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2014年8月24日日曜日

天然スッポン料理(生血と丸鍋)

今回で天然スッポンを料理するのは二回目となる。

 一キロの天然スッポン

養殖物ならともかく、天然スッポンの生血には寄生虫が居ることがあり危険だということで、前回は控えることにしたが、今回は飲んでみることにした。刺身は前回に続いて控えることに。

では、養殖スッポンの生血なら絶対に安全か?といえば疑問で、養殖と言っても天然に近い屋外の環境で育てているようだし、天然物よりは養殖物のほうが寄生虫の確率がはるかに少ないということなんだろう。

首をはねると出てくる鮮血をウイスキーに注いだ。


生血は通常、日本酒や焼酎あたりで割るらしいが、アルコール度数の高いウイスキー(37度)で割ることにした。

度数が高いということは殺菌力も高いということで、これで有害な寄生虫は死ぬのでは?

スッポンの生血のウイスキー割り、、、いかにもまずそうだが、味は二の次で、安全第一の滋養強壮が目的だから仕方ない。

さらに冷凍庫で一旦カチコチに凍らすことにした。アルコール殺菌に続いての冷凍攻め。これで寄生虫も生きてはいまい!?


一回凍らせてから解凍して飲むので、実際に生血のウイスキー割りを飲むのは翌日以降となる。

追記:家庭用の冷蔵庫では、ビール程度なら凍るが、アルコール度数の高いものほど融点が高いので全く凍らせることはできないようです。この生血のウイスキー割りもまったく凍ることはなかった。)

今後、ブログの更新が長く止まったら、寄生虫にやられて体になんらかの不具合が生じたか、死亡したと思ってください(笑)


初めてやった前回の解体とは大違い。二回目ともなるとスイスイとスッポンを解体することができた。

前回のスッポンの唐揚げはたいへん美味しかったが、唐揚げを多くとったため、その分スープがイマイチの感じがしたので、今回はスッポン全部投入の丸鍋オンリーでいくことにした。


生姜スライス、おろしにんにく、タカノツメ、コショウを各少々。

スッポンはやや生臭い(カメ臭い)ところがあるので、臭み消しの調味料は必要だが、あくまでスッポンの風味を損なわないように注意した。日本酒のほうは多めに入れた。

 二時間煮込んで、塩、味の素で味を調えて完成!

臓物炒めと丸鍋


万能ネギをちらして、

いただきまーす。

丸鍋美味しだ!! お肉ホロホロ、エンペラトロトロ

前回のスープより確実に美味くなった!

前回は醤油を少し入れたのが余計だった。スッポン独特の風味を生かすなら塩のみに限る。中華スープの素をやめて味の素にしたのもよかった。

調味料は入れ過ぎず臭み消しに徹して、味付けはシンプルにしなければスッポン独特のスープが生きない。

肉は煮込んでも唐揚げにしてもたいへん美味だ。

ただし、唐揚げにするとその分、とれるスープが少なくなるので水加減が必要。

1キロ程度のスッポンなら、欲張らずに唐揚げはやめて丸鍋オンリーにしたほうがいい。1.3キロ以上あれば唐揚げと鍋ができそうかな。

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