青ウナギとはなんぞや?
普通のウナギと何がどう違うのか?
ググってみたところ、「天然の青ウナギは抜群に美味い!」というような話しばかりで、ウナギとアオウナギの明確な違いを説明するサイトは全く見つからなかった。(検索の仕方も適当にしてその時間もわずかですが、、)
アオウナギとはなんぞや?その答えは、前回、海で釣れたウナギで明らかになった?
左の皿のウナギと右の皿のウナギの色の違いがはっきり違います。
左の皿のウナギの皮の色は黒っぽく、右の皿のは青っぽいです。
(黒)64センチ×1 (青)48センチ×2 53センチ×1
左の皿は海で釣ったもの(河口域と言ってもいい)、右の皿は潮の効きはあるものの河口からはかなり上へ行った中流域で塩分が薄い場所のウナギです。
左の皿はアナゴが、右の皿はフナやコイやナマズが釣れるようなところのウナギです。
今まで100匹以上ウナギを釣りましたが、すべて右の皿のように青っぽいウナギでした。(当然、海に近いことはなく中流域ばかりで釣っていました。)
以前、友人から、海で釣れた黒い皮のウナギ(80センチ)は皮がゴムみたいで美味しくないと聞いていた。
今回、サイズはそれより落ちる64センチながら黒い皮のウナギを蒲焼にして初めて食べてみた。
いただきまーす。
ん?、、、皮が、、厚い!ゴムはさすがに言い過ぎだが、グニョグニョしてかなり口当たりの悪い食感だ。こんなウナギ初めて食べた!子供なら食べるのは無理かもしれないなあ。友人が釣った80センチの大ウナギなら皮がゴムのようだというのもそれほどオーバーな話しではないと思った。
河口域のウナギは釣れれば蒲焼サイズは間違いないが、黒い皮のウナギが釣れることもあり、その皮はウナギのサイズが大きくなるほど厚くて食感が悪くなる。
青ウナギというのは、大型で、色が青みがかっている、要するに大半の普通のウナギということが結論。
誤解があるといけない。黒いウナギの身に関しては、普通のウナギと変わらずたいへん美味かった。ただ、皮を剥いで食べるのは、皮のパリッとした食感も美味しさのうちなのに、もったいないな~という感じになります。
関東風の蒸してから焼く蒲焼が好みなら、皮を剥いで食べるのはそれほど違和感はないかもしれない。自分は断然、関西風の焼くだけのパリッとした蒲焼きが好み。蒸してから焼く、ふにゃっとした介護食のような食感の関東風蒲焼きはどうも好きになれない。
◇勝手に結論
海や河口域では、黒い色のウナギが釣れることがあるがその皮は厚く、焼いてもパリッとはならず、グニョという感じになって食感は悪いけど身は美味しいよ。それ以外の青みがかったウナギは青ウナギと言って、身も皮もすべて美味しいよ!ということでいいかしら?
<追記>
青ウナギについて書かれたサイトがありました。
⇒天然ウナギの種類
⇒「アオ」と「クダリ」
色や姿による微妙な見た目の違いで、分類の仕方が色々あるようです。特にアオは素人で見分けるのは難しそう。クロとアルビノならわかる。
本ブログ記載の皮が厚いウナギは、どうやら三流品扱いのようです。 焼いて食べてみなければ皮が厚いかどうかなんてわからないがプロは焼く前からわかるのでしょう。
海ではなく、川のウナギなら皮が厚いことはないと思われますが、釣った場所によっては泥臭い可能性がありますね。
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