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2017年8月30日水曜日

知多半島ボート釣り4(タチウオの炙り)

(水曜日の釣り)

知多方面にそろそろ顔だけは出しておかなければならないような仕事があった。正確には仕事というより、顔つなぎと言うのが適切かもしれない。

出向くのにそれなりに車を走らせなければならない距離がある。顔を出すためだけに行くのは無駄だよなあ…

だからと言って行かないわけにも…ここはボート釣りを兼ねて(本当はメインに?)出向く意味を持たせることにした(笑)

前回は早朝だけタチウオが入れ食いとなった。よって今回はさらに早い時間で出撃することにした。

BIC245での出船。ゴムボのカートップを覚えてからはゴムボが多かったのでBICは久しぶりな気もする。

いつもフライング気味の出船が多いが、今回は完全なるフライングだった。

恐る恐るボートを走らせ、程なくポイント付近に到着。空はまだ真っ暗け。完全なボート夜釣りだ。

ジグを落としてみる。

反応なし。何度やってもダメ。

しかし、思ったポイントとは違うぞ。此処はどこなんだろう?魚探GPSマークの登録はない。大雑把な位置はわかるが暗闇の海上では山だては難しい。どこだろうがタチウオが釣れれば問題ないが肝心のアタリがない(泣)

空が白み始めてきて、ようやく正確な現在位置がわかってきた。だいぶ流されていたようだ。ポイントと思われる場所へボートを走らせる。

最初のアタリは中層より下だった。タチウオゲット!

その後はアタリのあるタナが上ずってきた。前回同様入れ食いの様相。

アタる層はどんどん上昇していき、終いにはジグを水面へ落として1秒後にはタチウオが喰い付いてきていた。

タチウオが水面下1メートルで待ち構えているのかと思うくらい。こうなったらダイソージグどころか、光るものに針が付いていればなんだって釣れるのではないか?

明るくなってきてミニボーダーが二艘やってきた。同じタチウオ狙いのようだ。

「早いですねえ、釣れますか~」 「入れ食いですよ~」と答える。

しかし、その後はピタッとアタリが無くなった。前回以上にジアイは短かった。釣れていたのは30分くらいだっただろうか?結局、10匹のタチウオを釣った。前回よりはサイズはよくなっていたと思う。

あれ?さっきのゴムボーダーというかボート…どっかで見たことあるなあ?あの御方はHさんかも…?

しばらくしゃくるが、やはりアタリは無い。

もう一艇のミニボートが近づいて「釣りガサさんだよね?」 「は、はい…」

またまた気づかず失礼しましたが、3~4年前から(もっと長いかも?)ブログで交流しているSさんでした。やはり、先ほどのゴムボーダーはHさんでした。

Sさんとは初対面ですし、ブログを読む限りボートを100艇くらい所有してそうな感じなので(笑)、ボートだけで気づくわけありません。

Sさんが、明るくなってからタチウオは難しいというので諦めて移動していった。こちらはタチウオ仕掛けしかないのでしばらくやってみたが、やはり全くアタリがない。

Sさん、Hさんチームの後を追うことにした。

エサもコマセも無い。さてどうするか。ジグで狙えそうな大物と言えばマゴチやヒラメだが難しいだろう。

ジギングサビキ仕掛けがあった。これなら大物と同時に小物も狙えそう。

はたして、

大物はかからず、


大き目なキスと、


リリースサイズのカサゴだけ釣れただけだった。

照りつける日差しが強くなり、Sさんチームが帰還するようなので同じく帰ることにした。

しかし、途中でエンジンの動力を失った。なんだ?なんだ? おーい!待ってくれ~!叫んだところで声が届く距離ではない。

いかんいかん、へたに知っている人がいるから頼ることになり、その手段が断たれて焦るのだ。

ここから手漕ぎで帰るはめになると死ぬ思いで漕がなければならない。ここは冷静に努める。シャーピンが折れていた。

幸い、シャーピンの予備があって助かった。揺れるボートでの作業はやりにくかったが、復旧してホッと一息。これが真っ暗闇の中だったらぞっとする。もうフライング出船はやめよう。

実質、釣れたのは早朝30分だけだった。




(料理)

タチウオの炙りとキスの刺身

タチウオは指二本から二本半のサイズ。

指二本半は問題ないが、指二本のタチウオの皮は薄くて素人の包丁さばきで剥ぐのは困難。でも生で美味しく食べたい。

よって炙りにした。

焼きが甘いところは若干、皮が口に残る部分もあるが、美味しくいただくことができました。

2017年8月19日土曜日

知多半島ボート釣り3(タチウオ)

(土曜日の釣り)

前回はジギングでタチウオを狙うもボーズだった。

ボーズが悔しいのはあたり前だが、まわりのボートが釣れていなかったら、ま、仕方ないか、という話で済むかもしれない。しかし、まわりのボートはそこそこタチウオを上げていた…これはさすがに悔しいというのか、このまま受け入れる訳にはいかない。

釣りブログをのぞいてみる。ずらりと並んだタチウオの写真…

こうなるとタチウオをたくさん釣るまで引き下がるわけにはいかない(笑)

明日は上々の天気予報。しかし、今日は深夜の仕事がある。じゃ、行くのやめようとは考えない。徹夜も辞さない覚悟で出撃と決める。

Tさんを誘ってみると同じく深夜まで仕事だという。早朝から釣りにいくとなると徹夜になるという。今、タチウオ爆釣みたいですよ~と誘いをかける。参加決定!

