<金曜日の釣り>
東海地方を通過していった台風は、かなり大型ということらしかったが、それほど雨も降らず、近所の二級河川をのぞいて見ても、濁流なんてことは無く、全く普段と変わらない流れだった。
さすがに風は残っていたが、海へ行くわけではないので問題ないだろうということで、台風の余韻が残る中、目的の川へ行ってきた。
目的地は、九日前に初めて釣り糸を垂らした川。
ウナギ狙いのつもりが、開始早々に想定外の巨大スッポンが釣れて、それを持ち帰るためにバタバタしてしまいほとんど釣りができなかったので、再びウナギ調査である。
またスッポンが釣れる可能性があるので、クーラーボックスを準備していった。
大抵、いつもこの時間から。19:00頃よりエサのミミズをぶっこんでいった。
開始10分足らずでアタリがあった。
上げてみるとミミズの頭だけ食い逃げされていた。
その後すぐにアタリがあり、今度は針がかり。姿を見せたのは、、またしてもスッポン!しかし針から外れて逃げていった。
その後も順調にアタリがあるも、針がかりまでは至らない。ミミズの頭だけ食われる状態が多かった。
通常、ミミズの環帯(輪っか)のすぐ下から針を刺しているが、頭だけ食われるということで、ミミズが弱るのを承知して頭部に刺すようにしてみた。
ここではもう薄々気づいていた。エサ盗りはウナギの仕業ではないことに。。
そして再度のアタリ!
そして今度はしっかりと針がかりした。
上がってきたのは、前回の巨大スッポンには及ばないものの、立派なサイズのスッポンだった。
針を口から外そうと、10分ほど格闘した。ニッパを使って針を切断しようとしたりしたが、やや針を飲んでいたこともあり断念。ハリスを切って撮影。
とバタバタしていたら、別の竿に何かがかかっていた。
少々サイズダウンしたが、やはりスッポンだった。今度のやつは針を外すことができた、といってもお魚のように簡単にいかないが、、
攻撃が激しい、、
もうこれ以上釣れてきても困るので、急いで仕掛けを上げて撤収した。
ここまででわずか30分くらいのこと。
この川、、
まるでスッポン養殖場じゃあないか!
調査の結果からすると、どうやらウナギではなく、スッポンの川のようだ。
スッポンは大型青物と同じようにエサの頭部めがけて喰いついてくるみたい。針は返しを潰すかバーブレスフックでやるのが良いと思う。
首根っこをつかんで針を外そうと思っても、警戒心からかつかむほどの頭(首)は出てきませんね。
前回の巨大スッポンを泥抜きのため毎日水換えして、捌くタイミングを見計らっているところに、今回の2匹。これで計3匹に。もう当分この川へは行きません、というかいりません。
巨大スッポンの体重が気になったので計測。1.4キロ。今回釣れた2匹は、1キロと700gだった。