(水曜日の釣り)
これまでの夜釣りと言えば、日暮れ頃から開始して深夜に向かって行う、夕マズメパターンが恒例となっていました。
しかし、前回の夜釣りでは、深夜から開始して夜明けに向かって行う、朝マズメパターンを試みました。
今回は、前回と同じく、朝マズメパターンで出撃です。
おそらく、新聞配達員よりも早起きだったでしょう。寒さに耐え、眠い目をこすりながらも、予定通りの2:30には海上で釣り糸を垂れていました。
防寒対策のために厚手の靴下二枚重ねでウェーダーを履いたのですが、キツキツパンパンで、まるで足首が固定されたような(スケート靴を履いたような)状態でした。
足首の角度が自由に代えられないとどうなるかと言うと、足が踏ん張れないので、狭いボート内で身体の向きを変えるのに大変苦労します。ま、足首だけじゃなく、上半身下半身とも着膨れ状態なのでなにかと動き辛かったのですが。
こうなると、薄手の高機能なスーツが欲しくなります。たしか去年の冬の夜釣りでも同じことを思ったような?
さて、釣りのほうは、最初はカサゴがポツポツと釣れ、徐々にペースアップしてカサゴがほぼ入れ食い状態になりました。
カサゴは良く釣れるので17センチ以下はリリース。
カサゴラッシュの中、今までとはひと味違う強い引きが!
30センチは超えてそうなアイナメが釣れました!
スマホでパチリとしてみましたが、やはり深夜のボート上での写真は難しかった。
これは尺アイナメいったでしょう。略して尺ナメだ。
その後、潮の流れが早くなってきた。潮下にエサを落とせば、ラインが斜めとなりエサが自然に漂い期待が持てる状況。
そして、今までとは違い力強い引き!カサゴ入れ食いの中、今度はマダカが顔を見せてくれました。
ここはチャンスとばかりにルアーで狙いにいきます。
2~3投すると、グンとヒット!
上がってきたのはマダカではなく、、、想定外のタチウオでした!
来年の目標に、まだ釣ったことがないタチウオを釣るというのがあったのですが、今年残りわずかなところで釣れちゃいました~、嬉しい誤算です。
でかいタチウオをクーラーに入れ、すかさずルアーを投げると、再びグン!
こりゃ、タチウオの群れがまわってきているようだぞ!たくさん釣ったとしてもクーラーに入りきるかしら?
しかし、突然、ふっと軽くなり、、、バレた?いや、それどころかルアーの重みさえ無くなっている。
なぜに、、、?
あっ、そりゃそうだわなあ、、、調子にのりすぎました~
適当な予備のルアーも、頑丈なラインも無いし、再び鋭いタチウオの歯でルアーごとラインを切られても悲しいので、ここは泣く泣くルアー釣りは断念しました。
その後はカサゴしか釣れず、空も明るくなり、新たに来た釣り船と入れ替わるように帰還しました。
無事に帰還。
オールの位置が邪魔だし、ゴムボに比べ船内が狭いので何かと不便だった。まだまだ工夫の余地あり。
◇釣果
アイナメ31.5cm、マダカ44cm、タチウオ82cm(指3本)、ウミタナゴ、カサゴ22cm以下19匹
リリースはカサゴやムラソイ15匹位。
◇料理
タチウオは、刺身、塩焼き、骨せんべいにして食しました。
今までスーパーなどで買ったタチウオの刺身を食べたことありましたが、生臭くてイマイチ、塩焼きもイマイチの印象でしたが、今回で印象ががらっと変わることに、
新鮮なタチウオは極めて美味し!