察に行くことにしました。

ここからが地獄の始まりでした。車を川に近づけ過ぎたせいで砂にはまり、身動きできなくなりました。いくらふかしてもタイヤは空転するばかり。左前輪が埋まってしまっている。

ロードサービスを呼ぶのは考えましたが、おそらく、すぐには来れないだろう、、わずか5メートル先は地盤が固そうなので、自力で脱出を目指すことにしました。

川原にはたくさんのゴミが打ち上げられたり、捨てられたりしています。普段は見苦しい存在でしかないゴミは、この状況では貴重品となりました。フトンや板、流木を拾ってきて空転するタイヤにかまして脱出を試みます。

脱出しなければ帰れません。手近にあるものを使って窮地を脱するマグガイバーになったつもりで必至で頑張りました。しかし、現実はフィクションとは違い簡単にはいきません(泣)

砂を掘り、タイヤの下に板をかまし、進んだり下がったり、、

焦って距離を稼ごうとしてアクセルをふかし過ぎると、車は進まず、沈んでいくばかり。

何回掘って、何回車を動かしただろうか、、自力での脱出は無理かもしれないが、やるしかありません。

そして、

脱出作戦開始から二時間超、ついにその時がやってきました。

脱出成功!!

アリジゴクからアリは逃れることができました。

どうやら、ボートや道具を積んだままだったのがいけなかった。重みで砂に沈むようです。荷物を全部降ろし、トランクを空っぽにしたらタイヤが空転しながらも車は進んだので。気づくのが遅すぎました(泣)。横着するのはいけません。

             砂まみれになって何回も乗り降りしたので、車内はわや(泣)

釣りはほとんどやっていないのに、大物釣った時以上の達成感がある。。いったい今日は何しに来たのだろうか。。

釣りどころではなくなってしまい帰るばかりですが、その前に二時間以上放置した竿を回収しなくてはいけない。盗まれてはいないか心配でしたが無事でした。

片付けるので上げて見ると、、


ウナギと間違うほどのぶっといアナゴが!

しぶとくもボーズを逃れたという。

アナゴ44センチ

最近アナゴの刺身の美味さを知ったので、たいへんいいお土産になりました。

2015年3月29日日曜日

伊勢湾夜釣り8(小カサゴ少々)

(土曜日の釣り)

所々で桜の木にチラホラと花がつき始めているのを目にします。日中の最高気温は22℃まで上昇、季節はすっかり春といった感じ。こんな陽気の下なら、釣れなくてもいいのでのんびりと釣り糸を垂らしていたい。。

いやいやいや、釣りに行くのだから釣らなくてはならない!やっぱり夜釣りか。気温が上がってきて夜釣りも行きやすくなりましたが、昼間の気温の感覚で行くと、温度差で寒さに震え上がることになります。前回の夜釣りでは完全に失敗したので、しっかり防寒対策して向かいました。

しかし、いくら気温は上がっていても、遅れて上昇する水温のほうは未だ冬のままではないか?お魚の反応への期待は半信半疑といったところ。

今回はゲストがいますのでテトラは避け、足場のいい堤防をチョイス。釣り道具と仕掛けはほとんどこちらが用意しました。想定ターゲットはセイゴ(できればマダカ)、アナゴあたりだが、なんでもいいからかかってこい。

18:20頃より、ブッコミ仕掛け3本を順次投入し、手持ち竿で行う電気ウキの仕掛けを準備していきますが、早くもブッコミ竿に取り付けた鈴がアタリを知らせてくれます。


ゲストに上げてもらうと、20センチほどのクジメがついていました。


小潮、干潮時刻18:49。潮位が低すぎ陸からではかなり厳しい釣りになるのでは?と思っていましたが、明るいうちに釣れたので少しは期待していいかしら、、

しかーし、電気ウキで中層を攻めますがまったくアタリはありません。セイゴは釣れず。その後は、小型の底物をたまーに拾うといったような展開に。

クジメにしても出鼻の1匹だけ。一番よく釣れたのはヒトデという(泣)。

結局、18:20~22:30まで二名でやって、クジメ1匹、カサゴ4~5匹、ムラソイ3~4匹、アナゴ3匹でした。小型が多く、最初のクジメが一番大きかったかなあ、、


大きいアナゴ2匹(けっしてサイズが大きいのではなく、釣れた中では大きいもの)は、またアナゴの刺身にしてみようと持ち帰り、その他のお魚はゲストのお土産となりました。

終始ベタ凪で釣り自体はやりやすかったのですが、、

うーむ、やはりというべきか、たいへん厳しかった。もう少し水温が上がって安定してくれば、セイゴがまわってきたりして期待が持てるかしら。今回は潮回りが悪すぎたというのがあるかもしれません。

2015年3月22日日曜日

伊勢湾夜釣り7(沖テトラへ渡れず)

(土曜日の釣り)

今回はゴムボートを漕いで、沖テトラへ渡ってその上から釣りをしようという計画です。グーグルアースで地形はある程度確認済みとは言え、釣りどころか、現地へ行ったことも無し、下見無しのぶっつけ釣行です。

場荒れしてないだろうから釣りまくってやるか~!そんな期待を持って臨みます。

それにしても、気候のいい祭日(春分の日)ということもあってか、幹線道路の渋滞が酷かった。途中で同行釣り師を拾って二名での釣行予定でしたが、同行者は渋滞にはまって仕事場からの帰宅が遅くなるということで、結局、単独釣行となりました。

