(日曜日の釣り)
いつもなら当日の早朝(真夜中)に起きて釣り場に向かうところだが、今回は初の試み、前夜入りしての釣行である。
就寝スペースの確保ということもあり、22:00頃にはゴムボートを膨らまして準備しておいた。
翌日の5時過ぎに起きてゴムボを見てみると明らかにおかしい。触れてみると、ありゃりゃ~、しぼんでいるじゃないか!
ボートはすっかり弾力を失い、フニャ~と、料理用語でいうなら耳たぶ位の硬さだろうか。
ここ2回ほどのボート釣りでは、帰還後のゴムボが出船前に比べて微妙に弾力を失っていたので、どこかに小さな穴が開いているかもしれないとの予見はあった。
今回は7時間かけてこれだけしぼんだ。7時間でこれだけなら、、
ま、そんなに長時間浮かぶ気はないので気を付けていればなんとかいけるでしょう、、?フットポンプ40回(片面20回×2)ほどでゴムボは元の張りを取り戻した。
5:30出船
結果から言うと今回もダメだった。結果論になるが、どうせ遠征するならもうひと足延ばしておけばよかった。遠くへいけば必ず釣れるというわけじゃないけど、、
ベタ凪だったので徐々に深度を上げ、結局、水深70mまでやったが、、
タイラバをひたすら落とし続けたものの結局エソしか釣れなかった。エソは39.5センチと最大の記録更新!(微妙)
、、ほとんど負け惜しみですが、エソは中骨をはずして丁寧にミンチにすれば小骨は気にならず、生食でかなりいけます。エソの叩き、中々美味かったです(泣)
釣りの最中にエアー漏れ箇所がわかった。ゴムボの側面の水面にふれるかふれないかのところだったおかげで、プシュプシュとわずなかにエアー漏れの音が聞こえたのだ。
まったく釣れない(アタリがない)とは言え、気持ちの良い秋晴れの下の海は、9時をまわった頃から一変した。
北西の風が一気に吹いてきた。
エア漏れしているゴムボはしぼんだ感じはなかったが、釣れないこともあり迷わず沖から撤退。最後は沿岸でエギングをやることにした。
ミニマムで種類の判別が難しいがアオリイカと思われる。久しぶりのご対面。
カサゴも小型だけ、、
今回、深場で釣れなかったのはウデが悪いわけではなく、お魚がいない?
アオリイカ狙いであろう浅場のボートは多かったけど、沖のミニボートはkAYAK340が1艘が浮かんでいただけだった。
途中、一人操船の高速ボートが「何か釣れる~?」と声をかけてきた。一人高速ボート釣り師は、エサ釣り、疑似餌となんでもありでやったけど1回アタリがあっただけで何も釣れないという、、
その言葉を聞いて自分のウデが特別に悪いというわけじゃなく、お魚が居ないから釣れないのだと、自身を納得させるのだった。
人の行く 裏に道あり 花の山
そんな心持ちで釣り場を選択していることが多いので覚悟の上とはいえ、釣れないと心が折れそうになる。
攻めた結果だから仕方がないとはいえ何か釣りたかった。深場だからといって何かしら釣れるというわけじゃないようだ。