自宅より最短徒歩二分という手軽さから、三年前までは、時に毎日のようにウナギ釣りへ通った二級河川。
今回は久しぶりに、3、4年前当時この川で最も釣果が上がったポイントへと向かうことにした。スーパーカブで走って5分という手軽さである。
当時、この川で自分以外にウナギ釣りをする者はほとんどおらず、まさに独占状態だった。釣果もそれなりにあった。
しかし、だんだん同類の釣りバカに知れ渡るようになり、それに伴い釣果も落ちるようになった。所詮、川幅の狭い街中の二級河川。ポイントがそれほどあるわけじゃないので、この川で糸を垂らすことはほとんど無くなっていた。
非常に蒸し暑いこともあり、車を走らすのはなんだか面倒な気分だったので、久しぶり近所の川を選んだ次第。
粘る気なんてさらさら無し。最もウナギが釣れる確率が高そうな19:00~19:30の短時間勝負で、まさに手軽さ最優先の釣行である。
19:30の早上がりの予定なのでライト類は要らない。
おっ!わずか3分後にウナギがかかった!
しかし、、40センチくらいか、、
とても蒲焼にはできないサイズだが、、
育てればなんとか?というわけで、前回釣った45センチクラス2匹が元気に泳ぐ、蓄養水槽へ行ってもらうことにした。
育てればなんとか?というわけで、前回釣った45センチクラス2匹が元気に泳ぐ、蓄養水槽へ行ってもらうことにした。
その後、すぐに釣り人3人組がやってきた。月曜日なら人はあまり来ないと思っていた。当時なら考えられないことだが、やっぱり広く知れ渡ってしまったのだろう。
その後はアタリもなく、予定通りに19:30納竿とした。
話は変わり、
ウナギの泥抜きの効果について、、
よく一週間ほどきれいな水でウナギの泥抜き(泥吐き)をするといったことを聞きます。泥抜きなんて、せいぜい糞を出したり胃袋の泥を吐かせるだけで、実際に食す身に染み込んだ泥臭さまでは抜けないんじゃないか?
2、3ヶ月以上ならわからんでもないが、わずか一週間では身の臭みにまで影響はなく、気休め程度で変わらないんじゃないか?、、自身はそう思ってまいした。(諸サイトにもそう記してあったり)
この街中を流れる、微妙な水質の泥臭そうな二級河川のウナギなら検証するにはうってつけだろう。実際に試してみた。(3、4年前のこと)
釣ったばかりのウナギを蒲焼にした。尾ビレに近い辺りはやや泥臭かった。釣りたてのウナギは2回食べたが、やはり尾びれ付近がやや泥臭かった。
そういうこともあって、その後、この川で釣れたウナギは、なるべく水槽で、数日もしくは一週間以上活かしてから蒲焼にするようにしたら、まったく泥臭さを感じることは一切無かった。
検証というにはあまりに心もとないですが、経験談として、清水による一週間の泥抜きは有効だと感じました。