朝は早いが1時間眠ることができ、徹夜は避けられた。


準備完了。この日も一番早い出船だ。

ダイソージグオンリーでやった前回はボーズだった。ダイソージグでマダイを釣っていたのでこれで充分と舐めていたかもしれない。やはりジグは百均でなく釣具屋で買うもの。新たなジグを調達して臨んだ。


ポイント付近へ到着。

第一投、グングンとアタリ。タチウオゲット!

二投目、タチウオゲット!

三投目、タチウオゲット!

四投目、タチウオゲット!

なんということでしょう。

水面近くで釣れるので海を覗いて見ると、水面下まで追ってくるタチウオの姿が見えた。高活性だ。これはダイソージグどころか5円玉にフック付けたものでも釣れるかもしれないぞ。

このままいくと何十匹釣れるの?次から小型サイズはリリースしようかしら?と余裕が出てきた。

前回のボーズがウソのようだ。

しかし、明るくなるとポツポツとしか釣れなくなり、さらにはアタリも極端に減っていき、ついにはアタリが無くなった。

どうやら運も尽きたようだ。

他のボートもだんだん釣れなくなっているようだ。

しかし、1艘だけ近くでタチウオをバンバン上げているボートがあった。

ヒマなので観察すると、細かい操船をしてタチウオの群れの上へ移動している感じもする。こちらはほんのすぐ近くでやっているのにほぼアタリさえない。

1時間以上アタリが無いと、もう釣れる気がしない。しかし、すぐそばでタチウオをバンバン上げている現実があるという。

活性が高ければタチウオは釣れることがわかった。いっぽう、陽が上り活性が落ちると、現状では、タチウオが居てもまったく相手にされず成す術ないということもわかった。


Tさんがジグでタコを釣った。タチウオの反応がないので底を叩いていたら釣れたもよう。

釣れないし、まだ9時前とはいえ暑くなってきた。帰ろう。


二名での釣果。ざっと20本くらいか。

完全なる尻すぼみ。タチウオは夜行性なのでしょうがないとは言え、釣る人は時間に関係なく釣っていた。同じようなジグやアクションだと思うが…

2017年8月14日月曜日

知多半島ボート釣り2(ベラの刺身)

(日曜日の釣り)

晴れ予報でも安心できない。突然空が暗くなり、極地的な雨が降るようなことが最近は多い気がする。早朝なら天気の急変はよほど大丈夫とは思うが…

タチウオが釣れているようなのでタチウオジギングをしてから、エサでベラ(キュウセン)を狙う予定で出撃。

ベラのほうは堅いが、タチウオが釣れるかはまったくアテにならない。


ややフライング気味で出船。ポイントに到着したら空が白み始めた。

海上はまずまず。

はりきってジギングを開始するも反応なし。ポイントはこの辺りでいいはずなんだが…

時間の経過とともにミニボートがポツポツと増えてきた。他のミニボートもジギングでタチウオ狙いのようだ。

全然釣れないので他のミニボートを注視する。すると、すぐ近くで見る間に小型のタチウオを上げている。それも次から次へと。

他のボートに目をやる。

自分と同じで釣れていないボートは?お、お仲間がいたいた!と思ったのも束の間、たまにタチウオを上げている。裏切られた…

よく釣るボーダーのシャクリをマネてみるが釣れない。一回くらいアタリがあっても良さそうだが、全くなし(泣)

そういえば、今まで3回ほどタチウオジギングに挑戦しているが、周りはたくさん釣れているのに、ボーズもしくは1,2匹しか釣れなかった。今までと同じような仕掛けやアクションで臨んでいては釣れないのはあたり前か。どうも根本的に何かが違うようだ。

前回、ジギングでマダイとマダカが釣れたので、ジギングがまったくダメというわけではないだろうが、よく考えれば大遠征して好ポイントであの釣果は、やはりヘタなのだろうか?

もはや自分のボートの下だけたまたまタチウオが居なかったという言い訳は通用しない状況だった。

ジグを変えたりして地道にしゃくり続ける。相変わらず反応はない。

このやり方では釣れないんだろうなと思うも、シャクリ続けるしかない。

そしてついに、クンクンとお魚からのコンタクトが!しかしフッと軽くなった。

この感覚か?ジグを落とす。

続いて2回目のアタリ!しかし全然引かない。

果たして、上がってきたのはタチウオではなく、ジグより少し大きい程度の小サバだった(泣)1回目のあたりも小サバだったのかもしれない…

結局、指をくわえてタチウオを眺めるだけのジギングは終了となった。

こうなったら上手い人へ弟子入りをするか、ジギング船へ修行へ行くしか道はないだろう(笑)


■エサ釣りへ

この辺りでは珍しいかもしれない魚が釣れた。

オハグロベラ

ベラ(キュウセン)は、リリースサイズが多かったがポツポツと釣れた。

釣ったベラは、すかり代わりのアユ舟に入れてから、帰る時にブクブク付きバッカンへ。


帰宅後もベラはまったく元気だった。そのまま飼育できるほどピチピチ。キスはかなり弱ってしまった。


身がやわらかいベラを刺身にするのは難しいが、鮮度がいいので難なく刺身にできる。

ベラの刺身(左が赤ベラ、右が青ベラ)