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2020年12月14日月曜日

遠征ボート釣り(カンパチ)

 (日曜日の釣り)

外海のミニボート釣りもシーズンオフになりつつあるようだ。

湾内ならマイボートの二馬力艇でもまだまだいけるが、どうしても外海の深場を攻めたかった。

ベタ凪限定なら、二馬力艇でも時間はかかるが深場までいけるだろう。

しかし、4日前の天気予報ではベタ凪になるかも?と思われる予報ではあったが、3日前では、風速が増してる予報。こりゃ、マイボートでは無理だとSさんに打診。

無理言って承諾いただき、Sさん艇に同乗することとなった。(ケンタートル号)

9.8馬力搭載で、マイボートに比べて3倍強のスピードが出る。安定感もある。

とは言っても、小舟であることには間違いないが。

7:30頃出船。


湾内から外へ出ると、多少の波はあるが冬の海にしては上等の海況だった。

この状態ならなんとか行けそう。外海の深場を目指してエンジン全開!

15分位は快調だったが、徐々に北西風が強くなり、白波が立ってきた。

白波は危険のサインだ。

目的ポイントまでは半分位までだったが、ミニボートでは無理できず、口惜しいが引き返すことに。

引き返す判断は正解だった。さらに風が増すいっぽうだった。

ここからは、もう、安全担保の無いアトラクションだった。

横波を受けたら沈没必至のような波だったが、幸い、進むべき方向から波が向かって来る。

バケツで海水を掻き出しながら、(掻き出した分だけ海水が入ってくる状態)湾内を目指す。

波かぶりまくりで口の中がしょっぱい。こりゃ塩分過多で健康に悪そうだぞ。そんな先のことより、今現在の命の危険を感じた。

今までのボート釣りの中でも一、二を争うような冷や汗をかいたが、なんとか湾内にたどりつき、一息ついた。

全身びしょ濡れで寒いが、はるばるやってきたので、湾内で釣り続行。

しばらく糸をたらしたが釣れない。

しばらくすると、信じられないほど穏やかな海になった。ベタ凪だ。

Sさんが、「今なら沖へいけるんじゃね?」

命からがらだったので、考えもしなかったが、たしかにこの海況なら行ける!

海が少しでも荒れだしたら、速攻戻るという条件で、再び沖を目指した。

ベタ凪の海を快調に飛ばし、深場ポイント到着。

第一投目、タイラバサビキを投下。

あれっ、根がかりしたかな?

グン!

根がかりなどではなく、生命反応ありだ。

やった!

サビキのほうに食いついていた。


明らかにハマチではない。ハマチより体高があり黄色い側線が目立つ。

釣ったことのない大型青物だが、ヒラマサかカンパチのどちらかだろうと予想。

一投目からこれなので、このままここでやれば爆釣かしら?

しかし、無常にも風がビューと吹いてきた。

先ほどのこともあり、わずか一投で撤収し湾内へ。

早目の撤退のおかげで、先ほどよりは命の危険を感じることはなく、湾内へ到着。

二回目の海上アトラクション終了。けっして、冒険をしたいわけじゃありませんが‥

湾内に入ってさらに風はビュービュー増した。早目の撤収をしていなかったらどうなっていただろうと、安堵するのだった。

全然釣りやってないので、再び湾内で釣り再開。

チャリコ


私の釣果

同じ頃に帰港したベテランミニボート釣り師に、この青物は何かと聞いたら、「しお」
と教えてくれた。カンパチのようだ。

60cm以上くらいからカンパチと呼ばれる。

釣ったのは53cmだったので、「しお」だ。

午前で終える早上がりなので、日帰り温泉に入って帰路に就いた。

高速道路は空いていた。


翌日、

カンパチを刺身にすると、包丁に脂がねっとり。これは美味いやつと確信。

魚体こそハマチと似るも、身は別物。味はワンランク、いや、ツーランク上だった。



ついつい、昼間からカンパチで一杯やっつけるのだった。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    いくらボートが大きいと言っても命あっての物種です。
    無理はしないようにね(笑)。
    と言うか、やっぱり若いね。

    シオは美味しいよね。
    ハマチと比べたらダメですね(笑)。

    シオはあの海域でもたま~~~に釣れるよ。

    チャリコ2匹+カイワリ1匹と比較して
    大きいなと思ってたけど53㎝も有ったんだね。
    そりゃ良く引いた事でしょう。

    私もシオを釣りたいです!

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    1. おはようございます。
      冬の海は急変しますね。いくら沖で釣りたいと言っても無理は禁物と実感しました。

      シオは良く引きました。引き具合から60cmはあると思ってましたがそうでもなかったです。

      ポイントドンピシャ?でわずか一投で釣れました。まあ、まぐれアタリでしょうけど。風が無ければまた、じっくり攻めたいポイントです。

      マグレアタリと言えどもミニボートで高級魚釣れたので、少しばかりステップアップの実感が持てました。

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