この夏は仕事が多忙なことや、異常な猛暑などであまり釣りに出向いておりませんでした。行ったところで貧果では…ブログは放置気味です。
訳あってまたしばらく放置になりそうですが…
今回はSさん、Oさんとテトラ帯での夜釣りへ。
すっかり陽が落ちるのも早くなった。ちょうどいい17時前くらいから釣り開始。
ポツリポツリと何かしら釣れる。
カサゴ、アナゴ、メジナ(グレ)、クジメ、セイゴ
それは、20時少し前のことだった。
ついに、「大物が来た~!」
と楽しいブログにしたいところだが、それとは正反対の出来事が起こってしまった。
テトラ上で足を滑らしてこけたりすることはたまにあることだが、今回は状況が悪かった。
落ちたのはほんの40cmくらいの高さだが、テトラの隙間に右足首がすっぽりはさまり体重分おもいっきりひねってしまった。足首は通常ではありえない角度で外側に向いていた。
瞬間、激痛と共にその足首の角度を見てこれはヤバいと思った。すぐに足は抜けたが、その後は痛みが引かない。
アクシデントによってちょっと早いが納竿となり、同行者にはご迷惑かけてしまった。と言うか、単独釣行だったら自力で帰れなかったかもしれない。少なくとも歩けないくらいの痛みだから車の運転は難しいだろう。
帰宅後、酒をあおってなんとか眠るも、痛みで目が覚める。痛いのでほとんど眠ることができなかった。
翌日、朝一で医者へ向かった。待ち時間の間に写真を撮った。左足と比較すると、右足が足首中心に腫れているのがよくわかる。
レントゲン写真で骨折が判明した。ひえ~!どうりで痛みが収まらないはずだ。
手術の可能性がある。紹介状を書くのですぐに大病院へ行けとの指示。ひえ~!
腓骨の骨折は、強い力でひねったことによるものだという。
大病院では、担当医が手術をしたほうが二週間程度早く治る上、確実に治るという。迷わず手術をやってもらうことにした。
木曜日に手術することになった。ボルトで骨を固定するようだ。30分で済むという難しい手術ではなさそうだが…。
術後約1ヶ月で杖無しで歩けるようにはなるという。その後は、痛みと相談しながら仕事ができるかどうか。だが、それまでは仕事はどうする?
自営で一人親方みたいなものなので約1ヶ月は新規の仕事の依頼はキャンセルするしかなさそうだ。デスクワークならそれほど問題ないだろうがそうではない。
幸い、夏場のほうが仕事が忙しく、ようやく落ち着いてきたところだった。(だから釣りへ行ったのだが、この失態!)既存のお客には事情を話してやり過ごすしかないだろう。
しかし、松葉杖では仕事どころか通常の生活もままならない。
おい、俺は釣りエサではないぞ!この前、金魚をエサにした釣りをやったことでバチが当たったのかしら。それとも金魚からの呪いだろうか…
まあ、単なる加齢からくる反射神経の衰えということにしておこう。
さて、
刺身サイズが釣れなかったこともあるが、不自由な身体なので簡単な塩焼きにして食べた。
クジメは見た目と食感がアイナメに似ているが、アイナメと比べると味はイマイチだった。これは煮付けのほうが向いてそうだ。
やはり、小振りとは言えアナゴは安定の美味さだ。ウナギが釣れなくなった今、焼いて喰うならアナゴが一番だ。やはり釣った新鮮なアナゴが一番美味い。
先日、スーパーでダルマアナゴとか言うアナゴとそっくりなやつを買って焼いて食べた。脂が全く無くて期待外れだった。これは深海魚のようでアナゴとは全くの別物だろうけど。
アナゴなら足場がいい堤防や浜からでも狙えそうだ。しかし、この身体ではしばらく無理だろうなあ…(泣)