以前に紹介したコンクリートブロック池に、物理ろ過設備を追加することにした。
今まで、この池では主にウナギを飼育しており、溶存酸素量や透明度などの厳しい水質は求められなかった。
実際、そんな濁った池でウナは1匹たりともお亡くなりになることはなく、全てまな板の上(もしくは冷凍庫)で蒲焼きになるべく、天寿を全うされました。
今シーズンからは上中流域のお魚達を飼育するので、ある程度の透明度が必要。中々気温は上がらないが、日差しのほうは強くて、最近池の水の透明度が急に落ちてきた。
リセット(前回の動画はリセット直後)してから間もないこともあり、バクテリアがまだまだ安定していないだろうが、どうにも水が緑がかってきたので、物理ろ過という設備を追加することにした。
設備といっても、要はオーバーフロー水槽と同じものを作るだけですが‥
飼育池からオーバーフローされた水を、ろ過槽内に、買い物カゴを使って物理ろ過する。
買い物カゴをふたつぶら下げ、ろ材はウールマットをたっぷりと敷く、その上には大磯の細目(6kg程度)を洗濯ネットに入れた。
洗濯ネットは目の粗いものは結構丈夫ですが、目の細かいものは耐久性が低い↑ので注意が必要。今回は3枚重ねにしました。
VU50パイプに複数穴あけしてシャワー上にする。市販品の上部ろ過と全く同じことをする。
完成!!
しかし、荷重オーバーにて鉄筋がかなりしなってしまったので、とりあえず複数の鉄筋入り乱れ状態で補強。もっと鉄筋を太いものにしなければ‥
水も均等に滴り落ちている。
その他に、
底面の汚水の吸い上げは、サイフォン式で、、
蛇口を飼育槽の水面より下にすれば、蛇口をひねればいつでも水が出る。出てきた底の汚い水は家庭菜園に利用できる。
これで少しは透明度が上がってくれるといいけどなあ(半信半疑)。
透明度対策である、池にフタをした状態もまたいずれアップします。需要あるのか?
※追記
・パームマットは40日経った時点でバラバラになり始めた。これは失敗。
・洗濯ネットに入れた細目の大磯も失敗。まず重い。それと洗濯ネットに藻が付いて、水が大磯へ浸透しない。(横へ滑り流れて、ろ過の意味なし)
↓現在はウールマット(5枚重ね)だけに変更した。今後大きい粗目ウールマットを見つけてセットしたい。
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