土曜日は、しばらく振りに寒さが身にしみる感じがしない、比較的暖かな日だった。
明日はどうかな? 翌、日曜日の新聞の天気予報を見てみる。太陽の後ろに雨(傘)というイラスト、、いったいどっちやねん!関西人ちゃうけど、、
ピンポイント天気予報を見てみる。0時過ぎからは小雨だが、明け方からはよくなるという予報みたい。気温も高めで、風、波とも穏やかという。(風と波は連動しているので、風が強くて波が無いという予報はない)
それならまあ、行っちゃいますか!ということで、今年初のボート釣りを決行することに。
実際、現地の海況は、予想を裏切ることはなく「凪」だった。
冬場のスキーや登山は、風が強く吹いても体を動かしているかぎり寒さはそれほど感じないが、ボートの場合は身動きがほとんどとれないので、いくら着込んでいても、気温以上に風による体感温度の低下が問題。もちろん、ボートのとり回しも。
今回は快適にボート釣りをすることができた、、が、、
まだ薄暗い6:30頃にフィッシング開始。
根魚は暗いうちが勝負!
あれ?
う~ん、、久しぶりのメバルだったが、、、10センチに満たないマイクロメバル、、
これはいい!
22センチのカサゴ
しかし、その後はアタリがなく、リリースサイズのカサゴ1匹とナマコが1匹だけ、、
ボートはおろか、陸地に目をやっても誰一人釣り人はおらず、、
ここでバンバン釣れれば、自然を一人占め、至福の時間ということになるのだろうが、、
世の中そんなに甘くなく、、
釣り人が居ない=釣れないから来ない、、当然といえば当然だと、ネガティブにしか考えられなくなった頃、、
あまりの釣れなさ加減に、釣りの神様が気の毒に思ったのか、、
ボートの脇を瀕死の状態のセイゴが水面をふらふら~ と泳いできた。
素早くネットを取り出し、そ~っと掬う。
ボートで何度となく出撃しているが、魚を掬うのは初めてのことだった。
31センチのセイゴ
(口元にはヒルのような生物が)
もし、他にたくさんの瀕死のセイゴが水面下をフラフラしていたら、とても気持ち悪くて持ち帰らないけど、そんな様子はなかったので、ありがたくいただくことに。結局、火を通すどころか、刺身にして喰らうという、、美味かった!
セイゴ掬いの後はアタリは無く、、
あまりに釣れない釣れそうにないので、久しぶりに水中カメラで海底の様子を覗いてみた。
お魚の姿は無く、ヒトデ多数とナマコしか映らなかったので、今回はキッパリと早めに釣りは切りあげ帰還した。
釣果
掬ったセイゴと偶然引っかかったナマコは、もちろん釣果とは言えないです、はい、、