雨の心配は無いが陸地では風がピューと吹いていた。海上が心配だった日曜日のこと。
知多半島ボートと言っても正確には出船場所であって、目的地は伊良湖沖あたりだ。
ボートの全長は約3.5m、船外機は9.9馬力。いつもの二馬力艇が徒歩とするなら、自転車か原付バイク並みのスピードが出る。この装備なら目的地までそう遠くはないだろう。
補機として二馬力船外機を積む。ボート内は狭い。よってジギングタックルのみ。乗っけてもらっての二名での出撃です。
準備万全、意気揚々とボートを沖へと走らせた。
海はやや荒れ気味とは言え、しばらくは快調に進んだ。しかし沖合に出ると強風とウネリにみまわれた。
スピードを出すと海水をかぶるのでスピードは控え目で進む。それでも、時おり海水を被ってしまう。
目的地まであと1/3くらいのところまで来ていただろうか。しかし、この海況では危険、ということで目的地へ行くのを断念することに。ここで大ダイやヒラメやブリを釣る目論見は崩れ去った。自然には逆らえない。
仕方がないので比較的陸地に近いタチウオポイントへ向かうことに。
ほどなくして到着。
大型釣り船へ目をやるとタチウオが上がっていた。遠目で見てもわかるビックなタチウオだ。
しかし、ここの海も大荒れだった。ゴムボートではかなり厳しい状況、、、タチウオ釣りも断念。ここまで釣りができず。
結局、いつも二馬力で行くような近場でジギングをやったが、、アタリは得られず無念の帰還となった(泣)
また天候の良さそうな日を選んで出直しとしよう。
◇
クーラーの中は空っぽなので魚市場へ寄りイワシを買った。刺身にできるというので今朝上がったものだろう。
50匹ほど入っていて300円と言う捨て値だった。売れ残ったら廃棄処分にされるのだろうか。
イワシの刺身もいいが保存の効く酢締めにすることにした。
頭を落とし、内臓を取ってから手開きにし、塩を振って身を引き締める。
塩で締めたイワシを甘酢に浸け、数時間冷蔵庫で馴染ませて完成。
イワシの酢締め
新鮮なイワシはどう料理しても美味いが、ナマモノ好きとしては酢締めでしょう。美味し!