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2015年6月26日金曜日

伊勢湾夜釣り14(マダカと巨大アカエイ)

(木曜日の釣り)

梅雨入りしてから雨はほとんど降っていない気がしますが、翌日からはようやく梅雨らしく雨の予報のようです。この日はなんとか天気が持ちそうということで出撃しました。

梅雨らしく肌がじめつきます。風が終始吹いて、釣りがやりやすいわけではなかったのですが、許容範囲内といったところ。気になる潮回りは、長潮で干潮時刻は18:00頃でした。

19:30頃開始。セイゴ仕掛けをぶっこんでいきます。


計5本の竿のアタリを待ちます。

釣りをやっているのだから全く期待が無いわけではありませんが、予想通り


沈黙。。


アタリさえ無い。

早い時間帯はやっぱりエサ盗りが多いようだ。エサ盗りの正体はカニやらアナジャコやらの甲殻類と予想した。なぜなら、エサ盗りの正体が小魚の場合、竿先に設置した鈴がチリンと1回鳴り垂らしを食いちぎられることが多いが、まったく鈴は鳴らずにエサをボロボロにされたので、、

早い時間帯は虫エサをやめて、ドジョウかなんかにしたほうが良いかもしれないな。

開始から約二時間、やっと来ました。

21:25 マダカ

50センチはきれるかなといった、いいサイズでした。

その直後には赤ちゃんセイゴ。

こやつもエサ盗りの一味か~

活きエサにしてやろうかと思うも、針を飲んでいて死んでしまった。セイゴ釣りにセイゴのエサは成立するのか、、セイゴって共食いするのでしょうか?

その後、再び沈黙の時間帯が続くも、

23:20

 23:40

いずれもセイゴクラスも、遅ればせながら調子が出てきたようだ。

続いて、

竿がガチャーンと倒れた。

竿を手にして反応を聞いてみると、ものすごい強く重い引きだ。グイグイと小気味よく引くのでエイでは無さそうだ。これはスズキクラスの大物に違いない。

この獲物を逃してなるものか!と慎重にやりとりするも、

さすが大物、なかなか寄ってこない。


そして、


15分あまり要して、ようやくタモの射程圏に入った。


しかし、スズキ?はなぜか海底に張り付いて動かない、、?


さすがに、、姿を見せずとも正体がわかってしまった。。



エイかよ~(泣)



かなり気落ちましたが、目の前の巨大エイを釣り上げることに全力を傾けることにしました。

しかし、何度となくトライ&エラーを繰り返すもタモに入りません。

これは銛のような魚突きがないとダメだわ~、と諦めかけるも、



なんとかタモに収めることができました。


でか~ ひえ~


それにしても、なぜエイらしくもなく小気味よくグイグイと引いたかというと、口ではなく上側(背中)にスレ掛かっていたから。

この大物はペティナイフ1本では解体は難しいし、うまく解体できたところで、とてもクーラーボックスに収まりきらない。結局リリースとした。


19:30~0:30までの釣果


 マダカ46cm、セイゴ38cm、36cm、8cm

料理

最近はセイゴのキモをとり出すのはお決まりになってきた。新鮮なキモを生で美味しく食べられるのは釣りたてだからでしょう。(カワハギやギマの肝に比べてかなり生臭いですが)


マダカのほうはひと手間かけてタタキにしてみました。

2015年6月14日日曜日

知多半島ボート釣り2(キス爆釣)

(日曜日の釣り)

前回のボート釣りは三河湾側でしたが今回は伊勢湾側へボートを出しました。

キス釣りがメインですが頭の片隅にはマゴチがあります。この時期、マゴチが産卵のために浅場へ移動して来るので大型のマゴチを釣るチャンスだという。一昨日は運よくその恩恵を受けることができました。

釣り師Mさんと2名で行います。単独釣行に比べるとボート内は狭くなりますが、ボートの準備や片付けはたいへん助かります。

 5:40 出船準備完了

※ドーリーのパンクの原因は、エア注入口の弁の劣化で直しようがない状態でした。この際、ノーパンクタイヤの艤装を考えましたが時間が無いので却下。結局、タイヤチューブをネットで注文(送料手数料込みで2400円位だったか?)して、近所のセルフのガソリンスタンドでエア注入することができ復活しました。今後、頻繁にパンクもしくはパンク気味になったらノーパンクタイヤにしたいところです。


