ミニボートにはそれぞれ一長一短がある。
BIC245を購入してから一年弱。以来まったく出番の無くなっていたゴムボート。
もちろん、ゴムボートの出番が無くなっていたのには理由がある。短の部分が非常に大きかったからだ。
その大きすぎる短、短所とは準備と撤収に労力がかかること。
週一はボートを出すものにとっては一回の出撃で、
1. <ポンプ(電動又は足踏み)でボートを膨らます>
↓
釣り
↓
2. <電動ポンプ又は手で畳む>
↓
帰宅
↓
3. <ポンプ(電動又は足踏み)で膨らます>
↓
水洗い、乾かす
↓
4. <電動ポンプ又は手で畳む>
↓
片付ける
<>で囲った部分は、膨らませたりする必要のないFRP艇などに比べ、かなりの時間と体力が消耗されます。
計4回を合計すると、1回の出撃で、膨らませないミニボートに比べ、30分~60分程度の労力が余分に費やされることになります。
特に帰宅後の片付けは辛く、ゴムボートが乾くまでは畳めないし、ましてや乾かし途中で雨が降ってきたらやってられません(笑)。
報酬を得られる仕事ならまだしも、レジャーでは疲れが溜まるいっぽう。貧果やボーズの時にはそれこそやってれれません(笑)
そうは言っても、ゴムボートの長所である波に対しての抵抗力は侮れません。ゴムボートの短所を克服できればと思い、ゴムボートのカートップを試みた次第です。
↑まずは被せてカートップしてみた。オール受け諸々の出っ張りがあってやりにくかった。
↓こちら向きのほうが断然にカートップしやすかった。スピード控え目にして固定を万全にすれば問題なかろうかと。BIC245より約10㎏は軽いので(重量30㎏弱)、楽々と言っていい。
荷締めベルト二本で固定は問題ないでしょう。
さて、
本題のゴムボート用台車の製作です。
完成形から↓
台車にイレクターパイプで柵を取り付けただけです。
↓柵は接着せず取り外し可能。
駐車スペースから保管倉庫まで50メートルほどありますので、このような台車を製作しました。
これからは膨らましたまま保管しようと思います。出撃時は足踏みポンプを数回踏んで微調整すればいいでしょう。
やはり、BIC245に比べて一回り大きいので場所をとりますが、倉庫を片づることによってなんとか収めることができたので、ここはひとまず成功ということで(笑)
今後はゴムボートのほうも活用していきたい。陸地近くの岩場やテトラ帯は波に弱いが擦りに強いBIC245、沖合はうねりや高波にも強いゴムボート、と使いわけていきたいと考えています。