<水曜日の釣り>
2月1日の小爆釣から18日が経った。
あれから気温はさらに低下し、連日の冷え込みはすっかり当たり前となって、この日も例外なく寒かった。
寒い日が続いて海水温は低下しているに違いなく、お魚の活性は低いかもしれない。夏場ならまだしも、真冬であっても陸釣りならまだしも、このクソ寒い中で準備や片づけで手間のかかるボートでボーズでもくらったら、、
いやしかし、久しぶりに海上がそこそこ穏やかな予報にして潮回りも中潮でよさそうだし、前回あれだけ釣れたのだからそれなりには釣れるんでは?
いくら考えてみたところで釣れるかどうかなんて判らない。実釣して確かめるしかないのだ!
結局はボートや釣り道具を車に積んで海へと向かうのだった。
堤防道路と砂浜をせっせと往復してボートの準備をしていると、軽トラの地元の漁業関係者らしき人に声をかけられた。
「今から一人で出るの?? は~~、へ~~、よっぽど好きなんだね~~」 キチガイと思われたのかもしれない。
「階段下りて準備するの大変だろう、すぐそこの港にスロープがあるからそこから出すといいよ。そっちのほうがラクだろう。」 優しい声をかけていただき、外は寒いが心のほうは少しばかり温まった。
海上は波と風は多少あったものの特に問題なく、エンジンも快調で程なくポイントへ到着。薄暗くなった18:00頃から釣り開始となった。
しかーし、、
約30分アタリなく、、厳しい釣りになるとの予感。
前回は最初ポツポツで18:30頃から入れ食いモードになったが、今回のやっとの1匹目はその18:30頃だった。
ここから、ポツポツとカサゴが釣れるようになったものの型はイマイチ。
19:10までに8匹のカサゴが釣れた。まずまずの20センチ1匹以外は小型だった。
そして、19:10以降は全くアタリが無くなってしまった。
たくさん釣れれば夢中になり寒さを忘れるものの、今回のようにヒマになると動きが減り寒くなるところ。しかし、今回は腹と背中に貼るカイロに加え、つま先用のカイロを使用するなどして万全な防寒のおかげで寒くなかった。
ただ手だけはどうしようもなく、アンカーを上げる時に濡れたロープに触れるので、常に濡れたフィッシンググローブが風に吹かれて冷たかった。それでも、かじかんでエサがつけられなくなるということはなかった。
さっぱりアタリがないので電気浮きやソフトルアーやら試したもののアタリは得られず、防寒対策には成功したもののお魚対策は失敗に終わったようで、アタリがないまま21:00を回ったところで納竿とした。
帰路の幹線道路上の電光掲示板が示す気温は3℃。やっぱり海水温が低下が貧果の原因だと勝手に結論づけることにした。
釣果
全てカサゴ。20センチ1匹、小型7匹。リリース小型1匹。8匹中5匹抱卵していた。
刺身は諦めて干物にした。きつめに塩をして(裂いた腹にも)、2、3日程度冷蔵庫で干して水分をしっかり落とすとけっこういける。