ボートを沖へ向かって5分ほど走らせ適当な場所でアンカーを降ろします。

風が吹いていないので波はまったく立たず、池のような水面で釣り自体はたいへんやりやすかった。肝心のキスの反応も良好でポイントを移動する必要がないといった感じでした。

まったく退屈することがなくキスが釣れてきます。3本針ですが1匹キスがかかるとあえて釣り上げずに追い食いを誘ったりして数を伸ばしました。


Mさんがホウボウの幼魚を釣り上げました。エメラルドグリーンというのか、カワセミを彷彿とさせる鮮やかな色彩。もちろんリリース。



キスは釣れますがマゴチのエサにしてはちょっと大きすぎるようなキスばかりといった感じ。

エサ用の小型キスが釣れんかな~と思いつつ、キスに追い食いをさせて待っていたら、突然、ドラグがジジ~と鳴りラインがグイグイと引っ張られ、5秒かそこらで手応えがフッと軽くなりました。

仕掛けを上げてみると、2匹のキスがついていたのですが一番上の針がブチ切られてました。マゴチがキスに食いついたようです。

これはエサを選んでる場合ではないぞ!早速、マゴチのエサにしては大き目なキスをセイゴ針につけてブッコミました。

しかし、その後納竿までマゴチ仕掛けにはアタリはありませんでした(泣)

それでも、本命のキスは順調に釣れました。早い時間帯のほうが反応はよかった。キスが喰わないとそのうちに小型のメゴチがやってきてエサがかすめ盗られるといった感じでした。

10:00を過ぎると風が強く吹き波が出てきました。ボートが上下に揺れなんだか酔い気味になって気持ち悪くなってきた。ちょうど帰りたくなった頃、エサを使い切り納竿。

5:45~11:30までの釣果

キス81匹、メゴチ4匹

頻繁に誘いをかけたのがよかったのか、入れ食いに近い状態でした。

キスは小型中心でもピンギスというほどのやつは少なかった。大型も少なかったですが。

2015年6月13日土曜日

伊勢湾夜釣り13(マゴチ初ゲット)

(金曜日の釣り)

雨こそ降っていないが、梅雨らしく非常に肌がジメついてくるような日。

川でのウナギ釣りか、それとも海へ行こうか、、ウナギも食いたいし迷いましたが、広い海のほうが多少はスッキリした気分で釣りができそうな気がするので海へ行くことにしました。

天気予報では晴れでしたが、釣り場へ向かう途中で突然の大雨。通り雨のようで15分くらいで止みました。釣りの最中でなくてよかった。この時期は雨合羽の準備は欠かせません。

19:30開始。


竿4本分をぶっこんでいきます。

この日は若潮で20:40ころが干潮という。

潮回りはかなり悪そうな気がしますが、釣りはやってみなくちゃわからないということで、、





しかし、






やっぱり?






竿にセットした鈴はが鳴るどころか微動だにせず、







2時間超、







まったく何も釣れず、、







エサチェックで上げてみると、



ワタリガニがついていた。ボーズを逃れたことにしていいかしら?



しばらくすると竿立てがガシャーンと倒れ、


アカエイが釣れました。

以前ばらしたエイよりかなり小型だったので、それほど強引にせずとも釣り上げることができましたが力は強いですね。

ここまで何かしら釣れていればアカエイはリリースするところですが、手ぶらではねえ、、毒を持つという尾っぽはハサミで切断して持ち帰ることにしました。

切断したアカエイの尾

これで一応ボーズは逃れたということにしておきましょうか。

竿についている鈴と言えば相変わらず無口なままで開始から4時間経った。釣れないしエサ余りのまま納竿することにしました。今日はエイ1匹だけか、、やっぱり潮回りが悪すぎたのだろうな、、

4本の竿を順番に片づけます。2本片付して、3本目の竿のリールを巻き上げると何かかかっている!?

小気味いい引きがあるのでエイではない。しかし巻き上げ途中で重いだけになったり。

明らかにセイゴやマダカではないし何のお魚だろう?釣り上げるまでその正体は想像できませんでした。

こ、これは、、



マゴチではないか!サイズも中々いい。全く狙っていなかったですが初めて釣りました。

「マゴチは1匹釣れたらその辺りに群れている!場合もある」と聞いたことがあるので急遽延長戦開始。

しかし、30分延長するも新たなマゴチからのコンタクトは得られず納竿。


19:30~0:00までの釣果




マゴチ48センチ、アカエイ、ワタリガニ2匹

エイ1匹でショボーンと終わるところで逆転のマゴチが待っていた。夕立の後に一気に晴れ間がさしたような、そんな気分で終わることができました。釣りはやってみなくちゃわからない!



