ページビューの合計

2014年6月2日月曜日

日本海ボート釣り3

<日曜日の釣り>

夜明けが早くなった。3:30過ぎなら充分出船できるくらいになっている。今回は遠征ということもあって、すっかり明るくなってから準備にとりかかり、やや出遅れ気味といった感じのスタートとなってしまった。

 5:30出船準備完了

大物狙いということもあって、一目散にボートを沖へ飛ばして水深を稼いでいく。初めての出船場所ということもあり、適当なところを広く流してポイントを探る。

魚探が示す水深50メートルを超えたところでエンジンを止め、タイラバを投下して釣り開始。

朝方は南の風が吹いていて、ボートは北北東へどんどん流された。タイラバは120gの大型なものの、着底した時にはずいぶんラインが斜めになってしまっていた。

 6:00頃

10:30頃

今回は、その場所場所によるのだろうが、時間が経つにつれ風がおさまっていき、霧が出たり池のような水面だったりの海況だった。

タイラバをひたすら落としては巻き、落としては巻きを繰り返すこと30分あまり、、

アタリだ!ひと呼吸おいてから竿を立てて聞いてみると、グイグイっと生命反応があり、どうやらしっかりとフッキングした模様。

最近ハマチの強烈な引き知ったので、その引きから大型青物ではないのは間違いのないところだが、いったいどんな魚がかかっているのかは検討がつかない。

水深50メートルでも、流されてラインが斜めになっている分、実際は60~70メートルくらいは巻いているかも?ひたすら巻いて巻いて、やっと水面に姿を現したのは、いいサイズの根魚だった。

無事、ネットインしてその魚体をまじまじと見てみる。アズキマス(アコウ、キジハタ)かな?ちょっと違うな。30センチは軽く超えているのでカサゴではないだろうがカサゴ系のなにかといった感じだ。帰ってから調べてみよう。

ボーズを逃れてホッとしたのと同時に、当然にして次なる期待が高まる。

これで釣れたのだから、、、再びタイラバで釣れるのを信じて、投下&巻きを繰り返すこと約1時間、、

小さなアタリを感じた!一呼吸おいてから聞いてみると、グイッグイッと生命反応。よし!

リールを巻き上げていて判るのは、大型青物ではないことと、その重みから先ほどよりはるかに大きい獲物であるということだけだ。

巻いて巻いて、ひたすら巻いて、

やっと水面に姿を現したお魚を見て、でか~!

無事にネットイン。その姿を見て改めて、

ひえ~ッ!でか~!!

アオハタ

去年、一匹だけ40センチくらいのを釣っていたのでアオハタというのはすぐにわかった。去年釣ったやつも相当だったが、こちらのほうが一目みてサイズが違う印象。

この時点でまだ8時前であった。もう早上がりしてもいいくらいの大物が釣れて満足気味だが、、欲深い釣り人は、もう1匹だけもう1匹だけ、、、と釣りは続行する。


タイラバのフックにハマチのアラの切り身を (銀ぴかの皮付きのところ)を付けていたのがよかったのかしら?こんなの邪道だ!インチキだ!という勿れ。

まあ、実際にハマチの切り身効果があるかどうかわからないが(ハマチを付けてなかったらもっと釣れていた可能性だってある)、これで大物が釣れたのは事実なので、引き続きハマチの切り身のスカートのタイラバを落とし続けた。

あとはマダイでも釣れたら言うことなしだな!という気でいたのだが、時間が経つにつれ、なんでもいいから食いついてくれ!という心境へと変わり、、ついには諦めた。納竿までの3時間は全くアタリがなかった(泣)。

結局、11:00までやったのだが、この頃になると半袖1枚でも暑くてしょうがないくらいだった。この日は名古屋でも最高気温は34.5度までいったらしく、特別に暑い日だったようだ。


久しぶりのスロープからの出船でラクできたし、こうして現地でボートを洗ったので帰ってからのボートの洗浄と片付けがないと思うと、精神的にも肉体的にもラクラクだった。日差しが強いのであっという間にボートは乾いた。

よし、ラクできたぶん、いっぺん高速を使わずに下道オンリーで帰ってみよう!

遠かった、、渋滞らしいものはなかったものの、実に3時間半を要したのだった、、


釣果
ウッカリカサゴ37センチ、アオハタ50センチ

ウッカリカサゴ、、、その飛び出した目玉のおかげでかなり外見はユニークな印象。名前も同じくユニークであるが、ちゃんとした正式和名のようである。うっかりしてカサゴと見間違ってしまうからその名前が付けられたのだろうか。

アオハタはよく肥えていた。このたった1匹の大物が釣れたことは大きかった。

今回は、後半は全くダメダメでしたが、なんとか大物が釣れたので上出来といったところでしょうか。

2 件のコメント:

  1. こんばんわ。

    精力的に活動していますねえ、関心関心。

    私の方は、夜釣りに行くし仕事はきついし、もうヘロヘロになっています。
    若い時なら、明日もボート釣りに行くだろうと思います。
    歳は食いたくないですわ。

    ところで、アオハタの食味はいかがですか?
    ハタの仲間なので美味しいに決まっていますが、私は食った事が無いです。
    う〜ん、日本海のボート釣り、良いですねえ。

    それと、スロープが使えるところが有るんですね。
    それなら楽で良いですね。
    やっぱり通って色々と現場を見る事が大事ですね。


    返信削除
    返信
    1. おはようございます。

      アオハタは刺身で、そのアラ(頭と中骨)は唐揚げにしました。

      アオハタは昨年釣ったものより一回り大きかったせいか、かなり脂がのっていました。刺身を醤油につけると、醤油に脂が浮いてくるのわかります。

      身は真っ白な白身で、厚切りにすると噛みきれないくらいのモチモチだったので薄づくりがいいかもしれません。美味しいと評判のアズキマスは喰ったことないですが、図鑑にはアズキマスと同等の美味さの高級魚だと評してありました。

      唐揚げは頭の部分を食べると、ゼラチン質が多くてたいへん美味かったですよ。ゼラチン質を生かして刺身は皮を剥がずに炙りにしてもよかったかもしれません。

      ウッカリカサゴも美味しかったですが、アオハタはウッカリカサゴのワンランクかそれ以上の評価は納得です(笑)

      スロープが使えそうなところはほとんどないと思われます。この場所も他と同じようにいずれ使えなくなるかもしれませんねえ。

      削除