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2014年5月23日金曜日

天然大ウナギの蒲焼き

前々回のウナギ釣りであげた巨大ウナギ。水槽に生かしてあったのだが、本日、蒲焼にして頂くことにした。

まずは大型の発砲スチロール容器に保冷剤と水を入れて冷水を準備します。


水槽から掬い上げたウナギを冷水の中に入れると、いっぺんに真冬の低活性なお魚状態となり、ほとんど動きがなくなります。いくら脱走の名手といえども変温動物の性には抗えません。




冷水から出して新聞紙でヌメリとり。

ゴシゴシとやっていると、さらに動きが鈍くなっていきます。ヌメリ取りといっても主目的は捌きやすいように弱らせるためなので、適当なところヌメリ取りを終わらせます。

ほとんど動かなくなったので、気になる巨大ウナギのサイズを計ることにしました。



体長は76.5センチで、体重は900gでした。体重を量ったのは初めてですが、体長、体重ともレコードに間違いないです。

※まな板は以前にウナギ用に自作したやつです。自作と言っても単に硬い素材の板を切ったものに、目打ち部分の柔らかい木を連結しただけですが…


下準備のおかげで、目打ちをしても暴れることなくそれほど動きません。


包丁の刃を入れると流石に暴れますが、冷水とヌメリ取りがなければ、暴れ具合が半端なくて素人の自分ではうまく下すことはかなり難しいと思います。

なんとかかんとか下すことができました。


開いてみるとその大きさが際立つ。


せっかくの天然大ウナギなので、少々手間がかかりますが炭火で焼くことにしました。



素焼きの後は、毎回継ぎ足し継ぎ足しするウナギの頭の出汁のきいたタレをつけて仕上げました。(老舗ウナギ屋と同じと言いたいわけです。)


では、いただきまーす。




炭火で焼いていた時からもわかりますが、脂ののりがすごい!、、、そうは言っても決してくどいというわけでなく、その巨大さから大味というわけでなく、

うちは注文があってから捌くので時間かかりますぜ!こだわりのウナギ屋よろしく、今しがたまで生きたものを捌いたせいか適度なプリプリとした弾力があり、、、



美味し!美味しだ!!

それにしても何という身の厚みでしょうか、贅沢極まりありません。

何を持ってして完璧な蒲焼きというのかわかりませんが、とにかく完璧な美味しさでした。

苦労しておこした炭火を、巨大とはいえたったウナギ1匹焼いて、やっと安定した火力となったところの炭火を消してしまうのはなんだかもったいないな~なんて思ったりしたものの、

この美味なる天然ウナギを食べることができた後には、そんなことはどうでもいいと思えてしまうのでした。

4 件のコメント:

  1. こんばんわ。
    極太ウナギ、美味しそうですね。
    そういえば、私も長いウナギ釣り人生で、一回だけ同じぐらいのサイズを釣った事があります。

    ここまで大きくなったら大味なんだろうなあ、と思ったら、どっこいそうではなくめちゃ美味しいんですよね。
    ブログを読んでいるとその美味しさがすごく分かります。
    大文字にしているぐらい感動した、と言う事ですよね(笑)。

    いやあ・・・・・、ごちそう様でした(笑)。

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  2. おはようございます。

    この大ウナギは今まで釣った中では、長さもそうですがダントツに太かったです。ウナギを捌くのはヌメヌメしたりして少々手間ですが、美味しいウナギが食べられると思うと手間が手間でなくなりますね~

    もう少しで1キロでしたので、1キロ超えの大ウナギを狙ってみたいと思います。

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  3. ペットボトルが寝た画像で…ようやく驚異のサイズを理解しました。
    オリジナルまな板もお見事♪
    こげな旨かもん、独り占めしてはいけませんっ!(笑)

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  4. こんな大ウナギは初めて釣りました。実物を見たら、何コレ!と言わずにはいられないことでしょう(笑)
    そう言えば、まな板はアナゴでも活躍しましたので、ウナギ用というわけでなく、長もの用まな板でした。

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