<土曜日の釣り>
気候がよくなってきたし、そろそろお魚ちゃん達は活発になってるかしら、、
天気予報をチェックすると天気はもちろんのこと、海上の予報も波、風とも無しという。
こりゃ行くしかないだろ!
そして、、
現地着。
車から降りてみると、ビュービューとかなりの海風が吹いていて天気予報は大ハズレ?やっぱりボート釣りの時は大雑把な天気予報ではなく、ピンポイント天気予報をみるべきだとつくづく思った。
居合わせた夜釣り(陸釣り)の予定で来ていた釣り人と少し話しをしていたが、竿を出す前に帰って行った。それ位強い風が吹いていた。
昼間ならまだしも夜釣りだからなあ、、しかもボート。しばらく様子を見ていても風は収まる気配はない。進撃か撤退か、決断の時は迫る。
せっかく準備して来たんだし、、、ええい!ままよ!
19:00出船準備完了
ぐずぐずしてたらすっかり暗くなってしまった。
実際ボートを走らせてみると、風はもちろんのこと、ものすごい”うねり”がボートを襲った。準備に手間のかかるゴムボートだが、浮力が強い分、転覆に対しては心強いのだった。
もしエンジンが動かなくなったら、とてもオールでは制御が効かないだろうなあ。引き返すなら今しかない。
でも、冬と違って南東の風が陸地に向かって吹いているので最悪沖に流されることはないだろう。再度、ええい!ままよ!
山でも海でもですが、現地に着いてから予想以上に天候が悪かった場合には、行く勇気よりも引き返す勇気が必要です。それが遭難事故を防ぐのです。オマエが言うか
なんとかポイントへ到着、ものすごいうねりの中で釣り開始。
今回は生きたモエビを持参したが、ボートの上下が激しくて針につけるのが困難そうなので、まずは付けやすいアオイソから。
一投目からカサゴがヒット!二投目、三投目と必ず釣れる。アオイソ1匹でカサゴ3匹だっていけた。エサが千切れない限り大丈夫。どうやらすっかり活性が高くなっているようだ。
しばらくはカサゴの入れ食いだった。いつも思うが日没後30分後位から(完全に真っ暗になった直後から)一時間位が一番よく釣れるような気がする。
メバルも釣りたいので胴突3本針でやったが、海草がすごくて根がかり連発だったので、結局は太仕掛けの1本針で落ち着いた。今回は残念ながらメバルは釣れなかった。
場所移動の時にエンジンは動いているのに推進力が無くなって一瞬焦ったけど原因はスクリューに巻きついたホンダワラだった。海面をライトで照らしてみると陸地から5メートルほどはホンダワラがビッシリだった。
うねりのほうは2時間でおさまり、万が一エンジンが動かなくなってもオールで帰還できるくらいの海況になったので一安心。
ボートの揺れも小さくなったので、ここでブクブクで生かしてあるモエビの出番。
モエビではポツポツと釣れた。実験の意味で色々なエサを試したが、アオイソは安定して釣れる。モエビはボチボチ。トリカワ、冷凍ハゼ、サバの切り身では釣れなかったので長くは試していないがエサとしてはかなり劣るようだ。
釣果
すべてカサゴで23センチ頭に23匹。リリースは無し。左の5匹は21~23センチクラス。
今回は最初は入れ食いで、その後はポツリポツリと言った感じでした。中々楽しめたのだけど、帰ってからのボート洗浄地獄に続いて、お魚捌き地獄が待つのだった。