マゴチを捌くと立派な卵巣が入っていました。浅場へ産卵に来たやつを釣っちゃった?胃袋をしごいてみるとほとんど消化されていない大きなカメジャコ(アナジャコ)が出てきました。

2015年6月1日月曜日

知多半島ボート釣り(キスとギマの刺身)

最近はあまり更新していませんが夜釣りには行っております。

車の横付ができる大河川河口では35センチのセイゴ1匹だけでした。釣りをするまでのアプローチは便利過ぎる反面、上げ下げとも流れが速すぎて釣りをやるには難しいポイントでした。

コンビニの窓にノコギリクワガタがとまっているような自然豊かな遠方への仕事があったので、これはいい機会だと、釣竿を車に積んで前夜発で夜釣りへと出かけましたが、、仔メバル1匹だけでした(泣)



(日曜日の釣り)

さて、今回は久しぶりのボート釣りです。キスを狙うのも久しぶりな気がします。

前夜の準備中、ドーリーのタイヤがパンク気味でした。唯一、タイヤの口が合う携帯バッテリーのコンプレッサー機能で膨らまそうとしたらパワー不足でエアを注入できませんでした。安物のバッテリーは2年で寿命か、、?

しかたないので、今回はドーリー無しで、


こんな感じで30メートルほど膨らましたボートを波打ち際まで運びました。荷物一式も波打ち際まで運ぶことになるのでメンドイですね。今後、ノーパンクタイヤでのドーリー製作を考えることにします。他に口が合う空気入れありませんかねえ。。

4:50 出船準備完了

最初は出船場所付近でやりました。1匹目は20センチ級のキスが釣れたもののその後はポツポツとピンギスばかりでした。今回はピンギス歓迎です。なぜならある料理を試したかったから。

途中、ギマが連発しましたが2匹止まりでした。

とにかくエサ盗りが多い!
エサ盗りの正体見たり


ツメタガイが釣れました。こいつが潮干狩り場を閉鎖に追い込んだ原因のひとつらしいです。なんでも肉食でアサリが好物だとか。波打ち際にも本体と卵塊が散見されました。やはり大繁殖しているということでしょうか。今回持ち帰って喰いましたが身が詰まっていて中々食べごたえがありました。

それにしてもピンギスがたまーにしか釣れない状況なので大移動しました。(15分ほどですが)

大移動は正解だったのかは微妙なところ。ピンギスばかりですが退屈することははありませでした。

前半はまずまず穏やかな海だったのですが後半は大荒れでした。


船酔いすることはないですがとても快適とはほど遠いボートの上下の揺れ、、早めに切り上げて出船場所に向かいます。大荒れの海上では低速運転を余儀なくされた。それでも30回ほどは波を頭から被りました。ボートの中はもう少しでクーラーがプカプカと浮くぐらい海水が溜まるほど(泣)

遊園地のアトラクションと思えば楽しいものと言い聞かせましたが、、とてもじゃない寒いわ!

5:00~10:30まで


ギマ2匹、キスはちょうど30匹でした。8割はピンギス。エサ盗りと思われる5センチほどのメゴチは3匹でした。(もちろんリリース)ゼンメ2匹もリリースしましたが小型であと1ヶ月もすればピンギスとともに食えるレベルに成長するでしょう。

今回はアタリは頻発もエサ盗りがほとんどでした。

料理

ピンギス歓迎の理由はこの料理です。

ピンギスの背越し

ウロコと腹をとって中骨ごと輪切りにして生でいただきます。調理がラク(手抜きともいう)で期待です。

いただきまーす。

う~ん、、やはり中骨がゴワつきますねえ、アユの背越しのようにはいかないようです。骨は飲み込めないということは全然無いですが、やはりひと手間かけてでも中骨は取り除きたい、、

改めて、
キスの刺身とギマの刺身

キスの刺身は、皮はそのままです。やはり口あたりはいいですね。ギマはカワハギと同じく刺身自体は特別の美味しさは感じませんが、キモをちょいと乗っけた途端に高級珍味へと昇格です。