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2014年3月10日月曜日

愛犬を従えて山道を歩く

先月末頃から今月初めのポカポカ陽気が続いた時に確かに見たんです。1匹だけとは言え、公園の池のカメが陸地に姿を現していたのを。きっと今では再び冬眠するべく池底へと戻っていったに違いない。

こう寒いと人間の活性は低いのだけど、同じくお魚の活性も低いと思うのでしばらく釣りは休止しよう。

今回は周遊コースをとって4時間ばかり歩いてきた。

国道沿いにある駐車場(P)は15台ばかり止められるスペースがあるがすべていっぱいだった。おそらく登山でやってきた車なんだろう。

車を隅に無理やり捻じ込んで出発。


Pすぐ下の東海自然歩道へ入る。

10分ほど歩くと国民宿舎に到着。


ガラスなどは割られておらず、一見しただけではわかり辛いが廃業して3年経つらしい。

さらに10分ほど歩くとキャンプ場に到着。


シーズンオフだから何とも言えないが、ガラスが割れていたり中の様子を見る限りはこちらも廃業した感じがする。先の国民宿舎と母体が同じかもしれない。

キャンプ場横の吊り橋を渡る。


雪が積もって滑りやすいのに加え、かなり揺れるので緊張を強いられた。

吊り橋を渡り終えると見事なツララが。これぞ自然の造形美か?


半分正解だった。山からの給水(取水)パイプに1箇所小さな穴が開いていて、水が噴水になってそれがツララの元となっていた。穴が人為的なものかは不明。

傾斜45度はありそうな山腹の階段を、喘ぎながら10分ほどで上り終えると平坦な道がひらけていた。


ここから40分ほどはアップダウンも少なく、落葉樹が葉を落としているおかげで陽が差し込み、快適な歩きが楽しめた。

しかし、福王山の南あたりにさしかかると、スギやヒノキの人工林で薄暗い道となり、福王神社までの30分ほどはあまり面白くない。

福王神社からゴルフ場沿いの作業道を北へ向かう。


20分ほど歩いたところで作業道は消滅していたが、構わず植林の中を北へと向かう。

道なき道を進むと1本だけ突出した杉の大木があった。この辺りでは完全にケモノ道さえわからない状態。


ゴルフ場が設置したと思われる、所々線が切れた高さ30センチほどしかない電気柵に沿って歩いていく。


眼下に沢が流れる崖に突き当たった。

この先に進むにはゴルフ場内を通らせてもらうしかないな。

誰かいませんか~




ガラスの破片が散らばっていて危ない!


グリーンの芝はすべてススキ野原になっていた。どうやら8年前に廃業した模様。

大量のゴルフカートが放置され、クラブハウスの中は散乱しているものの営業時の面影を多く残していた。

バブリーな時代に造られたゴルフ場だろうか?しばらくノスタルジーに浸ってからゴルフ場を後にした。



ゴルフ場を出てからは舗装道を50分ほど歩いて駐車地点のPに到着。

今回は廃墟巡りのような山歩きでした。

2 件のコメント:

  1. こんばんわ。

    兵どもが夢のあと、みたいな感じのお散歩でしたね。

    しかし、お金をかけて、盛大にオープンして、気が付いたら廃墟になっている。
    もったいない話ですねえ。

    なんか、胸にしみるブログでした(笑)。

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    1. おはようございます。

      山頂を目指す登山ではなく、山麓あたりをうろうろするとけっこう廃墟があったりします。

      人が居なくなった巨大な建物は、独特の空気感が味わえますね(笑)

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