一回目はエアフロアのエア漏れ、二回目はボート本体の浸水という二度の初期不良にみまわれ、ようやく二回目である本体の浸水の修理が終わり、メーカーからボートが届いたのは一週間前。
さすがにもうボートの不良は大丈夫だろうと、釣りの装備をして海への初出航。
選んだ地は名古屋から車で二時間半のK半島の海。かなり遠いところだけど内湾で波も穏やかそうだし、都会から遠ければ遠いほど魚も濃いのではないかな?と。
まずは海でのボート釣りに慣れるのが第一だけど、初出航だから特に魚に出会いたい(ボーズは避けたい)ので遠くの地までやってきたのだ。
出航準備完了(5:30) |
漁港をあとにする |
ここまでは順調だ。とにかく今日は無事戻ることができればいい。魚が釣れたら尚更いい。
ポイントは知らない。まず、海釣り自体あまりやったことがない‥
因みに釣り装備のスペックは、スピニングリール(糸付き)と竿のセットで1480円。いわゆる大型店の廉価品で、初心者向けのセットとか、ちょい投げセットとかいって売られているやつの類だ(泣)
リール竿はこれしか持っていないのだ。でもボートは買ったのだ。文句あるか
オマエはいったい何を狙いに釣りにきたのか?と問われれば、
特にはないが、とりあえず小物かな。なんでもいいけどキスとかベラとか?いろいろな種類の魚が見られたらいいかな、って感じ。
ポイントは全くわからないので他のボート釣りのそばでアンカーを打つ。
水深は15mだった。(アンカーロープに印しがつけてある)
早速、イシゴカイをつけて仕掛けを投入~
ぐぐっ
竿先がしなる
おお~
いきなり釣れたぜ!
アカササノハベラ
幸先よかったが‥
その後はハリス切られまくりで1時間近く釣れず。
ようやく釣りあげたのは、
キタマクラ(雌)
ハリスを切るのはフグの仕業だろう。
図鑑には、「物騒な名だけど愛嬌のある顔をしている」とある。ハリスを切る憎きヤツだけど、たしかに愛嬌がある。
ハリス切られるばかりで、全く釣れないので場所移動することに。
ここではやくも第一のトラブル。
アンカー(1/2コンクリートブロック)を引き上げるも、アンカーがまさか?の根がかり。
どうやっても取れない。
まさか?とかいいつつ、ネットで勉強していたおかげで一応は想定内。用意していたナイフでアンカーにつながるロープを切った。
ああ~ 重しを失った‥ ここからは流し釣りでやるしかないのだ。
アンカー無しだと、内湾とはいえどんどん沖に流される。
それでも、
釣れた!
沖に流されたおかげか小サバに出会えた。
(後編へ)
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