プチ遠征といった距離でしたので下道で向かいましたが、やはり渋滞気味で想像以上に時間がかかってしまった。この渋滞だったら高速に乗るべきだったと後悔しています。帰りは同じ下道で、往きの半分弱の時間ですんだので。


渋滞にイラつきながら、ようやく現地に到着したものの、かなりクタクタ気味(泣)。到着は日没時刻を30分過ぎて、暗くなりかけの18:30頃。今からボートの出船場所を探して、出船準備している間に100%空は真っ暗闇になってしまうだろう。行き慣れた場所なら、そんな遅い時間の出船でいいかもしれませんが、、

それよりなにより、ほぼ無風の天気予報だったのに?現地は強風が沖に向かって吹き荒れておりました。これはヤバイ!無理。ほとんど迷うことなくボートを出すのは諦めました。(二時間後に予報どおりベタ凪になりました)

仕方がないので、他の釣り師達に混じって港内で竿を出します。強風によって7mの延竿は、いつもの倍くらいの重さに感じました。それでも、お魚がたくさん釣れてくれれば、ボートを出す手間が省けたわ!と思うところなんですが、、そういう旨い話しにはならず、何もアタリはありません。

エサチェックで置き竿を上げてみると、手応えのないものが釣れてました。極小アナゴでした。どう考えてもリリースサイズですが、アナゴを使ったある料理?を一度食べてみたいこともあってキープ。

その後はエサ釣りは置き竿にして、強風の中でルアーを投げまくりましたが、まったく反応はありませんでした(泣)

長~い沈黙が続き、

22:00頃、置き竿を上げてみると、何かかかっているようでグイグイと抵抗してきます。そのまま抜き上げようと思いましたが、それなりに強く引くので無理をせず、慌ててタモを準備。

無事にタモに収まったのは、

ウナギ

ターゲットとして頭の片隅にさえまったく無かったウナギでした。海ウナギで体色が黒いと皮が硬いことがありますが、青ぽいので皮は硬くなく美味しいウナギでしょう。

ほぼボーズだったのが、まさかのウナギのおかげで救われました。

そろそろ納竿しようと思っていた矢先にウナギが釣れたのでもう少しだけ粘ることに。しかし、延長30分の甲斐なく、お魚とのコンタクトは得られなかった。

19:00~22:30までの釣果

 ウナギ55センチ、小アナゴ


料理

小アナゴは刺身にしました。あまりの小型のせいで捌くのに手こずってしまい、見た目はかなり残念な上、二くちほどで終わってしまいそうな量しかないですが、、

アナゴの刺身

どらどら、、 いただきまーす。

こ、これは美味いぞ!想像通りのコリコリした歯応えと、想像以上の甘みと旨みがあります。

その歯応えと甘みの強さから、たとえ嵩が少なくても、チビチビと食べて酒が飲めるようなお刺身といった感じです。

アナゴの刺身ってスーパーでは見たことはありませんが鮮度の問題かしら?これは釣りたてなので鮮度に関しては間違いないですね。

うーん、美味かった。今度はもう少し大きいのを釣って刺身にしてみるとしよう。

2015年3月9日月曜日

潮干狩り2(メカブ、アサリ)

(日曜日)

最近になってようやく春めいた日差しが感じられることがしばしばですが、まだまだ水温のほうは低く、近場ではまったくアテにならない釣りは控えて狩猟欲を満たすことにしました。

狩猟というか採取ですが、、まずは新ワカメから。

40分ほど車を走らせ海へ到着。ちょうど干潮時刻だったのでラクラク根元から採ることができた。


ワカメといえばメカブ!


わずか15分ばかりで大量ゲット。

貝も捕る予定なので大急ぎで撤収。車を走らせ潮干狩り場へと向かう。

前回(1月)の時は、自分以外はだれ一人やっていなかったが、さすがこの陽気のせいかそれなりの人出だった。


写真左上のお方、ジョレンでガリガリしている模様。まもなく公僕らしき二人組に声をかけられておりました。どのような罰則があるのかわかりませんが、聞いた話しによると始末書を書かなくてはいけないらしい、、

自分の場合はというと、ハイチェストのウエーダー履いて、水深30センチほどのところをこんな感じ _| ̄|○  で手掘りというかクマデなどの道具を使わずに貝を探します。軍手をはめた手で砂を掘るというか掴むというか。

カガミガイとサルボウガイ

小石がゴロゴロしているところでは貝かどうか判りにくいですが、小石が少ない砂地なら手の感触で貝かどうかはよくわかりますね。道具なしでもまずまず捕れました。

この姿勢は腰にほとんど負担がかからず長時間できますが、気をつけていないと潮が満ちてきたり深場へ行き過ぎたりして知らぬ間にウェーダーに水が入ってきます。

この日も気がついた時にはウエーダー内への浸水が、、(泣) 下半身ビショ濡れとなってしまった。春の陽気といえども身体が濡れると一気に震えが、、

腰は全然平気だし、もう少しお土産を確保したかったんですが、寒さに耐えきれず終了~

一時間くらいの成果。アサリメインにバカガイ(シオフキ)、カキ、サルボウガイなどが少々。

この日は冬の気配は微塵も感じられず、春の訪ればかり感じられましたが、水温が安定してくるまで、しばらくは釣りのほうは休眠でしょうかねえ。