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2020年1月30日木曜日

中古FRPボートを免許不要艇に(3)



前回の続き

添え木を外してみる。


ガンネル部分の接続FRP加工はまだなので、当然にして多少ぐらつくが、その他の接続部分は、内側だけのFPR加工でもしっかりと接続された。

次にグラインダーで、接続箇所の余分な部分をカットする。切りすぎないように気を付けつつも、ギリギリまでカットする。



↑一度にやると切りすぎる恐れがあるので、2~3回くらいに分けてカット。上の写真は1度目のカット。



カット完了。大まかな成型が終わった。

ガンネル部分の接続は後にして、ボート下部と側面の外側の接続部分にFRP加工する。


↑接続部分をグラインダーで研磨して塗装を剥がす。

↓FRP溶液を塗り、ガラス繊維を切って張り、再びFRP溶液を塗る。(FRP加工)


↑↓ボート側面と下部の接続部分は、隙間がそれほど開いていないので簡単に終わった。


問題の一番隙間が大きいガンネルの部分。


隙間が大きいので、アルミテープでは成型し辛い。よってエアコンパテを使うことに。



↑エアコンパテ完了。

手順としては、パテの上からFRP加工し、外側のFRP加工が終わったらパテを取り除き、次に内側をFPR加工する。

※FRP溶液は、硬化剤を混ぜてから20分以内を目安に使いきったほうが良い。20分を過ぎると硬化が進み使いものにならなくなる。この日もFRPを少々無駄にしてしまった。

※エアコンパテはFRP溶液で多少溶けていたが問題なさそう。

※FRPキッドの中に、FRPパテも梱包されているが、あまりに量が少なくてどうにもならなかった。小穴を塞ぐ程度の量だ。(100㏄位?)

さて、

パテの上にガラス繊維で厚みを増して成型していくのだが、最初はガラス繊維を小さめにカットして貼り付け面の凹凸を少なくしていく。

凸凹が無くなってきたら、最後にガラス繊維を大きめにカットして、ボートを繋ぐように張り付けると頑丈にきれいに仕上がるようだ。

凸凹面が大きいのに最初からガラス繊維を大きくカットして貼ると、エアを噛むしガラス繊維が片側だけ浮いてしまう。Rがきつい部分も同様だ。

場所によってはFRP加工を5工程(ガラス繊維5枚)くらい行い、しっかりと肉付けを行った。


~ 完成。

ボートは完全に接続された。




2時間後、ガッチガチに仕上がった。トランサムボードを取り付ければ、このまま大海原に出ても全く問題ない。

しかし、見た目が悪いままでは釣り好きSちゃんに突っ込まれそうなのと、自身のスキル向上?自己満足?のため、もう少し作業を行おう。

次回は、研磨してツルツルに成型した後、塗装し、アルミガードを取り付けて完成となる予定。

続く

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    頑張ってますねえ〜。
    ようやく形になりましたね。

    ただちょっと気になる事も有ります。
    FRPの接続部分の幅が無さ過ぎと思うんだけどどうなんだろう。
    ガラス繊維の布で周りと一体化しないとそこから割れそうな気がするね。
    その辺は大丈夫だろうか。

    ちょっとつっこんでみました(笑)。

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    1. こんにちは。
      ほとんど完成しました。後は見た目をマシにするだけですね。

      突っ込みありがとうございます。
      接続部分は両側とも2cm程度あります。要するに4cm幅のガラス繊維で一体化しています。ブログでは分かり辛いですがカッチカチで十二分に一体化しています。2馬力エンジンしか載せないし、ご期待に沿えず(笑)割れることはは考えられないくらい一体化しています。命を預けても問題ないでしょう(笑)

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